山内マリコのレビュー一覧

  • 一心同体だった

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1人の女性視点で書かれ続けるのではなく、前の章の主人公の女性とコンタクトした女性が次の章の主人公となる書き方。各主人公がそれぞれに喜怒哀楽をもち、それが高いレベルで言語化されることで、自分は男だが、女性特有の社会を感じることができた作品。

    0
    2026年09月06日
  • GOAT Summer 2026

    Posted by ブクログ

    麻布競馬場さんの小説と梨さんをまずは読みました。 梨さんはやっぱホラーでした。 麻布競馬場さんはじわじわと良くない方向へ向かっていく見せ方がお上手。

    ボリュームがあるので全部読めていませんがパラパラ見た限りでは癖はありそうです。

    余談ですが、ラジオで新郎側の親がお箸の使い方に厳しく結婚に向けて彼氏が彼女のお箸の使い方を躾た話の投稿がありMC達は良い彼氏〜って絶賛してたけど私は絶対嫌だと思った記憶がある。一つ要望を叶えたらさらなる要求してきそうだし。私は箸が持てないのでゾッとしますわ。幸せなのかね…

    0
    2026年09月06日
  • 元カレの名前なんて忘れた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短編集。

    どれも面白い。全部元カレの名前が書いてあって話が進んでいく。

    どの話も好きだけど、町田その子さんのすべてはカーテンの中と山内マリコさんの2つ年上がよかった。

    すべてはカーテンの中は浜崎あゆみのappearsの歌詞みたいなことを話しているところが印象に残った。どんなにオープンなカップルでもそういうカーテンをしてるだけっていう表現。たしかにそう。結局付き合ってる者同士にしかわからんことばかりだもんね。

    2つ年上は恋愛の話なんだけど無職の私に刺さった。失敗なんてしたくない、最短ルートで進みたい。これって恋愛だけじゃなく人生の全てに通じるから。でも、無理なんだよね。最短ルートでは進め

    0
    2026年08月26日
  • 一心同体だった

    Posted by ブクログ

    ネタバレ



    「小さい頃の2人ペアになってください。」という、誰もが一度は経験したことのある場面から始まる。物語を読み進めるにつれて、年齢を重ねるほど男性が優位になっていく社会や、男性にコントロールされることで大きな問題にはならないものの、どこか不安定な女性の暮らしが描かれていることに気づく。短期的に見れば、誰かに合わせることで楽に生きられるようにも思える。しかし、長期的に考えたとき、自分の意思ではなく誰かに合わせ続ける人生は、本当に幸せなのだろうかと考えさせられた。

    特に印象に残ったのは、ヨガのシーンに出てくる「無理しないでください。人と比べないでください。これは競走ではありません」という言葉だった

    0
    2026年08月25日
  • GOAT Summer 2026

    Posted by ブクログ

    確かになんでもやらされ仕事になると面白くない。
    自分の中に判断軸を持って、
    面白くなるようなやり方にチューニングしていくこと。
    それが愉快に生きるためのコツなのかもしれない。

    0
    2026年08月23日
  • 元カレの名前なんて忘れた

    Posted by ブクログ

    彼女の家に行ってこの本が置いてあるのを彼氏が見たらどきり。とするんじゃないか..!?って妄想を膨らませながら発売を楽しみにしていました。
    がしかし、一木先生のお話を読んでいる時に私自身彼氏と別れ話になり(嘘みたいですがまさかなんです。こんなにタイムリーなの私だけか..!?ネタ風に書いてますが、実はしっかり落ち込んでたりします。あとちょっと恥ずかしくてこのことを書くか迷いました。)本当に4人の先生に救われました。
    元カレの名前なんて忘れたくても忘れられないもんだと思います。忘れたと自分に言い聞かせて、たくさん散らばってる思い出をそっと置いて、少しずつで良いんだと思えました。

    青山先生らしさのあ

    0
    2026年08月18日
  • GOAT Summer 2026

    Posted by ブクログ

    過去4冊で一番好きかも。食欲が刺激されたのもありますが、全体的に『世にも奇妙な物語』ぽさのあるお話が多くて面白かったのです。

    0
    2026年08月16日
  • 元カレの名前なんて忘れた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    4人中3人好きな作家さん(青山美智子、町田そのこ、山内マリコ)いるから買いだ!!と思って買った。
    が、結論、この本の中で一番好きだったのは初見の一木けいの「三月なんて前世」だった。(すいません全員敬称略)

    なんで浮気しといて、米粉はボソボソする〜とか言っといて、米粉パン作って商売やってんだ、、?
    元カノから米粉の構想得て、これで行ってみよう!ってやったらヒットして、元カノの話美談として語ってるんだよな?!うぜえ〜的な感じでした笑
    なんかこう付き合ってた時はお互いがお互いのこと好きなんだな、なくてはならない存在なんだな、って思えた文章だったけど、それはあくまで女性目線で、実は男は同じくらいのめ

    0
    2026年08月16日
  • GOAT Summer 2026

    Posted by ブクログ

    本当に毎回ありがとうございます、の気持ち。
    今回は裏テーマに「ホラー」があるのでは?と思うくらい、少しホラーみのある作品が多かった。

    0
    2026年08月14日
  • あのこは貴族

    Posted by ブクログ

    東京で生まれ育ったお嬢様の華子。
    地方出身で叩き上げの美紀。
    1人の男を巡り、2人の運命が交錯する物語。

    いや〜面白かった!

    庶民の私は「貴族はいいな〜」と思うこともありますが、
    貴族には貴族の苦悩があるんですねえ。
    自分と似た環境で育った人と付き合う方がそりゃあストレスが少ないし楽でしょう。
    でも自分との違いを楽しむくらい余裕があった方が、人生がさらに豊かになるのかもしれません。

    箱入り娘だった華子は自立への道を歩み始めて良かった。
    美紀はただただカッコよかった!

    0
    2026年08月11日
  • GOAT Summer 2026

    Posted by ブクログ

    一部、紙の色と文字の色が非常に読みづらいので注意

    さておき、前川知大さんの「ゆんちゃん、お弁当」が面白すぎる。 読みづらくとも、この作品に出会えたので星5評価です。まず読んでいる時点で、この雑誌を買って良かった〜!この作家さんに会えて良かった〜!となったので、もう全員に読んでいただきたい。劇作家をされているとあって、流石、会話のテンポが小気味良いです。

    0
    2026年08月01日
  • 陽子さんはお元気ですか?

    Posted by ブクログ

    表紙とオレンジページで連載という事でほっこりした話なのかと思いましたが、グサグサと突き刺さる場面がありました。
    陽子さん同様に私も自分の事を振り返り、行動を起こしたい。

    0
    2026年08月01日
  • マリリン・トールド・ミー

    Posted by ブクログ

    うう~、いい小説だった。ずっと泣きそうになりながら読んでいた。
    コロナ禍で大学生になった女の子のもとにある夜、あの「マリリン・モンロー」から電話がかかってくる。
    最初は戸惑いながらも、少しずつマリリンとのおしゃべりを楽しめるようになる主人公と、イメージとは違う、静かで少し茶目っ気のあるモンローとのやわらかなやりとりがとてもよかったし、ずっと男によって作られたイメージ、男によって語られてきたマリリンが本当はどんな女声だったのか、生きていたらどんな俳優になって、どんな生き方をしていたのか。
    もしかして彼女こそがフェミニズムの先駆者なのではないか。ずっと口を塞がれてきたマリリン・モンローに主人公が懸

    0
    2026年08月01日
  • GOAT Summer 2026

    Posted by ブクログ

    ワンコインでこの充実っぷりは、あっぱれとしか言いようがない文芸誌。今回のテーマは「食」。暑い夏のお部屋時間に最高のおともになります。

    0
    2026年07月31日
  • 陽子さんはお元気ですか?

    Posted by ブクログ

    私と年齢が近いので、とても感情移入しながら読んだ。おまけに息子がいるのも同じ。この小説に出てくる息子よりはだいぶ優しいけれど、陽子さんの気持ちがとてもよくわかった。
    陽子さんとだんなさんがどうなるのか、ちょっとハラハラしたけれど、ハッピーエンドでよかった。自分の人生、楽しまなきゃ!と思わせる小説だった。

    0
    2026年07月27日
  • GOAT Summer 2026

    Posted by ブクログ

    食に関するテーマで小説やエッセイを詰め合わせた文芸誌。
    山内マリコ「お茶屋の娘」はお茶屋さんの娘と父母、祖父母の意外すぎる正体…

    紙質がお茶っ葉の包装紙だったり色々な紙を使用していて面白い!

    0
    2026年07月26日
  • GOAT Summer 2026

    Posted by ブクログ

    なんと、今までのGOATはまだ読み終えていないのに、最新刊を読み終えてしまいました。たぶん、「食」というテーマが私にぴったりだったから。小学生のとき、図書室で見つけた「わかったさんシリーズ」を一気に読破する(しかも大人になってから全巻揃えて持っている)ほどには食べ物の本が好きな私にはぴったりのテーマでした。終始美味し楽しかった!特に印象的だったものをまとめようと思います。

    〇麻布競馬場「お魚焼けたよ」
    かなり刺さりました。なんかもう出てくる人達の人間関係が全部ぜんぶ薄っぺらく感じてしまったのは私だけでしょうか。最後まで読んだとき、その終わり方についため息をついてしまいました。

    〇前川知大「

    0
    2026年07月25日
  • あのこは貴族

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「女同士の義理」っていいなー。階級とかそんなの超えて結びつく感じ。
    同じ敵を持つもの同士は強いもんね。

    華子と美紀のどちらの気持ちもわかって、自分は中途半端な立ち位置なんだなと思いながら読んだ。
    大人になって思う…というか注意されたことがあるんだけど、余程相手のことを知らない限り自分のことをあまり人に話さない方がいい。
    それは劣等感とか、逆に見下すというわけでなく、異文化過ぎて越えられない壁があるから。

    そんな生きにくい中でも「女同士の義理」が分かり合える人がいると、頼もしいよね。

    0
    2026年07月20日
  • あのこは貴族

    Posted by ブクログ

    何年か前に映画を観た。面白かった記憶があって、原作の存在を知り読んでみた。

    僕自身、美紀と同じように田舎から大学進学を機に上京した人間で、重ねてしまう部分が多かった。
    10年ほど東京に住んでいると、この街にいる"別の階級"の存在をたまに感じることがある。例えば街を歩いていて、急に静かな住宅街に入ったなと思ったら、都心にも関わらずとてつもない豪邸が建っていたりすると、高い塀に囲まれたその内部にどんな人間が住んでいるのか想像したりする。作中の中でも語られていたけど、彼らは彼らのコミュニティの中でのみ生きていて、一般人である僕らとは普通に生活していても交わることがない。そんなフ

    0
    2026年07月19日
  • あのこは貴族

    Posted by ブクログ

    どっちの感性もわかる作者さんすごい。
    転勤族でどっちのコンプレックスもないけど共感しながら読めたらもっと楽しそう。
    田舎も東京もどっちも同じなのだ、と気づくシーンが面白かった。
    幸一郎は何を持って華子と結婚したのか…

    0
    2026年07月12日