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Posted by ブクログ
暑かった。わけわからなかった。半分くらい音楽の話で、でもオトコ臭い仲間の話で、悲惨な病気に救いもなくて羨ましくなんかちっともないのに、だのに止まんなかった。
‥と、文章までこう変わってしまうような、圧倒的なリズムと勢いがすごい。
ストーリーとしては逃亡作法やさようなら、ギャングランドの方が、物語としては面白いと思う。でも、なぜなんだろう、手が止まらなかった。
東山節にもしかしたら、がっつり捕まってしまったのかもしれない。
「愛を売りものにすれば、売りものじゃない愛はみすぼらしく目に映る。売れない愛は、価値のない愛だと思うようになる。自分にとっても、相手にとっても。愛に値段がつく。その値段で愛の深さが決まる」
面倒で暑苦しくてひねくれていてかわいげなくてめちゃくちゃで、到底愛せないけれどどうしても目を離せない誰かのキモチが、そこにある。ちっとも感情移入できないのに、なぜだか目が離せない。
あたしの中にこのマインドが巣食っているとは思えない。でも、だからって、このみじめさをけなすだけの、その傲岸さもやっぱりあたしには、ないみたい。
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