町田康の作品一覧
「町田康」の「口訳 古事記」「朝鮮漂流」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「町田康」の「口訳 古事記」「朝鮮漂流」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
バキ童チャンネルで紹介されていて読んでみた本。
思いの外時間がかかり、読み終わるまでに1カ月以上かかりました。
なぜそれほど時間がかかったのか。自分のメンタルが弱っていた時期だったことも一因ですが、なにより熊太郎の言動にどこか自分自身を感じるところがあり、「ウッ!」と胸を締め付けられて、気持ちを整理してからでないと読み進められなかったからだと思います。
6割を過ぎたあたりからは一気に読めたのですが、前半の「心に違和感を抱いているものの、自分自身の言語化能力が足りないために不快感を解消できず、それゆえコミュニケーションがうまくいかない」あたりは、かなり来るものがありました。
具体的に自分自
Posted by ブクログ
『太平記 ラブ&ピース』から、町田康作品2冊目。
発明ともいうべき独特の文体と軽妙な河内弁のリズムに乗って進んでゆくのが心地よく、割とさくさく読んでいたのだが、残り200ページという辺りから暗雲が立ち込め、そして最後はすべてのツケを払うかのように崩壊してゆく。特に何も解決せず、誰かが救われるということもない。
「他人には自分のことを理解できるはずもない」という思いと、「誰かに理解されて救われたい」という思いを同時に抱きながら、拗れに拗れた結果、最期の最期は「なんらの言葉もなかった。なんらの思いもなかった。」である熊太郎の孤独。
読後のなんとも言えない寂しさ、遣る瀬無さ。
もしかしたら自分は