山内マリコのレビュー一覧

  • あたしたちよくやってる

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    「女性らしくてはなく、自分らしく」は心に留めておきたい言葉。もちろん男性に替えても。
    ドラえもんを題材にした二次元小説
    50歳の誕生日を迎えた自動運転で職を失う人
    ハッとする瞬間がいくつもあった

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    2022年05月03日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    山内マリコさん作品記録12

    女子の視点が多いような
    山内マリコさんが描く、男たちの物語。

    こういう人いそうだな〜と思いつつ
    どこか切なくなる。

    男子もいろいろ考えたり
    いろいろ大変なんだな、
    男は〜とか女は〜とかって
    本当に誰が言い出したんだろうと思う。

    高校生が主人公の物語は
    修学旅行やら部活やらいろいろと
    センチメンタルな気持ちにもなる。

    「おれが逃がしてやる」と
    「心が動いた瞬間、シャッターを切る」
    が特に好き。

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    2024年04月29日
  • あたしたちよくやってる

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    山内マリコさん作品記録10

    今までの短編集とは違う、新しいスタイル。
    どのお話も惹き込まれる部分があって
    一瞬で読んでしまった。

    特に
    【超遅咲きDJの華麗なるセットリスト全史】
    が良かった。
    何気ないフレーズでちょっと泣いた。

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    2022年03月16日
  • かわいい結婚

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    山内マリコさん作品記録9

    山内マリコさん、こういうテイストの作品も
    書かれるんだ〜!と新鮮な気持ち。

    『かわいい結婚』のひかりのように
    一生この家事が続くのか〜と思う瞬間、
    専業主婦じゃない今でもあるから
    わたしは働いていたほうが良いなと思ったり
    自分の境遇と重ね合わせながら読んでいました。

    『悪夢じゃなかった?』は
    コミカルながらもどこかじーんときてしまうから
    不思議。

    『お嬢さんたち気をつけて』は
    登場人物の口調などから
    少し昔のお話かと思いきや現代のお話で驚き。
    1.2作目とは違ったテイストで面白かった。

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    2022年03月01日
  • アズミ・ハルコは行方不明

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    山内マリコは一貫して、田舎のくすぶってる欲求不満の若者、やるせない倦怠感、反逆する女の人を、あくまでキャッチーに書いてくれる。少女ギャング団、アズミ・ハルコ、どちらの語感も発想も好き。

    なんとなく、松田青子の「持続可能な魂の利用」を彷彿させた。時代遅れな固定観念をもつ男性や暴力や性的な男性集団を排除して、女性のみで楽園をつくる。女子高生とおじさんの相性ってバツグンに悪いよな!


    いつまでも思春期恋愛を引きずるのは心地いい。自分の青春が、まだ終わっていないような気になるから。恋愛だけじゃなくて、自分の可能性が丸々残されているような気さえするから。(p119)

     

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    2022年02月11日
  • さみしくなったら名前を呼んで

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    ネタバレ

    それぞれ短編なのにそれぞれ刺さる
    「どんどん鈍感になって、図太くなって、何を見ても心がぴくりとも動かない、石のような老人になりたい」て、分かるなー・・・切ない
    小松さんに幸あれ

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    2021年11月09日
  • ここは退屈迎えに来て

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    あの欲求のことと、純粋さのこと

    時々読んで、前の方は忘れてしまったけれど、
    ちょっと素敵で、でも平凡な椎名君が
    たしか女の子のアドバイスもあって
    前より硬い、真面目に取り組める職に就いたな
    と思い出す。だんだんセックスの話も多くなって
    興味もあった。こんなに簡単にしてしまうのか
    と思ったり、性欲とか冷めた気持ちとか
    のぞき見してる感じだった。
    ピッタリ気持ちが合うというのはなかった
    ように思う。
    その中で椎名君の妹は
    それとは無縁のようだったし、
    夢で一番輝いている椎名君を保存している
    女の子にとっての椎名君、そういう
    汚れてない気持ちも響いた。
    文化的に平凡な中で、特にそんなに取り柄がなく
    でも普通に輝いて、生きていくために
    それなりに取り組んでいたりして
    そういう中で、自分も感じるのと同じような
    気持ちがいろいろ書いてあって
    離れていて、また読み始めるというふうにして
    面白く感じながら読み終わりました。

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    2021年11月07日
  • アズミ・ハルコは行方不明

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    これは爽快!
    ほんとにみんなみんな、元気で楽しく生きていてほしい。

    山内マリコさんとは同世代なので、「あの時あの時代のあの感じ」みたいなのやフェミニズムに対する考え方の変遷みたいなのが、他の著作を読んでてもよーく分かる!!という感じなんだよなー

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    2021年10月11日
  • The Young Women’s Handbook~女の子、どう生きる?~

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    25歳女性へのメッセージ的なやつ。

    分かる分かるよ、と思いながら読んだ。

    20代のファッション事情
    流行りにものりたいけど、その流行りはワンシーズンで終わりと思っても買ってしまう服…
    →その頃、私の経済事情には高すぎるブランドがあって
    でも欲しくてお金貯めて買ってたなぁ。でも高いだけあって生地も丈夫だしデザインも全然廃れない…
    そのブランドの服だけ買いなと当時の私に言ってやりたい。

    ある時期から、街で20代の子を見ると全員可愛く見える
    →まさしく!
    20代でなくても学校の制服着てるだけで可愛いく見える。その答えが、もう自分がそこにいないから、のん気に思える。ほんと、それ!笑
    職場でも若い子の話し聞いてると可愛いなぁと思える。
    でもね、このご時世の反ワクチン派の若い子の考えは許せないんだなぁ。

    20代なかばのある時期から突然「結婚したい病」
    →あるね、あるね。
    友達の突然の結婚に動揺したりと…人の船に「乗せてもらう」簡単に考えちゃダメだよな。簡単に考え乗らなくてよかったねと自分に言いたい。笑
    「幸福な結婚とはいつでも離婚できる状態でありながら、離婚したくない状態である」大庭みな子さんの名言。覚えておきます。

    愛猫の話、ペットがわたしを大人にしてくれた
    →私もずっとペット(うさぎ)飼ってたから共感。
    ペット優先の生活の日々。自分はちょっと具合悪くても放っておくけどペットがちょっと調子悪いとすぐ病院。
    給料日には高いペットフード買ったなぁ。ちっとも食べなかったが。笑
    子供にも置き換えれるなぁ、子供がわたしを母親にしてくれる。

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    2021年08月21日
  • アズミ・ハルコは行方不明

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    はちゃめちゃな展開のようで、女性たちの抱えてる問題や、男たちの身勝手な慣習たちはとても現実的で、実は簡単に起こり得るような出来事なのかもしれないと思ったり。

    人物の設定、絶妙なセリフ、展開の気持ちよさなどなど、とても好き。

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    2021年08月01日
  • パリ行ったことないの(フィガロブックス)

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    様々な想いを抱えた女性たちが、パリへ行くという目的をもち、パリへ行き、自分の人生をなんとかリスタートしてみたい。そんな想いが実行できるのはパリではないかと。四苦八苦しながらも生きていく女性の逞しさは美しいと思った。

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    2021年07月25日
  • メガネと放蕩娘

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    山内マリコさん作品記録1

    「あのこは貴族」で
    山内マリコさんのことを知り、
    表紙かわいい…!と
    思わず手に取りました。

    地方の寂れた商店街を
    姉妹が盛り上げようと奮闘する物語ですが
    わたし自身、
    18歳で地元を離れ上京した立場なので
    まるで自分の地元の物語を
    読んでいるかのような気分でした。

    青春時代を過ごした地元のことは
    嫌いではないけれど
    一生過ごしたいとは思わないなあ…と
    これまでそんな気持ちでいましたが
    読み終わった時には何だか地元に対して
    申し訳ない考えをしていたかもしれない
    と思うようになりました。
    マンスリーショップとして
    最初に選ばれた地元工芸品のバイヤーを
    やっている女性の言葉が心に響きました。
    そして何より、
    タカちゃんとショーコのように
    大人になっても目標に向かって頑張れる、
    熱くなれるって素敵だなと心から思います。

    そんな風にわたしもなりたい!と思いつつ
    具体的に行動出来ないので
    やっぱりまだまだ
    本気ではないのかもしれません(笑)
    30代になる前にわたしも考えなければ…

    山内マリコさんの他の作品も読んでみたい!

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    2021年05月03日
  • あのこは貴族

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    共感

    とても共感した

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    2021年03月26日
  • 東京23話

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    ネタバレ

    山内マリ子作品を読み漁ってみるキャンペーン。
    東京に住んで20年。15年くらい前に山手線ゲームで23区全部言えたときも感慨深かったけど、今回この本が面白くてしかたなかった今もなかなかなかこみあげる思いがある。
    足を踏み入れたことない区はいくつかあれど、知らない区はさすがにない。
    知ってる区はもちろん、知らない区の話も面白い。
    豊島区の「大泉サロン」の話とか初耳だったけど、ひきこまれたー。
    江東区は豊洲を語ると思ったのに、幻の万博の話で興味深かった。
    だからお台場ってあんな不思議な開拓のされ方なんだなー。

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    2021年02月28日
  • ここは退屈迎えに来て

    匿名

    購入済み

    面白かった!
    女性なら誰しもがどこかで共感できる内容で、特に婚活にあたっての話は、学生時代は結婚なんてしたくないと思っていたのに20後半にさしかかると結婚願望に支配されている、なんて思い当たることが多かったです
    結婚したいと焦りつつもこの気持ちはただの生理現象だよと吐き捨てる気持ち、分かるな~
    共感を楽しめる一冊でした

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    2020年06月22日
  • かわいい結婚

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    ネタバレ

    21歳の私は時々なにもかも投げ捨てて誰かのお嫁さんになれば人生イージーじゃね?って考えることがある。そんな私にどんな選択をしてもイージーなんてねーよって教えてくれるのがこの本。私のバイブル。

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    2020年05月28日
  • 皿洗いするの、どっち? 目指せ、家庭内男女平等!

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    面白かった!!
    このご時世、友達に会いに行くのも叶わないし、SNSでもあんまり変なことは書けないしで、自分の中にかなりモヤモヤが溜まっていたのですが、だいぶ発散されたような気がします。

    苦手な料理をやり続けてきたら、旦那さんよりも上達したことがわかった出来事が印象に残っています。私もがんばる…

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    2020年04月07日
  • 東京23話

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    東京23区(と、武蔵野市)がそれぞれ一人称で町の歴史を語る。もともと2013年から2年にわたりどこかの雑誌で連載されていたものだそうで、当時の流行やニュースも存分に盛り込まれている。2015年の単行本化から2017年の文庫化までの2年間でも、東京事情は目まぐるしく変化しており、作者によるあとがきでのフォローも2019年の今となってはまたもアップデートを要する状態に。

    しかしこれが東京。

    本編の各区のお話も、本当にどれもひとつひとつとっくり語り合いたいくらい面白かったが、『いまむかし東京町歩き』の著者(とかいって私は未読ですが面白そう)川本三郎さんによる解説も良かった。

    『京都や奈良のように何百年も前の風景が残っている町では「歴史」が語りやすいが、東京のように変化の激しい町では「思い出」を語りたくなる。』

    これよこれ。(思い出ってキーワードに私は弱い気がする。)

    エピローグ的な「東京都」の巻では、家康以前、遠浅の海に向かって流れるいくつもの川が氾濫の度にその間の地形を変えてきた湿地帯時代の頃から、この地は諸行無常を体現するかのように、変化を繰り返してきた場所であることを描き出す。そしてそこには、江戸の火事、関東大震災、戦争…ですべてを失うたびに、いつも淡々と町を再建してきた人々の営みがあった。(ま、巨視的にみればね。)

    東京で歴史散歩なんていったって、近畿圏(もっといえばヨーロッパとか)に比べたらそうそう大したものは残っていなくて、それが残念だなあというふうにも感じるけれど。形あるものはいつかはなくなるし、記憶だって薄れたり変わったりしていくもの。残すことばかりにあんまりこだわっても、しかたないのかもしれない。
    それでも、昔こんなことがあったとか、あった"らしい"とかいう話にふれ、へ~なんて思って心動かされることは、自覚はなくても自分にそして周りに何らかの変化をもたらすだろう。
    じーちゃんやばーちゃんや親父さんやお袋さんや近所のおじさんやガッコの先生の、「耳にタコ」な思い出話も、そう考えると捨てたもんじゃない。なんて言う自分も、くどい思い出話をする大人にすでになっていると思う。


    ■備忘メモ
    ・首都高はほとんど、元「川」(っていうか堀)
    ・六本木は元々軍隊の町。その後米兵がきてアメリカ文化を持ち込む
    ・新宿がビル街になったのは1970年代からか~
    ・1995年青島都知事、世界都市博東京開催中止
    ・羽田空港、穴守稲荷大鳥居の祟り
    ・渋谷の恋文横丁とは、ここに朝鮮戦争進駐軍の米兵と恋に落ちた女の子たちのために恋文(英文)を代筆する将校さんがいた、という場所
    ・明治末期に、荒川放水路建設を指揮した青山士という人がかっこいい
    ・足立区のお化け煙突の話って、むかし映画かなにかで聞いたことがあるような…

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    2019年02月10日
  • ここは退屈迎えに来て

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    椎名くんってそんなに魅力的な人なのかな。
    なんて思いながら読んでいたけれど、椎名くんみたいな男の子がいたらきっと、私も好きになっちゃうんだろうなあ。笑

    椎名くん自身の心理描写が少ないから、あの時あの瞬間、彼がどんな事を考えていたのか分からなくて、どうしてこんな事をするのか掴めなくて、でもそんな事はぜんぜん重要じゃなくって、誰かの心に忘れられない思い出として残っているということ。
    自分の人生と彼の人生が少しだけ重なっていた瞬間。何もかもがキラキラして見えたあの日々と彼のこと。

    私も誰かにとっての椎名くんになれているのかな、そんな風に思った。

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    2026年07月01日
  • 2030年の旅

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    未来がどんなん?に興味があったのと、恩田陸につられて購入。
    いろんな作家の短編集なので、好き嫌いはあるかも知れないけど、
    恩田陸 逍遥
    支倉凍砂 AI情表現
    山内マリコ 五十歳
    喜田喜久 革命のメソッド
    が面白かった。

    2030年にもなって、ヘイSiriとか言ってるのは、かなり時代遅れらしいw

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    2017年11月29日