山内マリコのレビュー一覧
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全体的にフェミニズムをテーマにした話。
マリリンという一人の女性について知ることができて、特に卒論の内容も面白くて、読み応えがあった。自分の卒業論文ももっと真剣に、取り組むべきだったのではないかと少し反省。笑
恥ずかしながら、マリリンがセックスシンボルとして認識されていたことをこれまでよく知らなかった。けど振り返ってみると、大学の講義でそのように紹介されていたような気もする…
私自身も、高校の終わりと大学の始まりをコロナ禍の中で迎えた。あの時は閉塞感あって息苦しい時間だったけど今振り返るとあの時間も一つの思い出かも。
修学旅行とかいろんなイベントがなくなって、本来であれば当たり前に経験 -
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ネタバレ特に好きだったのは、
・わたしの新しいガールフレンド
→年の差友情物語だいすき!
・サキちゃんのプリン
→主人公が自分の城を作り上げてる様がすき。これ読んでワンルームディスコ聴く流れがかんぺき。一人暮らし楽しみたい
・超遅咲きDJの華麗なるセットリスト全史
→大器晩成型おばあちゃんの話。若者のものとされるものをおばあちゃんになってから本気で楽しめるの最高
いろんな短編があるからこそ読みやすくも読みにくくもあったけどおもしろかった。「あたしたちよくやってる」ってタイトルに惹かれて買ってみてよかった!初めての山内マリコさん。他の作品も気になった -
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江木良彦さんとの対談が載ってる…だとっ!?
着物好きの間で話題になっていた本だけれども、それは聞いてないぞ??
(マドモアゼル・ユリアさんとか、吉田羊さんは話題になってたけれども)
というわけで、昔から江木良彦さんの着物コーディネートは女史より女性らしくていいなぁ、と思っていた私はこれだけで星4つです(ただのミーハーです)
この本は雑誌七緒の連載記事をまとめたもので、山内マリコさんがインタビュアーとなり20人の着物人を取材されています。
十人十色の着物ライフ、
私自身もアラフィフとなり、自分のスタイルをどう作るかも迷っているのでとても参考にもなりました
あの人は何を、どうして着るのか? -
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山内マリコさんの『結婚とわたし』がとてもよかったので、買い物をテーマにしたこちらのエッセイも読んでみようと思った。どちらも雑誌連載をまとめたものだが、こちらのほうがかなり短めなのでやや物足りなさはあるものの、「やっぱり私、山内さんとめちゃめちゃ気が合うかも」と勝手な親近感を深めるには十分だった。
20代の若娘から素敵なレディになるために、山内さんがどんなことを考えながらどんなものを買い揃えていったのかがひとつひとつ綴られている。いよいよ20代最後の一年を迎えた私は、まったく人ごとではないという気持ちで、スマホ片手にメモと検索を繰り返しながら読んだ。
最終回の言葉にハッとさせられた。「年齢と懐具 -
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何者かになれると思ってた私たちが、社会に飲まれていく話だ、どうしようもなく悲しくて悔しくて、でも私も抗えない
だって置いていかれるのは怖いから
たくさんの女の子が出てきた。この子達は私が生まれたよりもう少し田舎に生まれて、それでも私の人生とも重なるところがあって
いつかのあの気持ちをそのまま振り返れるようなそんな本だった
私たちがすごかった栄光の話
変わらない友人と東京に出て変わったような気でいる同僚、その間で東京にいたことの誇りと同僚のどこか恥ずかしさも理解している私
学生時代特別だった椎名はすっかり父親でおじさんで、
社会を自分を客観視しようとし続ける主人公と自分が重なり苦しくなる
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ネタバレ「1可愛い結婚」専業主婦になったひかりだが、家事ができず、今後に不安を募らせる。
自分も然り、主婦や女性を代弁してスッキリさせてくれる自然な文体が良かった。
山内さんの作品初めてだったけど、読みやすくって面白かった!!
「2悪夢じゃなかった?」サラリーマン裕司が朝起きると巨乳の可愛い女性になっていた。まずは身なりを整えようとショッピングしたり、電車に乗って女性の気持ちを理解したり…元カノと再会し、友達かのように仲良くなる感じが可愛かった。
「3お嬢さんたち気をつけて」親友のあや子とユリは互いに就職し、地元と東京という別々の環境で生きることに。価値観もズレていく中で、2人の友情にも亀裂が入りつつ -
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ネタバレ表紙が可愛いけれど、ぬるいのに確固たる「絶望」が全編に漂っててしんどくなる読書でした。
面白かった…キッツい。
よく見たら英題に“Silly”ってついてる。ギャッ。
テンションと解像度、気味が悪いほど高くてお腹いっぱい。
宮﨑あおいが宣伝してる服屋って言われてハッキリ想像がつくのが怖いです。山内マリコさん同世代すぎる。
しかし、宮﨑あおいさんがearthの宣伝してたころこの話し方するかな?と思って3話目もまた違った魅力でした。
お嬢さんたちの将来が違っても、歩んでる道には同じように“絶望”しかないというところ、それでも友情は続いていくんだろうなという希望も諦念もありました。
「悪夢じゃなか -
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ユーミンの幼少時代からデビューするまでの実体験を追ったノンフィクション小説。
後書きに膨大な参考資料が掲載されてる本って、どれも読み応えがある。
今までの様々なインタビュー記事を読んでいた話のそれぞれ繋がった感じ。
ただ、ユーミンが一番最初に作った曲が中1?中2?の時の「翳りゆく部屋」だってのは知らなかったなぁ。その時は、この題名じゃないんだけどネタバレになるので書かない。
この曲に限らず、荒井由実時代のたくさんの曲の逸話が読めるので楽しかった。
ただ、残念ながら1960年代に小中学校に通っていた世代でないと、その時の風景は共感できないだろうと思う。