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はは、生まれた瞬間からの逃亡、流浪――千年の時を超え、現代に生きる源義経が、自らの物語を語り出す。古典『義経記』が超絶文体で甦る、激烈に滑稽で悲痛な超娯楽大作小説、ここに開幕。
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Posted by ブクログ
鎌倉殿の13人の菅田のイメージで読んでたが、弁慶は、誰のイメージも湧かなかったな。 小学生の頃から歴史は好きで、否、歴史というより義経が好きだったんだろうと思う…だからもうざっくりしか覚えていないストーリーを前提に、この本を読むとそんなこと知らなかったなという話がゴロゴロ出てきて、特に弁慶の弁慶にな...続きを読むった顛末なんかは全く知らなかったから、なんで弁慶なのにこんなにページ数が多いんだ、いつになったら義経に遭うんだ?と思いながら読んでいたけど、後から思えば、さもありなん。 鎌倉殿のスピンオフで、原作町田康、菅田主演義経で、ドラマか映画、やってくれないかなあ。
めちゃくちゃ良い。 古典にありがちな謎な行動を、ちゃんと現代の感覚で教えてくれる超面白い古典の先生の授業みたいな…塾とか高校の先生でたまにあるものすごく面白くて楽しみなエンタメ授業。って、授業ではなく最高なんだけど、とにかく最高。ああ自分の表現力のなさよ。
【かつてハルク・ホーガンという人気レスラーが居たが私など、その名を聞くたびにハルク判官と瞬間的に頭の中で変換してしまう。というと、それはおまえが自分に執着しているからだろう。と言う人があるけど、そんなこたあ、ない】(文中より引用) 源義経の一代記として民衆から幅広い支持を得た日本古典の代表作『義経...続きを読む記』。それを現代的に超・超訳することで語り直すことに成功した異色作です。著者は、小説家だけではなくミュージシャンとしての顔も持つ町田康。 これを古典というのか現代小説というのかはよくわかりませんが、ハッキリと言えるのはメチャクチャ面白い一冊だということ。時空を超えて「あ、やっぱり物語の力が強い作品って面白いんだ」ということがよくわかりました。町田氏の言葉のセンスは本当に天下一品です。 続編も必ず読みます☆5つ
本家である『義経記』については、子供向けにアレンジした作品を小学校低学年ぐらいに読んでいました。うろ覚えですが、スーパーヒーロー源義経の活躍に胸躍って楽しんだように記憶しています。 そして本作。町田さんのことだからきっと普通の現代語訳じゃないんだろうなとは思っていましたが・・・やっぱりやってくれまし...続きを読むた。義経の霊魂が1000年の時を超えて現代に蘇り、現代人というか都会育ちのヤンキー口調で義経記を振り返るという設定がとにかく素晴らしいです。ハルク・ホーガンのくだりや義経が「マジですか」「面倒くせー」「うざっ」って喋るのは序の口。まあ、とにもかくにも読んでみてください。めちゃくちゃ面白いですから。 本書では義経の出生から弁慶を家来に据えたところまでで、一番盛り上がるであろう平家との戦い、その後の頼朝との対立は次巻以降とのこと。もちろん絶対読みます。
すごいすごい! これは朗読音読がマストだ、と言いつつ普通に黙読したのだが。 早く続きが読みたい。
義経について知識がまったくない私でも楽しく読めた。とてもありがたい。町田康さんの小説、いつもながら読者を楽しませるサービス精神がすごい。心情の描写も事細かで、あるある、という心情を的確に描いていて面白い。早く続きが読みたい。
本家の義経記は読んだことないけど こちらの本は、過去から来た?まだ生きてる?義経が自ら自分の人生を語りながら進んでゆく形式。 源氏の本家で都育ちのボンボンらしい語りの義経が可愛らしい。彼を取り巻く関東の武士や寺社関係者たちの語り口や、ものの考え方との対比も細やかに書かれており、読んでいて楽しい。当時...続きを読むの人たちも、当たり前だが現代の私達と同じように置かれている立場によって右往左往したり、上から目線の人もいればその逆に、上司にペコペコな人もいたんやなと改めて思う。 3巻に渡る長い小説で、まだ1巻目。 勢いと面白さでグイグイ読ませてくれる。 最後のページまでダレることなく読めるのは間違いなく町田康の才能だなあ。 今すでにこれを書いてる時点で3巻目に突入してますが、それぞれ巻ごとに違う雰囲気で本当に読み飽きることがない。 登場人物の人間考察にこれだけ徹しているのは、作者ならではという気がしました。
中学生くらいの頃に義経にハマっていたことがあるわたしからしたら、町田版義経記なんて避けて通れないじゃないかーと購入したのやけど、読めば読むほどこれは原典からどれほど近い内容なのかさっぱりわからないな…?町田康の解釈がどんくらい入っとんやろ?と疑問に思いながら読み進めてしまった。だってずーーっと町田節...続きを読むなんだよ。 でも解説まで読んで、原典からそんなに遠くないらしいことが分かりましたよ。解説面白かったよ。町田康が音の文学ていうのはそうなんやけど、義経記もそうなんよな。平家物語とかそーゆーのも町田康が書けばめちゃくちゃ面白くなるんやないかな。 音がどうこうだけでなくて、政治的な話や、人間関係なんかのややこしい話も、今と価値観が違うから普通に読んでも理解しにくいようなことも面白く分かりやすく語ってくれてるからスーーンと読めてしまうよ。すごいよ。
前回4巻で完結していないだなんて全く知らずに読み終えてから、気がつきましたよ。 早く続きが読みたいです、よ。
義経とか弁慶の話をあまり掘り下げて読んだことがないので、町田康の手によって生まれ変わった本作で触れてみることに。本一巻では、二人が出逢うまでの少年期が中心に描かれている。”こんなん、無敵やん”っていう義経の早業をはじめ、荒唐無稽な場面も頻出するけど、徹底的に遊び心を盛り込むことで、完全なエンタメ作品...続きを読むとして生まれ変わっている印象。崩れ過ぎてて読みづらく感じるところもありはするけど、逆にここまでいききっているからこそ、スイスイ読めるってのはメリット。
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