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Posted by ブクログ
TBSラジオアフター6ジャンクションで
柴田元幸先生がおすすめの本を紹介するというので、どんな翻訳ものかと思ったら、
古語から現代語への翻訳だった!
柴田先生が言うには、古川日出男さんが、紫式部に憑依して現代語訳した。
ということでした。
まさに。
最初に私たちにむけて古語の基本的なことを簡単に説明してくれてるんです、紫式部姉さんが。
女房といったら、どの男のワイフ?と考えたりしませんか?それはゆゆしい事態です。局と口にしていたら、あなたはツボネとはなんだろうと眉をひそめますよね?
とこんな感じで。
局とは、しきられた部屋。
房というのも同じ。
つまり、女房と局は同じ女性のための仕切られた部屋。でも、女人たちのこともまた女房という…
分かってるようで分かってなかったですありがとう姉さん。
そして自己紹介。
私は宣孝のワイフでした。998年にむすばれ、1001年に彼は死んだ。わたしは以来、ずっとシングル・マザーです。
彼女はいつもブルー(感傷的)で、グルーミィなんです。なんか、素敵じゃん
紫式部日記は紫式部さんが中宮の女房になってから書いているんですね、
前半は中宮さまのご出産の様子がドラマチックに描かれ、周りの方々の事を敬ったり憧れたりというかんじ。
しかーし、後半怪しくなります。
有名な和泉式部や清少納言批判もありますが、
ライバルの斎院さまの女房たちのはなしがいちばんおもしろいところ。
いわゆる「日本書紀の御局」とはこのあたり。悪口をいいふらされるのです。
まひろの弟、あのダメ弟 惟規の恋人、中将の君という女。この子が問題なのだ。
憂し。
ぜひ、中将の君があからさまに書いた手紙を、どこかから入手した紫式部姉さんのお怒りを読んでみてくださいね。
ほんとジェンダー平等について書かれているわ。
ラストに、殿である、道長とのやりとりもなんかほのめかしています。
式部姉さんったらそれ、匂わせって言われちゃいますよ。
Posted by ブクログ
倫子が若返る菊の花を紫式部に持ってきてくれたっていうエピソード(解釈の仕方はいろいろあるとはいえw)が早々に出てきて、このあたりからのめりこんでいった
グルーミィさを優先して現代語訳
記録としての日記
グルーミィをさらけだす日記
だって。いいですね。
有名な“お前が男であったなら…”のくだりは、紫式部日記の後半だったか
大河でも当然ながらこのシーンありまして感無量です
漫画でも読む紫式部日記、的なものより
本書の方が日記を読んでいるという実感が湧きました
“ミセス自粛なし”にはクスッとした。自分で言う?笑
筆で書かれている現代語訳部分はもちろん
ペン(私にはiTouchに見える)で書かれている、紫式部が私たちと同じ現代に立って書いている部分には、書かれている内容についての案内やおそらく考察というか定説になりつつあることを盛り込んでいる。
ここから口調が変わっているとか日付という楔(くさび)が入っていないとか手紙文のようにして張り合っているとか!
有名エピソードも改めて読めて面白かったです!
Posted by ブクログ
紫式部本人による紫式部日記、ということで、所々補足があって理解しやすい作りになっている。
紫式部が小式部内侍のことがとても好きなこともしみじみ伝わってくるし、清少納言に対する苛立ちも現代的で面白い。
けれども使っている言葉が「ワイフ」「グルーミィ」など、度々普段自分は使わないものに置き換えられていて気が散ってしまった。
具体的にいうと、90ページの「大晦日の夜には鬼やらいがある」のところなんて、原文が「うちとけゐたるに」(くつろいでいたところに)が「いずれにしても、いつもはどこか冷めているわたしは、けれどもこの瞬間は、ただの冷静(チル)な物腰よりもチル・アウトをもとめていた。そう、くつろぎ。実際にそうしていた」ととても長く捕捉されていて、尚且つチルアウトと言われてもピンと来ず、余計にわかりにくく感じてしまった。
逆に今10代20代の女性ならわかりやすいのだろうか。
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