残響―中原中也の詩によせる言葉

残響―中原中也の詩によせる言葉

1,047円 (税込)

5pt

3.6

わずか30歳にして夭折した詩人・中原中也。その遺された詩の一篇一篇から喚起された世界を、“現代最強のパンク詩人”である町田康が自らの言葉で紡いでいく。「ダダの中也」と「パンクの町田」の時空を超えた饗宴!

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残響―中原中也の詩によせる言葉 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2015年04月03日

    教科書でお馴染みの帽子を被った童顔の青年とは裏腹に実は喧嘩にからきし弱いタコ八郎のようなどうしようもない酒乱のダダイスト中原中也…しかし詩歌においては斬れ味鋭く言葉を思うがままに操る元祖無頼派の天才であったことは今更言うまでもないだろう。
    それゆえ単独で読むにはあまりにも毒気が強過ぎて胃もたれを起こ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年12月21日

    知っている詩がある。結構たくさんある。
    そうだ、こんな詩を読んで、こんな詩に惹かれていたのだったな、と思う。
    勘違いして覚えていた詩もある。「月夜の浜辺」など、「月夜のボタン」というタイトルだとずっと思っていた。ボタンではなく、浜辺のほうが主役なんだな。

    時空を超えて、2人の言葉が響き合う。セッシ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年11月27日

    中原中也は大好きなんだけど、現代に中也まんまのスタイルで詩を書く人がいたら、中二病と言われるだけだろう。

    実際、中也の詩はじめじめしていて、不必要に暗かったり、そのまんまランボーのパクリのようなこともある。だけど、暴力的なくらい正直で純度が高い。

    その中原中也の詩の数十編に、町田康が呼応する形で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年10月25日

    中原中也にアテラレタ。今も昔も変わらない心象風景がある。
    風化しない詩がある。町田康さんの毒気が感じられない程の中原中也の言葉の力。

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    Posted by ブクログ 2020年03月09日

    「タバコとマント」「冬の日の記憶」が好き。
    「サーカス」「汚れちまった悲しみに」は、知っている詩だからこそ町田康の文章が面白かった。
    詩って時々心に響くものを見つけられるから不思議。たまーに読みたくなる。

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    Posted by ブクログ 2019年07月19日

    町田康、あまり知らないが、中島らもの追悼ライブで「KYOKO」を歌っていたのだけ覚えている。
    やはり先ず中原中也のことを少しは知らねばならん、と思えて、この本は中断。いつ戻るか未定。

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    Posted by ブクログ 2011年08月14日

    中也の詩の解説でもなく、オマージュというわけでもなく、共鳴するままに言葉に置き換えていったという具合です。マーチダさんが中也の詩に対する残響をさらに読み手の私が受けて…残響の残響は、この詩なんだったっけ?と思うことしきり。

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