神去なあなあ夜話

神去なあなあ夜話

小説・文芸
704円 (税込)

3pt

三重県の山奥、神去(かむさり)村に放りこまれて一年が経った。最初はいやでたまらなかった田舎暮らしにも慣れ、いつのまにか林業にも夢中になっちゃった平野勇気、二十歳。村の起源にまつわる言い伝えや、村人たちの生活、かつて起こった事件、そしてそして、気になる直紀さんとの恋の行方などを、勇気がぐいぐい書き綴る。人気作『神去なあなあ日常』の後日譚。みんなたち、待たせたな!
※本作品は 2016年6月2日まで販売しておりました単行本電子版『神去なあなあ夜話』の文庫電子版となります。 本編内容は単行本電子版と同じとなります。

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神去なあなあ夜話 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    以前読んだ『神去なあなあ日常』の後日譚
    主人公勇気くんの文章力が上がっているなぁと感じながら、神去村の昔話やヨキ、ミキさん、まさかの山根のおじさんの話など、前作では知ることのできなかった村の方々の一面や過去に触れ、実際に勇気くんは存在するのでは?
    と思ってしまうほど、一つずつの話が丁寧に書かれていた。
    私はお婆がまさかの文章力を持っていたことに笑ってしまいました。
    考えすぎず肩の力を抜いて読める小説だったように思います。

    0
    2026年04月16日

    Posted by ブクログ

    日常と続けて読んだが夜話の方がより細かい人間関係や日常の様子が見えて面白かった。

    特に書かれていなかったので私の想像だが、たぶん登場人物全員が最初から林業に特別な思いを抱いていたわけではなく、村で生まれ育った流れで、他にやれることもないし、みたいな消極的な理由で始めた人もいるのではないか(主人公の勇気からしてそうだし、その気になれば村の外にはすぐ出れる)。
    それでもだんだんと自分の仕事に誇りを持つようになり、山で生きていくという覚悟を決めたのだろうなと思った。
    会社勤めをしていると、やたらと仕事のやりがいを求めたり自分の思っていた仕事じゃないから転職を考えたり移ろい気味になりがちだがが、生きる場所を決めて、一つの仕事を極めていく生き方は本当にかっこいいと思った。
    乙嫁語りの、生きていくことにただひたすら〜というセリフを思い出した。

    0
    2026年02月07日

    Posted by ブクログ

    主人公・平野勇気が前作で両親に騙されて神去に来てから一年、自然と林業を愛する青年となった彼の神去での後日譚。

    神去村での日常やちょっとした事件、前作で恋した直紀とのその後など、雰囲気は変わらず、気になっていたことはしっかりと回収してくれて楽しめた。

    清一、ヨキの過去、つまり神去村に何があったのかは衝撃的だったし、神去村の住民の死生観なんかは興味深かった。勇気よかったね。

    ほんと三浦しをんさんの作品は読ませるのが上手だなぁ。

    0
    2025年12月21日

    Posted by ブクログ

    神去なあなあ日常を読み終えて数年…
    その間に映画WOOD JOBも鑑賞した。
    が、やはり原作本が面白い‼︎
    三重県の山間部で林業をする主人公が前作からまた一歩地元住民の中に入りこめたお話であった。
    私自身が三重県出身ということもあり、馴染みのある地名がたくさん出てくることも引き込まれる要因の一つだと思う。

    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

    「なあなあ日常」の続編

    高校を卒業と同時に三重県の山奥に放り込まれた平野勇気
    いつの間にか村や仲間が大好きになり・・・
    恋の行方は??

    100年前の人たちが手入れした山を
    100年後の事を考えて世話をする。
    長い長いスパンの日々が「なあなあ」なんだろうなぁ

    こんな暮らしもいいな(絶対できないけど)

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    ほんわかとドキドキがほどよくブレンドされた田舎のストーリー!
    自分も田舎出身なのであーわかるーと共感できる部分があったり。
    日常編からファンになりましたが、今回も面白く一気読みしました。勇気がみんなに馴染んで、いろんな過去を知りながら成長していく姿には元気をもらえました。直紀さんとのやりとりを村人みんなが暖かく積極的に見守っているのが面白い。
    ぜひこの続編も読みたい!

    0
    2025年10月11日

    Posted by ブクログ

    神去が帰ってきた!
    と言っても自分は2冊続けて読んだのだが。

    今作も非常に面白かった。

    今自分が関心を寄せる神話や神道に通ずる話も出てきて、そして登場人物のみんなの関係性が深まっていくのもあって、読み進めるのが楽しい。

    どうか次回作も出していただきたい。修験道やら仏教やらについて触れるというのもあって良し、単に人物の物語が続いていくのも良し。次回作、出ないかなあ。

    0
    2025年09月22日

    Posted by ブクログ

    続編もまたまた面白い、というより楽しかった。
    神去村に来て一年が経ち、20歳になった勇気は、益々神去村に魅了され山の仕事に打ち込んでいく。
    『神去村なあなあ日常』は、山の美しさと恐ろしさの中で、勇気が成長していく話だったが、続編の『神去村なあなあ夜話』は、神去村の勇気とゆかいな仲間たちの話といった感じだ。
    ヨキも相変わらず破天荒で面白く、繁ばあちゃんもいい味を出している。
    横浜育ちの勇気の感覚とはかなりズレている村の人たちの個性的なキャラの中で、非の打ち所がない中村林業のおやかたの清一と、勇気が思いを寄せる直紀さんの凛としたかっこよさが、全体的をビシッと締めてる気がする。
    勇気がパソコンに記録として書いているという体で語られる物語だが、小気味良いテンポがとても心地よくて、ワクワクしながら話に吸い込まれていく。
    自分も神去村にいるかのような違和感のなさ、安心感が不思議である。
    三浦しをんさんの筆力ってやっぱりすごい。
    続々編はもう出ないのかなあ。

    0
    2025年04月30日

    Posted by ブクログ

    神去村の人たち、ホントに味のある人たちばかり。
    閉鎖的な集落に生まれて死ぬまで暮らす生活は、それはそれで人付き合いも大変なんだろうけど、だからこその「なあなあ」精神が潤滑油になっているんでしょうね。
    都会人の平野勇気が、神去村でどんどん成長していくのが、ほっこりして、読み終えるのがもったいなかったなぁ。

    神去村の言い伝えや起源の話もあって、山の神秘的な部分にも触れられて良かった。さすが、しをんさんの小説。

    さて、しをんさんの小説で、ちょっとのんびりしたから、再度、北方水滸伝に戻りますかね。漢たちの死闘の世界へ、いざ。

    0
    2024年11月14日

    Posted by ブクログ

    「神去なあなあ日常」の続編的な本です。

    林業の世界に放り込まれた二十歳の主人公が、神去村での出来事を、密かにパソコンに記録している内容をこの小説に仕上げている。
    登場人物の描写が非常に分かりやすくて、自分もその村の一人になって会話を楽しんでいる錯覚に陥る。
    読み応えはそんなにないが、微笑ましく満足度は高い。

    読むなら「神去なあなあ日常」を読んでからを、おすすめします。

    0
    2026年08月04日

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