【感想・ネタバレ】できそこないの世界でおれたちはのレビュー

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Posted by ブクログ

主人公のシローは売れっ子ではないが別れた妻に養育費を払い、好きなレコードを買い、好きなものを食べ、飲んだり映画を観たり、好きな事がそこそこ出来るコピーライター!

そんな彼の周りにいるソコソコ愉快な人々

ドラム:紅白にも出場するデカメロンズのドラム
ヒロ子:バーアラバマの店主、密かに?シローが思いを寄せる
久美ちゃん:シローとドラムのかつての同居人、今はパラグアイにいる?
ミラさん:女装するバーのマスター、かつては音楽レーベルのオーナー兼プロデューサー!

その他にも個性的なキャラクターが多数登場!

シローの役目は皆んなを微妙な弱い力で繋ぎ止める事!

奇跡は起きないかもしれないが心が何となく少しだけ満たされる物語・・・


本書との出会いは宮城県の亘理町の未来屋書店にて『亘理店夏文庫』の手作りの帯を見て、何か買おうと思い迷った挙句手に取りました!

結果は星×5

本書の前の物語『アレルヤ』も今度読んでみようと思う!

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2021年08月07日

Posted by ブクログ

「できそこないの世界で」の曲は作者の脳内では流れているだろうから是非音源化してほしい。

Cloud Nothing「Stay Useless」は桜井鈴茂の小説の大半のテーマソングにできる。良い曲を知れた!

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2021年06月06日

Posted by ブクログ

これも、本の雑誌・年間ベスト企画から。著者のことはここで初めて知ったけど、本作中でバンド音楽が重要な位置を占めることからのイメージか、町田康を思い浮かべました。といっても、氏の音楽は聴いたことないし、読んだ作品も数作だけなんだけど。本作は、キャラも特徴体な人が多いし、矢継ぎ早に事件が起こるしで、楽しく通読できるものでした。

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2022年03月07日

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