山内マリコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「ここは退屈〜」で好きになった山内マリコ氏の作品ということで手に取った。
地方都市で生きる女子高生の行動範囲や「遊ぶとこがない」リアル感を描き切っているところに何だかしんみりしてしまう。。
それが現実。
流れるようにサクッと読める、2人の女子高生たちの青春モノという印象だったけど、
途中から規模の大きいシリアスな話。
2024年作品だけど、まだ全然リアリティある話。
主人公の心の移り変わりが、今どきな感じを保ちつつも、しっかりしてくる様が心地いい。
富山や地方都市を詳しく知らなくても、読みたいなと思わせてくれるのが、山内マリコ氏の作品の不思議。 -
Posted by ブクログ
8話の短編で各話主人公は違うが、同じ世界で登場人物達が繋がっている。1話進むごとに少しずつ過去に戻る構成が面白い。
地方で育ち、都会に憧れて出ていった私には他人事と思えない話が多かった。
「田舎が嫌いだけど、都会にも馴染めなかった」
この人たちの居場所ってどこなんだろう。自分もどこかで諦めて地元に戻っていたらこうなっていたのかな?と考えさせられた。
だけど、Uターンすることなく都会で暮らし続ける私からすれば「迎えに来て」と受け身な考えをする人は絶対都会には合わない。そんなモヤモヤがこの作品の面白さだったのかもしれない。
地方都市で暮らす人達の心情がすごくリアルで刺さった。山内マリコさ -
Posted by ブクログ
ネタバレ花いちもんめとか体育の時間のペアを組みましょうはすごく苦手だった。だって私も選ぶ側ではなく、選ばれる側だったから。
学生時代それぞれ楽しかったはずだけど、今でも繋がってる人って片手で数えられるくらい。
みんなどこに行ったのだろうか。
小学生の時はフルネームで親に紹介していたな。
女性は差別される側だと書かれていたけど、それでも自分の人生を諦めたくない。
仕事も頑張りたいし、子育ても頑張りたい。
登場人物がリレーのようにお話を紡いでいって、最後元に戻ってきたと分かった時はすごくすかっとした気持ちになった。
各年代で共感ポイント多すぎるし、年代や人によって書き方が違っているのももっと読みたい -
Posted by ブクログ
様々な年代の女の子・女性たちの友情と生き方がテーマ。その時々で熱中していたものや降りかかってくる問題が"あのころの私たち"的目線で描かれていてどこか懐かしい。
当時はあんなに仲良かったのに気付けば疎遠になっていたり、価値観や話が合わなくなったり。お互い自分の人生を歩んでいたら当然のことでもあるけど、いつから?どうして?と寂しくもある。
ライフイベントによって、男性よりも人生が大きく変わりやすいのが女性。ある一定の年齢になると女性たちは自分が差別される側であることに気づく(=若いうちは、母親やいろんな人が盾になって、肩代わりしてくれていた)。←ここ結構はっとした。
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