山内マリコのレビュー一覧

  • 皿洗いするの、どっち? 目指せ、家庭内男女平等!

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    私は子どもが3人いるし、フルタイムで働いていないので、また違った状況ではあるけれど、共感できる部分が多々ありました!!

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    2017年04月21日
  • アズミ・ハルコは行方不明

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    閉塞感漂う地方都市に起こった小さい奇跡と大きな奇跡。男子は相も変わらずで、女子はやっぱり元気だという快作。
    デビュー作の『ここは退屈迎えに来て』の女性たちがどちらかというと受け身だったのに対して、本作に登場する女性たちは、希望を喪う寸前ながらも流されることなく本当の生き方を見つける。女神のような存在の今井さんの神々しさが眩しい。前作の椎名くんとの違いが面白い。

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    2015年12月10日
  • ここは退屈迎えに来て

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    イオンモールを歩くくらいしか週末の暇の潰し方がわからないような田舎の、ロードサイドのスタバでこれを読んだ。
    田舎で生まれると、簡単に「ここではないどこか」=都会=東京or大阪みたいに、行くべき場所が明確なことはある意味恵まれているのかもなと思った。

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    2026年06月14日
  • 買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて

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    入院中で外に出ることができないため、作者の買い物に同行しているような気分になりました。
    退院したら、自分の身の回りのものと一つ一つ向き合い、自分が熟考して選んだものの中で生活したいと思わせてもらった1冊でした。

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    2026年06月11日
  • GOAT Summer 2026

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    定期購読を始めた小学館の文芸誌『GOAT』も、今回で第4号になるのだそう。今号のテーマは「食」。

    まずは知っている作家さんから読み始める。それから知らない人だけれど、タイトルや冒頭の書き出しが気になった作品にも目を向けてみる。そんな小説やエッセイを読んでいくうちに、いろいろな食材や料理が次々と登場してお腹も空いてきた。

    カラフルな色のページは、食材を使った紙を採用しているんだとか。付録にはゴート君のほか、おにぎり、卵焼き、お箸などの切り抜きの栞があるのも楽しい。

    巻末には辻村深月さんの新刊『ファイア・ドーム』冒頭部分の抄録が掲載されていて、同作に対する興味が一気に高まった。紙か電子で読ん

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    2026年06月10日
  • GOAT Summer 2026

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    GOATを買うのは初めてでしたが、この値段で、いいのだろうかというくらい盛りだくさんで楽しかったです。
    ファイア・ドームの冒頭を読みましたが、続きが気になる!! なるほど、いい宣伝になりますね。
    次号も楽しみです♪

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    2026年06月09日
  • あのこは貴族

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    前々から気になっていて、一度映像作品に手を出したけど途中離脱してハマらず、、
    そうとくれば小説からいこうと手に取った。
    想定していた物語とは全く違った。
    育ってきた環境によって当たり前が違う、ということ。
    それは歳を重ねるごとにより一層人間関係に否応にも影響することを実感する。

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    2026年06月05日
  • あのこは貴族

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    東京の由緒正しい家庭で生まれ育ち、生粋の箱入り娘の華子。田舎から上京し、苦労をしながらどうにか自分の足で踏ん張ってきた美紀。単純な二項対立の話のように聞こえるが、とても面白かった。
    2人の主人公を取り巻く友人たちの描写もリアルで、女性なら誰しも共感できるポイントがあるはず。

    歳を重ね、自身の見た目や取り巻く人や環境が変わっていっても、自分の持つもので幸せを見つけていきたいと強く思えた。

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    2026年06月03日
  • 買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて

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    「あの子は貴族」を読んで、山内マリコさんとはなんだか気が合いそうだ!!とときめき、お買い物エッセイなんて読まずにはいられない!と速攻読みました

    結果、とっても面白かったです。
    お買い物はその人の美学が詰まってるので、何を買ったかよりもどうしてそれを買ったのかを知ると価値観が広がっていいですね。

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    2026年05月31日
  • あのこは貴族

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    家柄も全てが整っているお嬢様と、大学で上京しても、金欠で大学を中退してしまった女性の2人が織りなすストーリーは、内容も濃く、物語の中に入りやすかったです。
    全て整っているのに自立心が欠ける華子と、内部生に憧れからくるコンプレックスを抱えている美紀が、それぞれの無いものを抱えながら、1人の男に魅了され、それから自立していく様は、現在の女性の心情にも当てはまる部分が多いのではと思いました。

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    2026年05月30日
  • あのこは貴族

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    山内マリコさん、初めて読んだけど面白かった。

    生まれる環境は選べないし、千差万別いろいろな生き方がある。
    どうしたって変えられないものはあるけど、変えられるものの方がきっと無限で。それは自分次第で。

    自分の生き方も考えさせられる一冊でした。

    他の山内マリコさんの作品も読みたいな。

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    2026年05月18日
  • あのこは貴族

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    地方都市で生まれ育った自分から見る東京という街は、美紀の視点に近く、華子の立場から語られる上流階級の生活や価値観に触れて、住む世界が違うというのはこういうことかと感じた。限られたコミュニティで生きていれば視野が狭くなるのは当然だけど、そもそも、自分では選ぶことのできない生まれや育ちによって多くのものが形作られてしまうのは避けようもないことなのだと実感して複雑な心境になった。
    その点、地方で育ち、一度東京に出て困難に直面してもそこで生活を続ける美紀のバイタリティは尊敬するし、素直な美紀らしい潔い生き方だと思った。

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    2026年05月16日
  • かわいい結婚

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    ネタバレ

    女性の現代社会での現状を、コミカルに交えてシニカルに描いた作品。第2話が特に面白かった。あることをきっかけに平日は男の格好をして会社に働きに出る夫が、休日は女装をし、妻と出かけるようになる。妻はそれに対して、「でも、休日の夫は最高」と言う。つまり、実際のところ、現代女性からしてみれば結婚生活より友人と遊んだりする方が楽しいというわけだ。結婚生活が幸せの最終段階だなんていう概念は、今どこにもないのである。

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    2026年05月15日
  • 皿洗いするの、どっち? 目指せ、家庭内男女平等!

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    小説が好きな山内マリコの、すこし昔のエッセイ。
    うー、わかるわかる!
    一緒にいる時間が長くなっていくと、どうしたってどこかに不平等感が出てくるよね。
    個人的に、マリコが皿洗いしていざ!となってるところに旦那さんが帰ってきて、料理していいとこ取りされた感が面白かった。わかるぞ!

    それにしても、旦那さん文章うますぎないか?
    彼の文章で、彼からの視点も見ることで、(加湿器の補充とか各種メンテとかは僕だけがやってる!とか)うちも、私ばっかり!と思ってても、夫にも同じだけ言い分あるだろうなーとか思った。
    夫は他人ということを忘れず、慈しみ合って過ごしたい…

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    2026年05月06日
  • あのこは貴族

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    おもしろかったし、すごく読みやすい。
    幸せそうに見える人でも、みんなそれぞれ何か抱えて生きてるんだなって改めて感じた。
    美紀側の立場になったことがあるから、かなり重なっちゃって解像度高く読めた。
    だからこそ幸一郎みたいな男って別にクズじゃないけど好きじゃない。なしなし!

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    2026年05月05日
  • ここは退屈迎えに来て

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    8人の地方女子を描いた短編集。その全てのパートに登場するのがモテ男の椎名だ。人懐っこい性格で運動神経も良く、さらに高身長でイケボの椎名は、田舎での退屈な日常から脱出したい女子たちにとって憧れの存在だった。
    ところが、椎名はここではないどこかへと連れ出してくれる王子様ではなかった。高校卒業後はパッとしない生活を送り、結局故郷に戻って結婚し、田舎のおっちゃんとして生きている。
    この椎名の姿は、結局何者にもなれずに地元に落ち着く彼女たちの行く末を暗示しているようにも思われる。
    しかしそうだったとして、決して彼女たちが不幸だとは思えない。都会のカルチャーがキラキラして見えるのは学生時代のいっときだけで

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    2026年05月04日
  • マリリン・トールド・ミー

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    全体的にフェミニズムをテーマにした話。

    マリリンという一人の女性について知ることができて、特に卒論の内容も面白くて、読み応えがあった。自分の卒業論文ももっと真剣に、取り組むべきだったのではないかと少し反省。笑

    恥ずかしながら、マリリンがセックスシンボルとして認識されていたことをこれまでよく知らなかった。けど振り返ってみると、大学の講義でそのように紹介されていたような気もする…

    私自身も、高校の終わりと大学の始まりをコロナ禍の中で迎えた。あの時は閉塞感あって息苦しい時間だったけど今振り返るとあの時間も一つの思い出かも。

    修学旅行とかいろんなイベントがなくなって、本来であれば当たり前に経験

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    2026年04月25日
  • 結婚とわたし

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    文筆の面白さはさることながら、近日中に同棲を控えている今の私にとって、妻目線で語られるエピソードの数々は身に染みるものがありました。

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    2026年04月24日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    まず、タイトルが好き。男たちの喜怒哀楽(特に哀)を短編集という形でユーモアたっぷりに表現している。最初と最後の話が、特にお気に入り。

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    2026年04月20日
  • あたしたちよくやってる

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    ネタバレ

    特に好きだったのは、
    ・わたしの新しいガールフレンド
    →年の差友情物語だいすき!

    ・サキちゃんのプリン
    →主人公が自分の城を作り上げてる様がすき。これ読んでワンルームディスコ聴く流れがかんぺき。一人暮らし楽しみたい

    ・超遅咲きDJの華麗なるセットリスト全史
    →大器晩成型おばあちゃんの話。若者のものとされるものをおばあちゃんになってから本気で楽しめるの最高

    いろんな短編があるからこそ読みやすくも読みにくくもあったけどおもしろかった。「あたしたちよくやってる」ってタイトルに惹かれて買ってみてよかった!初めての山内マリコさん。他の作品も気になった

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    2026年04月15日