大山顕の作品一覧

「大山顕」の「工場」「工場萌え」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • マンションポエム東京論
    4.1
    1巻3,080円 (税込)
    東京はポエムでできている。 空と緑の都市に咲くあだ花か、アーバンライフの幻想か。 マンション広告のコピーに託された〈東京〉の正体を読む。

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  • 世界は団地でできている 映画のなかの集合住宅70年史
    4.5
    戦後の住宅インフラを支えてきた団地。日本においても、戦後すぐは先進的な生活の象徴として、現代では20世紀へのノスタルジーの対象として、70年以上にわたってあらゆる世代の人びとがこの集合住宅に想いを託してきた。そうした時代の流れは団地が登場するフィクション=「団地作品」にも反映されている。 本書では15年にわたって団地作品について語るイベントを50回開催してきた集団=「団地団」が、団地作品の歴史を通覧。社会、風俗、家族、ジェンダー、創作などさまざまな観点から、戦後社会の変遷とフィクションの役割を考える。 【著者略歴】 団地団(だんちだん) 団地トークユニット。2010年結成。ライター・編集者の稲田豊史、写真家の大山顕、脚本家の佐藤大、漫画家の妹尾朝子(うめ)、ライター・編集者の速水健朗、小説家の山内マリコが中心メンバー。著書に『団地団 ベランダから見渡す映画論』(キネマ旬報社)。2025年3月12日から8月24日にかけて高島屋史料館TOKYO 4階展示室で「団地と映画――世界は団地でできている」を開催。
  • 撮るあなたを撮るわたしを 自撮りとスクショの写真論
    4.7
    1巻1,562円 (税込)
    気づけは猫の写真ばかり撮ってしまうのは、なぜ? 高性能化するスマホのカメラ、SNS、生成AIの登場。 まったく新しい視点を私たちに授け、 存在そのものも変化し続ける 「写真」とはそもそも何なのだろうか。
  • 新写真論 スマホと顔
    -
    1巻2,376円 (税込)
    もしかしたら写真は人間を必要としなくなるのではないか 写真は激変のまっただ中にある。 「写真」という用語をあらためなければいけないとすら思っている。 これはスマートフォンとSNSによってもたらされた。 その象徴が自撮りだ。--「はじめに」より スマートフォンは写真を変えた。 だれもがカメラを持ち歩き、写真家は要らなくなった。 すべての写真がクラウドにアップされ、写真屋も要らなくなった。 写真の増殖にひとの手は要らなくなり、ひとは顔ばかりをシェアするようになった。 自撮りからドローン、ウェアラブルから顔認証、 ラスベガスのテロから香港のデモまで、 写真を変えるあらゆる話題を横断し、工場写真の第一人者がたどり着いた 圧倒的にスリリングな人間=顔=写真論!

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  • 工場萌え
    4.1
    1巻2,090円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気ブログ「工場萌えな日々」の美しい工場写真と、脱力感あふれた魅力的な文章でおくる、工場萌えさん待望の一冊。グラビア特集と全国各地の鑑賞スポットの紹介の二本立てで工場萌えの境地を堪能。

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  • リコーイメージング PENTAX K-1 完全ガイド
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 待望のPENTAXフルサイズ3,640万画素機「K-1」の魅力と使いこなしテクニックが満載。人気写真家による作品でK-1の実力がすべて分かります。  K-1は3,640万画素フルサイズによる精緻な描写力、超高感度ISO 204800による暗部描写、5軸&5段手ブレ補正機能(SR 2)、防塵・防滴機構、エストラシャープネス、Real Resolutionシステムなど、PENTAXの最新技術のすべてを詰め込んだカメラ。その魅力を探るために人気写真家4人(吉村和敏、中西敏貴、大山 顕、洲崎秀憲)の撮り下ろしギャラリーと使用感のレポートで、K-1がどんなフィールドでも活躍するカメラであることを紹介します。さらに、K-1の注目機能をピックアップしてその効果と使い方を写真付きで解説。単なる機能解説ではなく、どのようなシーンで使うと効果的なのか、実写作例を交えて視覚的に分かりやすく紹介しています。そのほか、完全ガイドシリーズでおなじみの6シーン別撮影テクニック(自然風景、旅スナップ、工場夜景、長時間露光、ポートレート、航空機)と、最新のFAレンズやAPS-C用DAレンズを含めた11本の交換レンズレビュー、開発者インタビュー、RAW現像テクニックなど、K-1のハードとソフトが100%理解できる1冊にまとめました。
  • ショッピングモールから考える 付章 庭・オアシス・ユートピア
    -
    1巻304円 (税込)
    現代人の欲望が詰まった、ショッピングモール。先進国の都市空間の多くが、ショッピングモールをモデルに設計されている。今、ショッピングモールについて考えることは、現代人が都市空間に何を求めているかを考えることなのだ。本章は、「ショッピングモールの自然」がテーマ。ショッピングモールにある自然とは、擬木、部材のような植物、折鶴など、人間が作り出す都合のいいものばかり。そこあるのは、人間の自然に対する、身勝手で倒錯した欲望だ。ショッピングモールと都市の意外な姿が浮かびあがる! ※本作品は幻冬舎新書『ショッピングモールから考える ユートピア・バックヤード・未来都市』に所収されている「付章 庭・オアシス・ユートピア」のみを抜き出した電子書籍です。「まえがき」「まえがき追記」「第1章 なぜショッピングモールなのか?」「第2章 内と外が逆転した新たなユートピア」「第3章 バックヤード・テーマパーク・未来都市」「あとがき」「ゲンロン版あとがき」は含まれませんのでご注意ください。
  • 工場
    -
    1巻764円 (税込)
    『ダム』と同時に、巨大建造物ブームを牽引した土木エンタテインメント写真集『工場萌え』。その著者の一人、大山顕によるオールカラーの文庫オリジナル作品。四日市、川崎、北九州、千葉、愛知、富士、広島、八戸、鹿島の全国9エリアを巡って撮りためた写真に、書き下ろしの解説を加えて構成。工場の楽しみ方や訪れ方など記事も充実。これまでの作品とは異なるアングル満載で、工場の新たな魅力を伝える一冊。

ユーザーレビュー

  • マンションポエム東京論

    Posted by ブクログ

    団地育ちで団地大好きな私は、大山顕さんの本が好き。今回は、「マンションポエム」(これは、太山さんの造語!)という、マンション売り出し時の広告の言葉、あたかもポエムの如き文言を観察したもの。マンションは、購入時にはまだ建っておらず、モデルルームと「マンションポエム」を元に、イメージして購入を決定する。そのため、そのマンションのイメージを、その土地や街等のイメージから、いや、その街のイメージすらも制作して購入者の気持ちをあげる役割を果たす。質や構造についてではなくイメージ。それが非常に面白い。特に土地に対するイメージ合戦、ステータスの高い地名をどう利用するか、ここで暮らす生活スタイルの、ここで暮ら

    0
    2025年12月18日
  • マンションポエム東京論

    Posted by ブクログ

    マンションをさまざまな角度から雑多に
    解体していて面白い。

    マンションポエムとは、
    何を言うかではなく、何を言わないか。

    知っているマンションがたくさん、いろいろな形で出てくるのでさながら戦国時代の大河ドラマを見ているかのようだった。あいつがこの文脈で登場するのね、こう言った話の展開の仕方をするのね、と。

    どこまでが京都か、論は部落差別の根強い地域では流石に御法度かと。。

    0
    2025年12月13日
  • 撮るあなたを撮るわたしを 自撮りとスクショの写真論

    Posted by ブクログ

    大山さんの文章、好きだなあ。スマホで写真を見ることが普通の今、時代や文化、写真やカメラやSNSなどの特性や仕組み、様々な視点から分析されていて、「確かにそうだな」「その発想はなかった!」と考えさせられることが多く、全く飽きない。私は写真を見るのが好きだ。SNSの写真や、写真メインの本などで写真に触れて、楽しんでいる。写真を撮ることも人並みにある。でも、そういうとき、私は、写真そのものついて、あんまり、というかほとんど、というか全く、考えていない。だから、この本を読んで、写真の世界って…面白!!となった。国境を超え時代を超え、数えきれない人を巻き込んで、何度も形を変えながら、変えられながら、日常

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    2025年12月11日
  • マンションポエム東京論

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ゆる言語学ラジオから。

    後半ちょっと難しくなってきて読み飛ばしてしまったところもあるけど、マンションポエムっていう概念も、そこに着目するところもおもしろかった。
    ・マンションは立地ありき
    ・独特の表現(刻、棲む、澄む…句点の使い方。)
    ・「都心」は限られた場所しか使えない

    にしても東京の不動産ってすごい価格なんだなー

    東京を方角ではなく、吊り革につかまって何分かで把握しているというのも面白い。話の広がり方が独特だけど、独自の視点でおもしろかった。

    0
    2025年12月13日
  • 世界は団地でできている 映画のなかの集合住宅70年史

    Posted by ブクログ

    大山 顕 佐藤 大 速水 健朗 稲田 豊史 山内 マリコ 妹尾 朝子

    何だか怪しいタイトルで期待してなかったんだけど、
    面白かった。深かった。
    日本の経済成長の歴史の縮図に、団地がある。
    都市に人口が集中し、住まいが不足し、山を切り開き、
    団地ができる。
    そこに住むのは若い夫婦と子供が二人。
    いまだにこの4人家族を標準家族と思っている人がいるのはこのせいか。

    夫は仕事に出、妻は家を守る。団地を守る。
    もて余す時間が「団地妻 昼下がりの情事」へと発展する。
    女を縛る団地。
    団地住まいの子はやばい、という言説も生まれる。


    そして団地ができて50年、今や団地は独居老人の終の棲家、、、

    大雑

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    2025年10月21日

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