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Posted by ブクログ
日常と続けて読んだが夜話の方がより細かい人間関係や日常の様子が見えて面白かった。
特に書かれていなかったので私の想像だが、たぶん登場人物全員が最初から林業に特別な思いを抱いていたわけではなく、村で生まれ育った流れで、他にやれることもないし、みたいな消極的な理由で始めた人もいるのではないか(主人公の勇気からしてそうだし、その気になれば村の外にはすぐ出れる)。
それでもだんだんと自分の仕事に誇りを持つようになり、山で生きていくという覚悟を決めたのだろうなと思った。
会社勤めをしていると、やたらと仕事のやりがいを求めたり自分の思っていた仕事じゃないから転職を考えたり移ろい気味になりがちだがが、生きる場所を決めて、一つの仕事を極めていく生き方は本当にかっこいいと思った。
乙嫁語りの、生きていくことにただひたすら〜というセリフを思い出した。
Posted by ブクログ
続編もまたまた面白い、というより楽しかった。
神去村に来て一年が経ち、20歳になった勇気は、益々神去村に魅了され山の仕事に打ち込んでいく。
『神去村なあなあ日常』は、山の美しさと恐ろしさの中で、勇気が成長していく話だったが、続編の『神去村なあなあ夜話』は、神去村の勇気とゆかいな仲間たちの話といった感じだ。
ヨキも相変わらず破天荒で面白く、繁ばあちゃんもいい味を出している。
横浜育ちの勇気の感覚とはかなりズレている村の人たちの個性的なキャラの中で、非の打ち所がない中村林業のおやかたの清一と、勇気が思いを寄せる直紀さんの凛としたかっこよさが、全体的をビシッと締めてる気がする。
勇気がパソコンに記録として書いているという体で語られる物語だが、小気味良いテンポがとても心地よくて、ワクワクしながら話に吸い込まれていく。
自分も神去村にいるかのような違和感のなさ、安心感が不思議である。
三浦しをんさんの筆力ってやっぱりすごい。
続々編はもう出ないのかなあ。
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