走る?

走る?

あなたは走っていますか?
人生には、走るシーンがつきものだ。
中田永一、東山彰良、柴崎友香など、十四人の多彩な作家が「走る」をテーマに競作した異色のラン小説アンソロジー。

【収録作品】
中田永一「パン、買ってこい」
柴崎友香「ベランダと道路」
王城夕紀「ホープ・ソング」
佐藤友哉「熊の野戦」
遠藤徹「桜の並木の満開の下」
前野健太「いびきが月に届くまで」
古川日出男「藤村加奈芽のランニング・ストーリー」
岩松了「走る男」
小林エリカ「飛田姉妹の話」
恒川光太郎「リスタート」
服部文祥「小さな帝国」
町田康「ずぶ濡れの邦彦」
桜井鈴茂「誰にだって言いぶんはある」
東山彰良「或る帰省」

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走る? のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    14人の新進気鋭の作家たちが、Number Doに寄稿した「走ること」に関する短編集。走る気になる作と、ならない作があるが、作家さんたちがランナーという訳ではないので仕方ない。でも、その著者なりの「走る」ということの考え方がなんとなくわかり面白かった。

    0
    2017年09月17日

    Posted by ブクログ

    走るがテーマですと言われて作家は書くのだろうか?
    走らないこと、走ると飛ぶを比べる人、追いかける人、
    いろいろ読めて面白かった。

    俳優の岩松了のが、なんか後味ぞくっとする。

    「熊の夜戦」
    「いびきが月に届くまで」
    「パン、買ってこい」
    もよかった。

    0
    2019年12月26日

    Posted by ブクログ

    未読の作家のたくさんつまったオムニバス。それぞれの作家の傾向と実力の片鱗がうかかわれて楽しい読書だった。
    走るということは苦しいけど楽しい。そんなテーマに集まった作家たちの目の付け所がみどころか。

    0
    2017年09月15日

    Posted by ブクログ

    Number Doに連載されていた
    「走る」をテーマにしたアンソロジー

    ある意味読書の対極にあるものが題材ということで、
    なかなかおもしろい切り口だなと思い。

    14本の短編のうち、良かったのベスト3は
    「パン、買ってこい」 中田永一
    「ベランダと道路」 柴崎友香
    「リスタート」 恒川光太郎
    です

    0
    2017年08月20日

    Posted by ブクログ

    「走る」をテーマに14人の作家が競作。
    日々のランニングのモチベーションが上がるような疾走感あふれる作品が収録してあるのかと思いつつ手に取りましたが、そこは実力派の先生方。凡人の思い通りにはいきません。思わず膝を打ち、唸ってしまうような「走る」小説が並び、裏切られました(喜)

    14本どれもが個性的

    0
    2017年08月16日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    スポーツ雑誌 NUMBER Doに連載されたランを題材にした短編小説を集めたアンソロジー。

    ランナーではなく、ランを題材にしているってのがポイント。王道に走る楽しみを描いた小説だけではなく、走ることがイヤになる小説、走らされる小説等各種色が揃っている。出来もマチマチで、トータルで評価すると凡作って

    0
    2020年03月06日

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