東山彰良の作品一覧
「東山彰良」の「【合本版】NARUTO―ナルト― 秘伝シリーズ 全6冊」「流」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「東山彰良」の「【合本版】NARUTO―ナルト― 秘伝シリーズ 全6冊」「流」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
今年の初めに初めて台湾を訪れて、台北市内を観光した。その名残もあったのか、普段はあまり手に取らない台湾に関連したジャンルの本を手に取ってみたのだと思う。最初の方はストーリーに入っていけず、人物名が少々覚えづらくもどかしかったところがある。しかし、ゴキブリや幽霊などの馴染みのある表現に助けられて、大陸と袂を分った台湾の空気感を表現する本作品を一気に読み切ることができた。台湾はスピリチュアルを感じる国だと思う。どこか昭和レトロで、で同時に最先端の技術を併せ持つこの国は興味深い。本来台湾に住んでいた台湾人が、国民党に対して抱く感情を理解するのに役立つ一冊であったと感じる。実際に国民党が国家樹立後に、
Posted by ブクログ
いわた書店の1万円選書でチョイスされた本。
端的に言うと、連続殺人鬼・サックマンは誰なのかを軸にしつつ、台北の廣州街に住む3人の少年たちが、ままならない人生に痛めつけられながらも友情を育み、そして壊れていくさまを描いた物語。
ただ、登場人物たちの関係はやや複雑で、友情だけでは言い表せない複雑な感情がにじんでいて、終盤に向かうほど、できごとの意味が変わって見えてくる構成がみごと。なかでも、最後に近い場面で交わされるやり取りは、失われた時間への痛みと、なお残るつながりの温かさが感じられて、とても胸に残りました。
いろいろと分かってくるp296以降まではやや前置きが長く退屈に感じるかも知れませ
Posted by ブクログ
最も印象に残ったのは、戦後台湾の社会が生き生きと描かれていること。
主人公・葉秋生の青春とミステリーが物語の軸になっているが、それ以上に、戦後の激動する台湾の空気そのものが大きな魅力だ。
日本統治の記憶、中国大陸との関係、国民党政権の影響など、あまり知らなかった台湾の歴史が興味深かった。台湾の人々が日本をどのように見ていたのかが具体的に描かれ、新鮮な発見も多かった。
登場人物たちは皆どこか不器用で、人間味にあふれている。ユーモアと哀しみが入り交じる語り口も心地よく、読み進めるほど物語の世界に引き込まれた。歴史小説、青春小説、ミステリーの面白さを併せ持った作品であり、台湾という土地と人々への理解