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子どもの毎日は、山あり谷あり。第一志望の学校に落ちた! 体育が好きになれない。大人になるって楽しい……? ストレス社会でがんばる子ほど肩の力がみるみる抜ける人気作家7人の迷回答
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Posted by ブクログ
2023年39冊目。 読書って、おもしろい。 今悩んでいる事の答えに導くような言葉に出会える。 「実るほど頭を垂れる稲穂かな」のことわざ。実るから謙虚にするのではなく、謙虚にするから実るのである。このことわざの本当の意味を知ることができた。 「気づきをありがとう」…世の中というところは気づきに満...続きを読むちており、いくらでも感謝できる。まさしく、最近そんな思いをした。考え方一つで生き方が楽になると思えた言葉。 最後の「珍回答してくれた先生方」の紹介までも面白かった一冊。
とても面白い。そして大人も人生の訓示として読むべき?ww私は読むべきだと思います。 肩の力を抜きながら生き抜く術を教えてくれています。 回答者様達は、こども向けに言葉を選んで優しい言葉で答えてくれていると思うのですが、内容はけっこう辛辣ですし的を得ています。さすが。 読んで良かった
子ども?の悩みを起点として 関係がありそうな話だったり なんでそんな話が始まったの? みたいな視点から思いもよらぬ 結論のようなものを導きだす 作家の皆さんに脱帽。 子どもに相談されたら これぐらいのふわーっとした ベリーロールで華麗な着地を見せる 解決策を提示したいものだ
文章には人柄が出るということがわかった。それぞれの作者(何人かの本は読んだことがあるけど)の素性は一切わからないけど、質問に答えていく回答文自体が自己紹介をしているようだった。 そして、私が普段よく思っていることが、忠実に言語化されていて勝手に爽快な自分を味わった。 個人的には、「人と人とが関係...続きを読むを結ぶときは、もしかしたら美点によってかもしれない。けれどその関係を深めていくのは、美点ではなく欠点なのではなかろうか。また、私たちが人間くささを感じるのは、どういうわけだか美点ではなく欠点である。」 「私は今現在『早めに終わらせ、夏休み最後まで何度も見直す派』なのだが、もちろんそんなことは言わない。そんな模範的な回答、まわりの人たちは白けるだけなのだ。『もちろんぎりぎり派だよ』、これは会話のマナー。」 の2つはまさに私の脳内の言葉をそのまま書き写しているようで驚いた、とともに似た考えを持つ人がいて安心もした。
どの質問も簡単に「こう言うものだ!」と、キッパリ言い切ってしまう事も出来るのだが、どの回答者も心から真摯に向き合ってくれています。 社会のままならなさ、白黒で割り切れない所を知った上で一生懸命経験を交えて説いてくれています。 こう言う類いのおしゃべりは好きです。例え親子であっても子どもの質問にこ...続きを読むんな風に向き合ってあげたいな。と思います。
津村喜久子さんが好きなので、読んでみた。 津村さんの他にも6名の回答者(皆文筆家さん)がいるのだが、どの方もいわゆる優等生的な回答、教科書的な回答ではなく、「だよねぇ」と思えるような回答をしてくれている。 だからといって質問者に寄り添った(質問はズバッと短文で質問者の名前もないので質問者の存在感は...続きを読むゼロだが)感じではなく、みなさんの実感からの回答なので、スッと入ってくるものが多い。 子供向けだと思うけど、悩んでいる時に読むと少し気が晴れるかも。
小説家や歌人などによる子どものお悩み相談会。 子どものお悩みというのが、子供側の事情を詳しく書いたものではなく「謙虚になるにはどうしたらいいですか?」「遅刻グセがなおりません」といった一行のみ。 だから、お悩みに対するアドバイスというより、それをテーマにしたエッセイのようなものだった。参考になるかど...続きを読むうかは、微妙だった笑。 作家さんたちの多くは、自分の経験について語っているのが、大人として読む側はおもしろかったな。 子どもと大人、どっちが読めば共感できたり面白く感じたりするんだろう。 一番最初に「夏休みの宿題ぎりぎり派はだめ?」というテーマについての角田光代さんの回答で、小学生の時絵が好きで美術部に入っていたが、夏休みの絵画の宿題ができずぎりぎりになってくまのぬいぐるみ(茶色)を書いたら絵が黒と茶色になってしまい、教師から「きったねー絵だな」と言われ、それから絵を描いていないという話が心に刺さった。 私の小学生の時も、美術の男性教師がとても個性的な人で、児童の絵について笑いながらバカにしてた。それも他の児童に同意を求めるように言うから同級生からもからかわれるんだ。私もやられて、恥ずかしくて鉛筆で必死に絵を消して描き直したっけな。・・・まさか同じ教師じゃないよね? 私は大人だから、大人の一言がが子どもにどんな影響を与えるのかということについて、自分の苦い思い出とともに、痛感した。 あと、津村記久子さんの同級生が、教師になったから自分の学生時代のことがよくわかるようになったというのも、なるほど。そうだよね。教師は、自分の学生時代のことを思い出して「あのときのことって・・・」と答え合わせができることもありそうだ。
作家さんそれぞれの回答にユーモアがあって、楽しく読めました。 読んだことのない作家さんもいたので、小説も読んでみたいなと思いました。
大人が読んでも楽しかったです。 ちなみに夏休みの宿題はわたしは早めに終わらせるタイプでしたが会話のマナー的にはなってないのかな笑。
7人の作家によるエッセイアンソロジー。 もともと『考えるマナー』『楽しむマナー』という本の中からエッセイを抜き出して、子どもの悩みや質問に対する回答という形式で再編集されている。 サブタイトルに「迷回答」とあるが、そもそも質問に答えるために書かれた文章ではないため、答えになっていない「迷回答」になる...続きを読むよね、とは思う。 子どもの素朴な質問に対して作家が答えてくれた本だと思えば肩透かしを食らうし、一方で様々な作家たちの気軽なエッセイだと思えば楽しめる一冊。 好きなエッセイは 三浦しをんの「ボウリング最弱王決定戦」 高野秀行の、ありがとうを言わない民族と褒めることについて。 角田光代のクヨクヨしてしまう自分。 町田康のおじさん的エッセイも面白かった。 子どもにむけてエッセイという文種について教えることに使えそう。
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子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答
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角田光代
高野秀行
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