流
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一九七五年、台北。内戦で敗れ、台湾 に渡った不死身の祖父は殺された。誰に、どんな理由で? 無軌道に過ごす十七歳の葉秋生は、自らのルーツをたどる旅に出る。台湾から日本、そしてすべての答えが待つ大陸へ。激動の歴史に刻まれた一家の流浪と決断の軌跡をダイナミックに描く一大青春小説。選考委員満場一致、「二十年に一度の傑作」(選考委員の北方謙三氏)に言わしめた直木賞受賞作。<解説:ロバート・ハリス>

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読んでいると、実話かなと思ってしまう(実際途中までは実話だと思い込んでしまっていた)ほど、描写がリアルで想像しやすいです。
    内容もめちゃくちゃ面白い。
    もしかしたら男性の方がハマるかもしれないです。
    ただ、名前が台湾語読みなので、覚えるのが困難です 笑

    0
    2025年12月06日

    Posted by ブクログ

    気力をめっちゃ感じた。

    幼い頃の経験や体験、その記憶が今の人生に力として流れ込んでいることを実感した。

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    三代にわたる大河小説みたいな物語になっているが、ミステリ小説の緊張感や時に出てくるユーモア、それから狐火のような神秘的な要素をもうまく織り交ぜていて最後まで興味津々であった。登場人物と事件をリアルに作り上げる筆力がすごいと感じた。

    台湾という国の近代史を表面的にしか知らなかったが、そこに住む人の目

    0
    2025年09月01日

    Posted by ブクログ

    台湾を舞台とした推理小説。青年が大好きな祖父を殺害した犯人を追う。人を殺した人たちが、殺されて償いをしようとしていたとの内心描写は新鮮だった。それよりも、台湾を巡る情勢、日清戦争後に50年も日本統治となり、第二次世界大戦が終わったと思ったら、国民党がやってきて支配される、結局あんまり深く考えもしない

    0
    2024年11月19日

    Posted by ブクログ

    これはおもしろかったですよ!
    今まで中国と台湾と日本のことを知らないで、のほほんと生活してました。
    いろいろな面で勉強になりました。

    0
    2024年03月05日

    Posted by ブクログ

    たまたま台湾旅行後に台湾が舞台のこの本を父から薦められました

    すっかり台湾ファンになっていたから作品の舞台の台北の街の熱気も、登場人物たちのパワーも鮮明に浮かんできて、また今すぐ台湾行きたくなってしまいました
    生きる力強さ、大好き!

    0
    2024年02月21日

    Posted by ブクログ

    中国語の名前が厄介だが、一応おもな登場人物が最初に記載されているので助けになった
    時代背景も見事に描かれて表現力も高く、ユーモアもたっぷり
    他の人に勧めたくなる

    0
    2023年02月18日

    Posted by ブクログ

    祖父の死の謎や様々な伏線でリーダビリティを確保しつつ、超自然的な現象で展開コントロールした上で、歴史、国、血脈と「私」といった文学上のテーマをぶつけてくる。巧みだし面白かった。

    0
    2023年01月06日

    Posted by ブクログ

    冒頭から祖父が殺されてミステリーかと思いきや、怒涛のように主人公と共に台湾史に巻き込まれていく感じがとてもよかった。後半にはしっかりと祖父を殺した犯人もわかります。台湾の歴史と共に懐かしい日本の流行も思いだせてよかったです。プロットが巧みな小説でした。

    0
    2025年11月07日

    Posted by ブクログ

    1975年の台北を題材にした作品
    2015年直木賞受賞作
    ぶっ飛んだじーちゃん葉尊麟の孫、葉秋生のお話
    落第、祖父の死、初恋と失恋、幽霊、友情、兵役、ルーツを辿る旅、コックリさん…とぐちゃぐちゃ〜と詰め込まれている。
    その度に秋生の感情が目まぐるしく変わり、引き込まれていく…

    0
    2025年04月13日

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