桜井鈴茂の作品一覧

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作品一覧

2021/05/19更新

ユーザーレビュー

  • 探偵になんて向いてない
    新しい作家の気概というか覚悟が文脈に伺える作品。ストーリーはちょっと昭和チックな探偵ものだけれど、会話も人物造形も令和に合った軽妙で心に沁みる新時代の探偵ものでした。あと3冊は連作でお願いします。
  • できそこないの世界でおれたちは
    主人公のシローは売れっ子ではないが別れた妻に養育費を払い、好きなレコードを買い、好きなものを食べ、飲んだり映画を観たり、好きな事がそこそこ出来るコピーライター!

    そんな彼の周りにいるソコソコ愉快な人々

    ドラム:紅白にも出場するデカメロンズのドラム
    ヒロ子:バーアラバマの店主、密かに?シローが思い...続きを読む
  • できそこないの世界でおれたちは
    「できそこないの世界で」の曲は作者の脳内では流れているだろうから是非音源化してほしい。

    Cloud Nothing「Stay Useless」は桜井鈴茂の小説の大半のテーマソングにできる。良い曲を知れた!
  • できそこないの世界でおれたちは
    吉永シロウはもうすぐ50歳。昔バンドをやっていて、今は下請けコピーライターをしている。バンド仲間だった(通称)ドラムは今では紅白に出るようなバンドにいる。昔タイで知り合ったさっぱりしていてキュートな久美ちゃんにメールしても2年も返事がない。やはり昔すきだったバー・アラバマのママ、ヒロ子さんにも会って...続きを読む
  • できそこないの世界でおれたちは
    読むたびに焦燥や狂騒が込み上げる。青春に挫折しそこねた大人たちのやりきれなさを他人事とは思えなくて、過ぎ去った日々とこれからの日常に思いを馳せる。うまく負けること、転がることの難儀さ。かつてクラッシュはrebel waltzを歌ったが、桜井鈴茂の描く哀惜はクラッシュよりももっと懐が深い。生きていく日...続きを読む

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