山内マリコのレビュー一覧

  • 結婚とわたし

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    可愛い表紙に惹かれ手に取り、著者紹介から著者の山内マリコさんは自身と同郷であることを知り、これは何かの縁なのでは...!と思い購入。

    同郷を嬉しく思い購入にいたったが、家庭内の日記エッセイとのことで、その話が出てくることは期待していなかった。しかし、時折現れる“富山”の文字に心が躍った。ただ出身が同じというだけでこんなにも親近感が湧くのかと、思いがけず自分の地元愛を感じる一冊であった。

    家事分担について家庭内の男女平等をめざしした作者とパートナーとの日々が日記形式で書かれた本書。春闘の毎日が目の前で起きているかのような分かりやすい文章と、コミカルな言葉選びに、スラスラと読み進めることができ

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    2026年01月13日
  • 結婚とわたし

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    夫婦の日常生活にお邪魔させていただいてる気分で読めてめちゃくちゃ面白い
    生活していく中で生まれる不満たちがどれも本物すぎて結婚生活の予習本みたい

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    2026年01月07日
  • あのこは貴族

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    これは、女性と自立、そして階層と分断の物語だと思った。
    けれど読み終えて真っ先に私の頭に浮かんだのは、華子でも美紀でもなく幸一郎だった。物語の中で、最後まで不自由だったのは彼だからだ。

    ラストシーンは、華子と幸一郎が初めて対等になれた瞬間であり、華子の著しい成長が見える場面でもある。だが同時に、「置いていかないでくれ」と懇願する、幸一郎の悲壮と諦観のにじむ声が聞こえた気がした。

    似た形の別々の鳥籠に入れられた二羽の鳥——。
    一羽は、籠の中こそが世界のすべてだと受け止め、飼い慣らされていることにも気づかず、優雅に囀る。
    その姿を「なんて愚かで幸せなのだろう」と眺めていた、もう一羽の鳥。
    しか

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    2026年01月07日
  • 結婚とわたし

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    装丁可愛いし好きな山内マリコさんだしでずっと読みたいリストにあった一冊。やっと本を購入できたので勢いで読んだ。
    343ページある日記型エッセイで気楽に読める形式なのがこの頃の私にはありがたい。

    同棲&結婚生活の家事分担の理不尽さがフェミニズム×コミカル調で綴られていて、さらっと読んで普通に面白い。普通に面白いという言い方があまり良くないけど面白い。ふせんぺたぺた貼ってたら前半100ページくらいまでに集中した。
    感情移入しすぎて胃がムカムカしたところもあったくらい。親しみやすさが◎

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    2026年01月08日
  • あたしたちよくやってる

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    短編小説やエッセイ、コラムなど多様なかたちで書かれたお話が詰まった、女性による女性に捧げる本。

    昭和〜令和に生まれ、生きる様々な女性が登場し、「女性とは」という世間からの呪縛を解き放って生き生きと、でも時には悩みながらも前へ進んでいく姿が描かれていてすごくワクワク出来る本だった。

    特に、昔のフランス映画や雑誌などに登場するファッションスターへの憧れをもつ女の子の話が度々出てきて、自分がどうだったかというよりは、そういうキラキラした憧れを胸に秘めている女の子って可愛いな、大人になってもあのトキメキを忘れないでいられたら、きっと前を向くことにビビらずにいられそうだな、と読みながら笑顔になれた。

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    2025年12月24日
  • あのこは貴族

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    映画が好きで本も読んだ。本当にこの作品、嫌な女いなくて好き〜
    華子でも美紀でもない人生送ってきたけど、わかるなぁと思うところが沢山ある、、、

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    2025年12月23日
  • あのこは貴族

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    ネタバレ

    私は登場人物のどの立場でもないけど、どんな生まれ育ちでもそれぞれの悩みがあるのだなと感じながら興味深く読んだ。最後の終わり方もいい感じ。映画も観てもようと思う。

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    2025年12月21日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    当事者が書いたかと思うほど怖いリアルな物語たちだった。
    どろっとした生々しさではなく、なんとなくユーモラスさを感じるのが良い。
    特に好きなのは、「男子は街から出ない」「さよなら国立競技場」「ぼくは仕事ができない」「一九八九年から来た男」でした。

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    2025年12月04日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    短編でどれも主人公は男性。
    男性も女性も生きづらさを抱えているが、それを男性側から見た話。

    p179「写真はあればあるだけよい。」
    写真を撮るのも写るのも嫌いな私。
    親しい存在を亡くす前に、知りたかった
    自分の記憶がどれだけ曖昧で、いい加減なものか。
    写真で残すことの重要さを。
    私の家にもニコンがいてくれれば良かったのに…

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    2025年12月04日
  • ここは退屈迎えに来て

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    ロードサイド小説、というものを意識して読んだことがなかったけれど、あまりの解像度の高さにグサグサ刺されながら読んだ。
    地元の、大きな国道に家電量販店やニトリやファミレスが並ぶあの光景が眼前に蘇る。

    少し車を走らせればなんでも揃っている、けれども退屈。じゃあ都会に行けば全てが叶うのかと言われればそうでもなくてみじめな思いをすることもある。自分が生きていく街、生き方を模索しながら24号線に思いを馳せる。

    この本を読まなかったら絶対思い出さなかったであろう記憶がわんさか出てきて、退屈だと感じていたあの頃あの場所も案外悪くなかったな、と思った。地方で育ち東京で働き、これからまた地方都市に戻ろうとし

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    2025年12月02日
  • 一心同体だった

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    『「選ばれる側から選ぶ側」へ廻ろう。』
    女性だからこそ自立することの大切さ。女性ならではの嫌なところもいっぱい詰まってるけど、ハッとさせられる文章もたくさんあった。

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    2025年11月28日
  • New Manual

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    めちゃくちゃオシャレな一冊。目が眩むような。読んでてテンション上がる。アンソロジーとあるけど雑誌みたい。写真も文章も装丁も、完成度高すぎた。

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    2025年11月26日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    山内マリコさんの本初めて読んだけど面白かった!
    全部男性目線で物語が進んでいくけど、著者女性だよね?ってなるほど男性社会の解像度が高くて凄い…

    『心が動いた瞬間、シャッタを切る』好きでした
    あと個人的に最後の一文グサっときた

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    2025年11月23日
  • あのこは貴族

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    読む前は東京育ちの女性と田舎育ちの女性の恋愛中心の物語かと思っていたのですが、実際は違いました。

    東京育ちの華子は、世間知らずで良くいえば箱入り、悪くいえばずっとぬるま湯に浸かり続けている人生で、自分というものがあまり無く、その言動に共感出来ず、一方の田舎育ちで上京してきた美紀は、苦労人だったが故にしっかりしていて、美紀の言うことは共感出来ることが多かったです。
    物語も、このまま終わるのかと思いきや、意外な華子の決断によって、思わぬ展開へ。

    最終的には、二人とも自立した素敵な女性になっていったので、読後感はすごく良かったです。

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    2025年11月10日
  • 世界は団地でできている 映画のなかの集合住宅70年史

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    映画で描かれた団地から集合住宅の歴史を語る。日本映画の巨匠からアニメ映画までジャンルは幅広い。否定的な見方もあれば、団地で生まれ育った人ならではの視点など多様な解釈。
    本書はライブトークが元ネタという。同好の士が集まったマニアックなおしゃべりから広がった団地の歴史。

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    2025年10月29日
  • あのこは貴族

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    ネタバレ

    まず、私はどちらかと言わなくても美紀側の人間です。
    閉塞感のある田舎が嫌になり、東京に憧れて出てきたのが何年前か…。
    なんとか東京にしがみついていたい、そんな気持ちがわかる、わかる。
    華子たちの何気ない言葉にグサリときたり。

    華子や幸一郎のような恵まれた家に生まれた人はいいな〜と思う反面、読み進めていくうちに息苦しさみたいなものも感じていたので
    終盤で美紀が自分が部外者であることに自由を感じているのが、なんだかすごくしっくりきた。

    といっても、東京で実際に生活してみないとわからなかったことだとは思うけど。

    華子に対しては、大事にされるのが当たり前で自主性のないところが何だかなぁと思ってい

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    2025年10月29日
  • あのこは貴族

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    金持ちは金持ちで大変なんだなー。
    青木は嫌いだな。
    ちょっとでも華子のような人生を生きてみたいよ。
    お金があってなんぼだよな、この世は。

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    2025年10月18日
  • ここは退屈迎えに来て

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    ネタバレ

    リア充は地方でも退屈しない
    地方にいて日常に退屈を求める女の子たちの話

    都会にいて仕事していたら
    日本じゃないどこかの国にいきたくなったりするのと同じなのかなあ

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    2025年10月09日
  • 一心同体だった

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    育休中で、ふと昔の友達を思い出す機会があり、そこで出会った本。物語を通して感じたのは女友達って実は自分が思っているよりドライなのかな〜ってこと。
    大学生の頃は「男は一瞬、女友達は一生だよね!」なんて言って、友達と絆を確かめあったりしていたあの日々。その友達とは今はすっかり疎遠…

    でも、本のラストにもあったが、女友達とはその時その時を一緒に乗り越えてきたって事実はある。それは忘れないし、忘れたくない。

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    2025年09月28日
  • ここは退屈迎えに来て

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    8話の短編で各話主人公は違うが、同じ世界で登場人物達が繋がっている。1話進むごとに少しずつ過去に戻る構成が面白い。

    地方で育ち、都会に憧れて出ていった私には他人事と思えない話が多かった。

    「田舎が嫌いだけど、都会にも馴染めなかった」
    この人たちの居場所ってどこなんだろう。自分もどこかで諦めて地元に戻っていたらこうなっていたのかな?と考えさせられた。

    だけど、Uターンすることなく都会で暮らし続ける私からすれば「迎えに来て」と受け身な考えをする人は絶対都会には合わない。そんなモヤモヤがこの作品の面白さだったのかもしれない。


    地方都市で暮らす人達の心情がすごくリアルで刺さった。山内マリコさ

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    2025年09月26日