舟を編む

舟を編む

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

出版社の営業部員・馬締光也(まじめみつや)は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。新しい辞書「大渡海(だいとかい)」の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。定年間近のベテラン編集者。日本語研究に人生を捧げる老学者。辞書作りに情熱を持ち始める同僚たち。そして馬締がついに出会った運命の女性。不器用な人々の思いが胸を打つ本屋大賞受賞作! 馬締の恋文全文(?)収録!

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  • ドラマ化

    「舟を編む~私、辞書つくります~」

    2024年2月18日~ NHK BS・NHK BSプレミアム4K
    出演:池田エライザ、野田洋次郎、矢本悠馬

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舟を編む のユーザーレビュー

2012年の本屋大賞を受賞し、松田龍平さんと宮﨑あおいさん主演の実写映画でも話題となった本作。
いつもなにげなーく使っている辞書の裏側に、こんなドラマが潜んでいたとは…!
「辞書」の持つ、愛想のなさやお堅いイメージのせいか、エライ先生たちが事務的にクールに作っていると思っていたのは、どうやら間違いだったようです。
熱い、熱いよ…!
辞書作りに携わる人たちの、なんといきいきとしていることか!
興味のない人間にしてみれば、「あがる」と「のぼる」の違いなんてどうでもいいことだけど、主人公の馬締くんにとっては大問題。融通がきかなくて、クソ真面目で不器用……でも、そこが逆に愛おしい。こういう男はいい女を捕まえるものである…と思ったら、ほらやっぱり。
そう、これは仕事小説としても、ラブストーリーとしても楽しめる、おいしい一冊なのです。
ちなみに、2016年秋にはノイタミナ枠でアニメ化も予定されているそう(キャラデザはなんと雲田はるこ先生!)。(書店員・水玉)

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    出版社の営業部から辞書編集部へ異動した馬締(まじめ)。
    個性的すぎる仲間達、問題が山積みの編集部、ままならぬ恋。
    右往左往するなか新しい辞書『大渡海』は無事完成するのか…。

    映画、ドラマ、アニメ化された言わずと知れた名作を、今更ながら初読しました。
    『大渡海』は正しい日本語を伝えるだけでなく、自由な言葉が人と人とを繋ぎ、自分の思いを伝えるための手助けとなります。
    "その言葉を引いた人が心強く感じるか"、ひとつひとつの語釈ととことん向き合い、微妙な感性を落とし込むのは生半可なことではありません。
    先人たちが命を吹き込むことで受け継がれてきた道標に、改めて言葉の持つ力や影響力を感じます。
    分からないことは何でもネットで検索できる時代、紙の本は何かに本気で心を傾けた人の結晶であり、手元に残せる唯一無二の媒体なのだと思いました。

    言葉への鋭いセンスって才能だな〜…と自身の語彙力と早々に決別していましたが、馬締さんを見ていると読書の数も言葉を捉える思考も全然足りてないことを痛感しました。(とは言え馬締さんは天才に違いない!)
    辞書が完成を迎えることがないように、私も日々変化していく言葉の海から自分の言葉を探し続けていきたいです。

    0
    2026年10月31日

    Posted by ブクログ

    何気なく使っている言葉がこんなに色んな表現や意味があるのかと関心しました。辞書なんて学生の時に使った位で、1冊の辞書を作るのにこんなに苦労や情熱が詰まってるかと感動しました。

    0
    2026年10月27日

    Posted by ブクログ

    辞書をテーマにした小説という事で、言葉にフォーカスされることが多かった。自分が日常で使っているような些細な言葉も、掘り下げてみれば奥が深い。
    言葉の定義付けは簡単そうで難しい。自分で考えてみてもなかなか上手くいかない。
    辞書なんて学生以来開いてもいないのに、この本を読んだら辞書を見てみたくなった。

    0
    2026年10月26日

    Posted by ブクログ

    「舟を編む」というタイトルがぴったりでした。
    言葉はただの文字や音ではなく、もっと多角的で彩りを持つものであることを感じられました。
    辞書に対する見方が変わりそうです。
    ここまで言葉を大切に感じながら読んだ本は初めてで、頭を使ったのでちょっと疲れましたが、とても気に入りました!

    0
    2026年10月18日

    Posted by ブクログ

    読んでいる時間があっという間だった
    普段ミステリー小説ばかり読んでいるので、この作品のような心が温まる小説は新鮮だった

    0
    2026年10月16日

    Posted by ブクログ

    好きすぎて、単行本持ってるのに文庫も買っちゃった。ちなみに映画も好き。
    言葉を知ることは相手に細かなニュアンスまで伝えたいという思いやりのひとつでもあるし、言語化によって気持ちに整理がついてスッキリすることでもある。辞書ってタイムカプセルみたいだなって思った。

    0
    2026年10月12日

    Posted by ブクログ

    出だしから文章に引き込まれ、夢中になって読んだ。

    辞書を編むという仕事が、こんなにも面白い物語になるとは。

    特に西岡の存在が印象的だった。器用に物事をこなす一方で、何かに本気になりきれない姿が印象的。

    まじめの愚直なまでの姿勢に心を揺さぶられ、少しずつ自分に素直になっていく西岡が好きだ。

    人が何かに真剣に向き合う姿は、周囲の人の心も動かすのだと思う。

    文章の魅力も相まって、心に残る一冊だった。

    0
    2026年10月12日

    Posted by ブクログ

    選書していただいたので久しぶりに再読。前読んだ時よりも心に響いた。本は読むタイミングで感じることが変わるから面白い。自分では再読の予定はなかったので、良いタイミングで選書してもらえて読めたのが嬉しい。

    0
    2026年10月07日

    Posted by ブクログ

    辞書、めっちゃ分厚い、箱に入ってる、鈍器。
    そのように連想してしまう自分がすごく恥ずかしい。1つの辞書を作り上げるまで、昔から使われてきた言葉、それにコツコツと日常で触れる言葉を集め、言葉の意味やイメージが伝わるか何回も見直し、いろんな分野の専門家にも取材をし、紙の質感や装丁のデザインからなにから何まで時間と労力をかけて作り上げていく。情熱を感じる作品だった。

    0
    2026年09月30日

    Posted by ブクログ

    辞書を隅々まで読む人はごく少数ではないでしょうか?なのにどこを読まれても良いように万全を期さなければならない。特殊な書物です。
    今は、分からない言葉はスマホでちょちょっと調べることが増えました。家では辞書を引きますが、出先ではやっぱりスマホに頼りがちです。でも、この作品に出会い、辞書編集の方たちの地道な作業や執念を知り、やはり人の思い(念?)のこもった生きた説明で調べたいと思い直しました。

    私は一体、辞書に載っている言葉の何割程を知り、普段使っているのか、とても気になってきました。調べるのは大変そうですが…

    小学生の時に、辞書を読むのが趣味という子がいたな〜、と思い出しました。彼はきっと馬締さんと話が合うのだろうな〜と、ふと思いました。

    何度でも読み返したい、素敵な作品でした!

    0
    2026年09月28日

舟を編む の詳細情報

  • ドラマ化

    「舟を編む~私、辞書つくります~」

    2024年2月18日~ NHK BS・NHK BSプレミアム4K
    出演:池田エライザ、野田洋次郎、矢本悠馬

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