古川日出男の作品一覧

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2024/03/01更新

ユーザーレビュー

  • 平家物語
    古川日出男さんのリズミカルな短いフレーズがなんとも心地良い。古典を全文読むのは初めてで感動。
    2924-007
  • 平家物語
    「平家物語 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集)」(古川日出男 訳)を読んだ。
ええ読みましたとも。
訳者あとがきまで含めて880頁。
    
原文は『祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、云々』のところぐらいしか知らないけれど、この古川日出男さんの訳文は見事だと思うな。
まさに琵琶の...続きを読む
  • 平家物語
    古川日出男による『平家物語』の完訳。
    そもそも平家は原文自体が美しく、リズミカルだが、現代から見ると説明が必要だったり冗長だったりする部分も多い。訳者はそこに複数の「語り手たち」を、しかも無常観や仏の功徳について深く知っている「語り手たち」(彼らの正体は平家滅亡時の語りで明かされる)を登場させること...続きを読む
  • 平家物語
     2022年1月からアニメ「平家物語」と大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が始まらなければ、私はこの本を読もうと思わなかったかもしれない。とはいえ抄訳版の『平家物語』(角川ソフィア文庫)を持っているくらいには好きで、だが本書の情感の深さは抄訳版とは比べものにならないほど違った。
     
     小松殿こと平重盛の清...続きを読む
  • 平家物語 犬王の巻
    室町時代に実在した能楽師・犬王と、琵琶法師となった友魚の物語。
    琵琶の語りのような文章は軽妙にしてリズミカル。
    映画版とは設定の違いはあるものの、こちらも素晴らしい。

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