柴崎友香の作品一覧

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配信予定・最新刊

文藝春秋2024年4月号
NEW
1100円(税込)

作品一覧

2024/03/08更新

ユーザーレビュー

  • その街の今は
    日日是好日。上がりも下がりもない 劇的に事件もない 何かが起こって起承転結もない、んー凄く良い感じの柴崎友香さんだった。良太郎とベタベタの飲み会の次の日にお互い酔ってたと言いズバッと闇金と聞く あー友達になるんだろうなと 友人から恋愛の仕方が間違っているのではと疑問を投げかけられ、なるほどと付き合う...続きを読む
  • 待ち遠しい【毎日文庫】
    久しぶりの柴崎友香さん。こんなコテコテ関西弁だっけと思いつつ、嫌いじゃないって、テンポ良くて物事が楽しくなっているって事。離れの見た目古い家の設定もいいかなあー、3人の掛け合いなんだけど、だんだんと仲が深まる訳ではなくて、ラストに春子がはっきり意思表示してる場面もあって、そこからどうこうする訳じゃな...続きを読む
  • 続きと始まり
    『三月十一日は仕事が入っていなかったので、れいは部屋の片付けをしていた。この部屋に移ってきて以来、テレビをつけることはめったになく、代わりにときどきラジオを聴くようになった。(中略)ニュースは「震災から十年」という言葉で始まった。コロナ禍のために追悼式典は縮小され、政府からの出席者も制限されています...続きを読む
  • 続きと始まり
    三者三様のコロナ禍“あの日”“あの頃”の経験は、怖いほどリアルでフィクションなのに“身に覚え”があり過ぎて‥語り手達が個人的に見た景色まで、わたし自身が見聞きしたり経験してきたことに重なり、脈絡もなく記憶のページが開かれて、頭の中がパンクしそう。「どうすればいいかわかるのはいつもそれが過ぎてから」。...続きを読む
  • 続きと始まり
    柴崎さんの小説が大好きで、いつも新刊を楽しみに、読んできました。でも、これは今までの柴崎さんの作品と、全然違う、すごい・・・と読み終わって感服しました。

    3人の主人公の、今の生活や仕事、生まれ育った家族や今の家族のこと、日々のささいな気づきやひっかかりが、
    関わる人々との会話によって、気づきに深み...続きを読む

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