朝吹真理子の一覧

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配信予定・最新刊

文藝春秋2023年4月号
NEW
950円(税込)

作品一覧

2023/03/10更新

ユーザーレビュー

  • きことわ(新潮文庫)
    きました、The芥川賞作品。二人の女性が再会することで生まれるコミュニケーションと気持ちの移り変わりという言い表すのが難しい感情を汲み取る表現はまさに芥川賞。ドップリとハマれる作品は休みの日には嬉しく仕事の日は避けたい。気持ち持っていかれるから。
  • TIMELESS
     会話文がカギ括弧で区切られておらず、うみやアオ目線である地の文と同じ行に書かれていて、不思議な書かれ方だと思ったが、うみやアオが見たり、思い浮かべている世界を読者が体感したり、この話の幻想的な雰囲気を表現するのに役立っているように感じた。

     この話は、夫「アミ」と、恋愛感情のないまま結婚した「う...続きを読む
  • きことわ(新潮文庫)
    多分「楽しむ」よりも「感じる」小説なのかもしれない。
    貴子(きこ)と永遠子(とわこ)が葉山の別荘で同じ時を過ごし、別荘の解体に伴い25年後に再会する。簡単に言えばそんな話。
    冒頭の「永遠子は夢をみる。貴子は夢をみない」という一文があるのですが、最後まで読み、これは貴子の夢だったのでは?とも思いました...続きを読む
  • 細野晴臣 夢十夜
    『男は、家族のギリシャ赴任中にうまれたとかで、アテネと読むことができる雅典という、うるわしげな名前があったけれど、ともみの女友達からは、セグウェイと呼ばれていた。 ともみも過去を振り返るたび、セグウェイとつきあっていたころは云々、と男をあだ名で呼んでいたために、雅典に会っても、セグウェイと心で思って...続きを読む
  • TIMELESS
    物語上の時間は過去や未来へ行き来しながらも読んでいて川の流れにのっているかのような感覚になった。文体が好き。

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