朝吹真理子の作品一覧
「朝吹真理子」の「私の身体を生きる」「きことわ(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
自分がぼんやりと思っていたことをここまで言葉にしてしまうのか、と思ったものが数編。
わたしは残念ながら毎日のように痴漢に遭っていた時期も不同意性交の経験も、もちろん性を花や商品として扱われたこともあるけれど、そういった性被害ってなんとなく自分の中で遠ざける傾向があると感じていて
矮小化して自分でも意識しないうちに忘れようとする(実際忘れていて、ふとした瞬間に蘇る)ものをここまで考え抜いて言葉にしたのか、というのが少しつらくてでも痛快だった。
女性として受けた傷って、どうして矮小化してしまうんだろうな。
すっかり忘れていた記憶が蘇ったり、笑えるわけないのに笑い話にしようとしたり
他の傷と違って