【2021年に読みたい!】読者が選ぶ、おすすめ恋愛小説ベスト50ランキング!

「絶対に外さない!」「人におすすめしたい!」恋愛小説をテーマに、ブックライブユーザーにアンケートを実施。話題の映画化作品や、ほろ苦い恋心が切ない感動作品、純愛100%の胸キュン作品まで、新作・名作から幅広くランクインしました。
投票総数613票の中から選ばれた、おすすめ恋愛小説ランキング決定版!

※セーフサーチを中またはOFFにすると、すべての作品が表示されます。

おすすめ恋愛小説ランキング(第1位~第50位)

      • 【第1位】 君の膵臓をたべたい

        君の膵臓をたべたい

        ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。読後、きっとこのタイトルに涙する。デビュー作にして2016年本屋大賞・堂々の第2...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 純愛に号泣。

        • 感嘆詞をカタカナで2行にわたって書いてあるのに驚いた記憶があります。

        • 映画化もアニメ化もされた有名作品。タイトルが独特だけど、読み終えたあとの切なさを保証します。

        • “時間”を大切にしたくなる。そしてタイトルの意味を知った時、涙が止まらなくなります。

        • 間違いなしの愛のはなし。

        • ミスチルのhimawariを聴きながら読むと泣いてしまう。

        • 純愛小説。最後が泣ける。

        • 切ない。一瞬一瞬を大切にしたくなる。

      • 【第2位】 小説 君の名は。

        小説 君の名は。

        山深い町の女子高生・三葉が夢で見た、東京の男子高校生・瀧。2人の隔たりとつながりから生まれる「距離」のドラマを描く新海誠的ボーイミーツガール。2016年8月26日公開映画の、新海監督みずから執筆した原作小説。

        おすすめの理由ピックアップ

        • 映像も小説もいい名作。

        • 記憶を忘れてしまっても確かにお互いの存在が残っていて運命的。

        • 映画化もされていて、内容がハラハラドキドキして見応えある

        • 運命とは残酷…愛するとは何かを知らされる。

      • 【第3位】 世界の中心で、愛をさけぶ

        世界の中心で、愛をさけぶ

        値引き

        高校2年生の朔太郎と、恋人のアキ。アキの死から、物語は始まる。ふたりの出会い、無人島への旅、そしてアキの発病、入院……。最愛の人を失うとは、どういうことなのか。日本中を涙させたラブストーリー。321万部空前のベストセラー、待望の電子書籍化!

        おすすめの理由ピックアップ

        • 泣きました。

        • 一途な若者に涙。

        • 最後は悲しいが、泣ける。

        • 愛の終わりはあるのだろうか?胸に秘めて生きるのか。

      • 【第4位】 阪急電車

        阪急電車

        隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった……。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車――人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっ...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 電車を舞台に、オムニバス形式で進む展開の中に、人の絆を感じさせる、有川浩作品のなかでも一番好きなのがこれです。

        • どの話もキュンキュンして大好き。

        • 水が流れるように物語が進んでいくので、気持ちの動きがジワジワと伝わってくる名作です。

        • 電車に乗っている人たちひとりひとりに人知れずドラマがある。

        • 永遠のテーマ。

        • 有川浩代表作。阪急電車に乗りたくなります。

      • 【第5位】 時をかける少女

        時をかける少女

        放課後の誰もいない理科実験室でガラスの割れる音がした。壊れた試験管の液体からただようあまい香り。この匂いをわたしは知っている──そう感じたとき、芳山和子は不意に意識を失い床に倒れてしまった。そして……目を覚ました和子の周囲では、時間と記憶をめぐる奇妙な事件が次々に起こり始める。思春期の少女が体...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 未来から来た青年に私も出会いたいと、学生の頃いつも土曜日の放課後が気になって仕方なかったです。

        • ハラハラドキドキする内容。

        • 魅惑的タイムスリップ。

      • 【第6位】 植物図鑑

        植物図鑑

        ※幻冬舎から配信中の『植物図鑑』と同じ内容となっております。重複購入にご注意ください。 「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか? 咬みません。躾のできたよい子です」「――あらやだ。けっこういい男」――ある日、道ばたに落ちていた彼、イツキ。さやかが彼から聞いたのはそれだけ。でも、それで充...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 樹くんが今までにないタイプのヒーローで素敵です!

        • 貧乏グルメ的展開のなかで、どこにでもある日常が、特別になっていく感じが、上手いなあと。

        • 植物男子と美味しいごはんの組み合わせがいい。

        • 知っている方が大勢いると思いますが、映画等の映像で見るより有川さんの綴る文章が美しく主人公に感情移入しやすいです。

        • 実際にあったらいいと思える出逢い方。

        • 幸せになってほしいと思える。

      • 【第7位】 いま、会いにゆきます

        いま、会いにゆきます

        値引き

        感動の大ベストセラー、待望の電子化!タイトルの意味を知ったとき、その言葉に込められた強く切ない思いに、きっと涙すると思います。「おはよう」とか「おやすみ」とか「行ってらっしゃい」とか、そんなささやかな日常にこそ幸福はある。「愛してる」と言える人がいるだけで人はこんなにも幸福になれる。そういうシ...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 印象に残る話だった。

        • 超感動する。

        • 必読書です。

      • 【第8位】 塩の街

        塩の街

        塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と町を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女、秋庭と真奈。世界の片隅で生きる2人の前には、様々な人が現れ、消えていく。だが──「世界とか、救ってみたくない?」。ある日、そそのかすように囁く者が運命を連れてやってくる。『...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 年の差の恋愛もよかったけど、キャチコピーが素敵だった。

        • 長い間開かなかった心を、いったん開いたら突然に無防備になる男心が微笑ましい。

        • 自衛隊3部作の1つ。人間が結晶化してしまうことや、生きていても自分が生きるために悪事を働く人がいたりと絶望しかない世界で寄り添って生きる二人に幸せを願わずにはいられない。

      • 【第9位】 舟を編む

        舟を編む

        出版社の営業部員・馬締光也(まじめみつや)は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。新しい辞書「大渡海(だいとかい)」の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。定年間近のベテラン編集者。日本語研究に人生を捧げる老学者。辞書作りに情熱を持ち始める同僚たち。そして馬締がつ...

        おすすめの理由ピックアップ

        • コトバを扱うこと、伝わること、伝えられないこと、余韻の長い作品。

        • 一途な気持ち。

        • 辞書に恋してる。

      • 【第10位】 小説 秒速5センチメートル

        小説 秒速5センチメートル

        「桜の花びらの落ちるスピードだよ。秒速5センチメートル」。いつも大切なことを教えてくれた明里、彼女を守ろうとした貴樹。二人の恋心の彷徨を描く劇場アニメーション『秒速5センチメートル』を監督自ら小説化。

        おすすめの理由ピックアップ

        • 静かな情景が浮かんで来ます。

        • 桜が散って落ちる速度と二人の淡い恋心がタイトルにピッタリ。

      • 【第11位】 ノルウェイの森

        ノルウェイの森

        十八年という歳月が流れ去ってしまった今でも、僕はあの草原の風景をはっきりと思い出すことができるーー。1969年、大学生の僕、死んだ友人の彼女だった直子、そして同じ学部の緑、それぞれの欠落と悲しみーー37歳になった僕は、機内に流れるビートルズのメロディーに18年前のあの日々を思い出し、激しく心を...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 何度も読み返してます。

        • 代表作。

        • 神秘的なストーリー。

        • 心の深くに傷を持つ人へ。喪失から再生を。

      • 【第12位】 レインツリーの国

        レインツリーの国

        きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。やりとりを重ねるうち、僕は彼女に会いたいと思うようになっていた。しかし、彼女にはどうしても会えない理由があって――。2015年11月映画公開

        おすすめの理由ピックアップ

        • 心に残る作品。

        • 図書館戦争シリーズを読んでいて、その作中作が一つの世界観を持った単体でも読める作品に仕上がっていて、健常者と障害者の境目を手探りしながら乗り越える、爽やかな読後感の作品でした。

        • 体の不自由な方との恋愛について考えさせられる。

        • 不器用なまでに一生懸命とはこの事。自分が生きる上での障がいを考えたくなる。

        • せつない。

        • 一冊の小説が結ぶ恋。口に出さなきゃ伝わらないことだってある。色々な観点から考えさせられる一冊です。

      • 【第13位】 黒革の手帖

        黒革の手帖(上)

        7500万円の横領金を資本に、銀座のママに転身したベテラン女子行員、原口元子。店のホステス波子のパトロンである産婦人科病院長楢林に目をつけた元子は、元愛人の婦長を抱きこんで隠し預金を調べあげ、5000万円を出させるのに成功する。次に彼女は、医大専門予備校の理事長橋田を利用するため、その誘いに応...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 闇のある作品。

        • ドラマから知ったが、米倉涼子さんの演じるモトコが芯の強い女性でかっこよかったところ。

        • 女の野望とサスペンス。

      • 【第14位】 夜は短し歩けよ乙女

        夜は短し歩けよ乙女

        「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 文体にはまります。

        • ただ面白い。

      • 【第15位】 博士の愛した数式

        博士の愛した数式

        [ぼくの記憶は80分しかもたない]博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた──記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたも...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 恋愛ものが苦手でも受け入れられるものだと思います。

        • 愛は美しい。

        • クール。

      • 【第16位】 クジラの彼

        クジラの彼

        『元気ですか? 浮上したら漁火がきれいだったので送ります』彼からの2ヶ月ぶりのメールはそれだけだった。聡子が出会った冬原は潜水艦乗り。いつ出かけてしまうか、いつ帰ってくるのかわからない。そんなクジラの彼とのレンアイには、いつも7つの海が横たわる……。表題作はじめ、『空の中』『海の底』の番外偏も...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 恋愛っていいなとおもう。

        • 普通の遠距離恋愛じゃないけど、登場人物が可愛い。いい大人なのに青春してるなあって。

        • 読み応えあり。

        • 連絡が全くつかない状況で、相手を信ずるとへ何かを問われる。強くなる。

      • 【第17位】 おいしいコーヒーのいれ方シリーズ

        キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方 I

        高校3年になる春、父の転勤のため、いとこ姉弟と同居するはめになった勝利。そんな彼を驚かせたのは、久しぶりに会う5歳年上のかれんの美しい変貌ぶりだった。しかも彼女は、彼の高校の新任美術教師。同じ屋根の下で暮らすうち、勝利はかれんの秘密を知り、その哀しい想いに気づいてしまう。守ってあげたい! いつ...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 絶対見てほしい。

        • 感動した。

        • とても良かった。

        • 外さない名作です。

        • もどかしい恋愛。

      • 【第18位】 陽だまりの彼女

        陽だまりの彼女(新潮文庫)

        幼馴染みと十年ぶりに再会した僕。かつて「学年有数のバカ」と呼ばれ冴えないイジメられっ子だった彼女は、モテ系の出来る女へと驚異の大変身を遂げていた。でも彼女、僕には計り知れない過去を抱えているようで──その秘密を知ったとき、恋は前代未聞のハッピーエンドへと走りはじめる! 誰かを好きになる素敵な瞬...

        おすすめの理由ピックアップ

        • ネコ好きなら。

        • 泣ける。

      • 【第19位】 イニシエーション・ラブ

        イニシエーション・ラブ

        2014年3月3日、日本テレビ『しゃべくり007』で、紹介された作品です。 「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。僕がマユに出会ったのは、人数が足りないからと呼びだされた合コンの席。理系学生の僕と、歯科衛生士の彼女。夏の海へのドライブ。ややオクテで真面目な僕らは、やがて恋に落ちて...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 今でも記憶に残る名作。

        • 二面性の発現。

      • 【第20位】 君は月夜に光り輝く

        君は月夜に光り輝く

        大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。高校生になった僕のクラスには、「発光病」で入院したままの少女がいた。月の光を浴びると体が淡く光ることからそう呼ばれ、死期が近づくとその光は強くなるらしい。彼女の名前は、渡良瀬まみず。余命わずかな彼女に、死ぬまでにしたいことがあると知り…「それ、僕に...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 心に残った作品。

        • 良かったです。

        • 騙されたと思って読んでください。

        • 最後の遺書が完璧に泣かせにきてる。

      • 【第21位】 ジョゼと虎と魚たち

        ジョゼと虎と魚たち

        足が悪いジョゼは車椅子がないと動けない。世間から身を隠すように暮らし、ほとんど外出したことのない、市松人形のようなジョゼと、管理人として同棲中の、大学をでたばかりの恒夫。どこかあやうくて、不思議にエロティックな男女の関係を描く表題作「ジョゼと虎と魚たち」のほか、仕事をもったオトナの女を主人公に...

        おすすめの理由ピックアップ

        • ジョゼの決断が切ない。

      • 【第22位】 ストーリー・セラー

        ストーリー・セラー

        妻の病名は、致死性脳劣化症候群。複雑な思考をすればするほど脳が劣化し、やがて死に至る不治の病。生きたければ、作家という仕事を辞めるしかない。医師に宣告された夫は妻に言った。「どんなひどいことになっても俺がいる。だから家に帰ろう」。妻は小説を書かない人生を選べるのか。極限に追い詰められた夫婦を描...

      • 【第23位】 ラブコメ今昔

        ラブコメ今昔

        突っ走り系広報自衛官の女子が鬼上官に迫るのは、「奥様とのナレソメ」双方一歩もひかない攻防戦の行方は!? 表題作ほか、恋に恋するすべての人に贈るベタ甘全開の制服ラブコメついに電子書籍で登場!

        おすすめの理由ピックアップ

        • 読みやすい。

      • 【第24位】 アジアンタムブルー

        アジアンタムブルー

        葉子を癌で失ってからというもの、僕はいつもデパートの屋上で空を見上げていた――。万引きを犯し、衆人の前で手酷く痛めつけられた中学の時の心の傷、高校の先輩女性との官能的な体験、不倫による心中で夫を亡くした女性との不思議な縁、客の心を癒すSMの女王……。主人公・山崎が巡りあった心優しき人々と、南仏...

      • 【第25位】 あなたには帰る家がある

        あなたには帰る家がある

        平凡な主婦が恋に落ちたのは、些細なことがきっかけだった。平凡な男が恋したのは、幸福そうな主婦の姿だった。妻と夫、それぞれの恋、その中で家庭の事情が浮き彫りにされ――。結婚の意味を問う長編小説!

        おすすめの理由ピックアップ

        • ドラマがおもしろかったのて。

      • 【第26位】 姉の結婚

        姉の結婚

        結婚のご祝儀をめぐる、若い夫婦の人には言えない悔しい思い「御祝儀袋」。給料手取り十三万五千円のOLが家賃八万円のマンションに住むために、日々一円との闘いに明け暮れる倹約生活のなかで生まれる意外な感想「家賃」。普通と平凡が合体したような男と結婚した姉。たちまち破局がやってきて、目ざましい姉の変貌...

        おすすめの理由ピックアップ

        • おもしろかったし考えさせられる。

      • 【第27位】 うさぎパン

        うさぎパン

        お嬢様学校育ちの優子は、高校生になって同級生の富田君と大好きなパン屋巡りを始める。継母と暮らす優子と両親が離婚した富田君。二人はお互いへの淡い思い、家族への気持ちを深めていく。そんなある日、優子の前に思いがけない女性が現れ……。書き下ろし短編「はちみつ」も加えた、ささやかだけれど眩い青春の日々...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 期待を裏切らない。

        • ちょっと非日常な感じがいい。

      • 【第28位】 鴨川ホルモー

        鴨川ホルモー

        このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祗園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。「ホルモン」ではない、是...

        おすすめの理由ピックアップ

        • わけわからないのが楽しい。

      • 【第29位】 九月の恋と出会うまで

        九月の恋と出会うまで

        「男はみんな奇跡を起こしたいと思ってる。好きになった女の人のために」―‐ある日北村志織は、自室の壁の穴から“一年後の今日”を生きているという人物の声を聞いた。「平野です」その人物は、同じマンションに住む男性だという。半信半疑ながら、平野に言われた通りに行動する志織。平野にはある目的があった――...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 映像にしたい名作。

      • 【第30位】 薬指の標本

        薬指の標本

        楽譜に書かれた音、愛鳥の骨、火傷の傷跡……。人々が思い出の品々を持ち込む〔標本室〕で働いているわたしは、ある日標本技術士に素敵な靴をプレゼントされた。「毎日その靴をはいてほしい。とにかくずっとだ。いいね」靴はあまりにも足にぴったりで、そしてわたしは……。奇妙な、そしてあまりにもひそやかな、ふた...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 不思議な世界観の中を感じながら、続きが気になり読み進めました。主人公を含め標本になった人達の先を詳しく描写していないのが不思議な世界観をより深めて、物語の中に取り込まれる様な感じがしました。

        • 西洋の香り漂う世界観。

        • ちょっと変わった恋愛が好きな人向け。

        • 薬指という愛。

      • 【第31位】 GO

        GO

        広い世界を見るんだ――。僕は《在日朝鮮人》から《在日韓国人》に国籍を変え、民族学校ではなく都内の男子校に入学した。小さな円から脱け出て、『広い世界』へと飛び込む選択をしたのだ。でも、それはなかなか厳しい選択でもあったのだが。ある日、友人の誕生パーティーで一人の女の子と出会った。彼女はとても可愛...

      • 【第32位】 娼年

        娼年

        恋愛にも大学生活にも退屈し、うつろな毎日を過ごしていたリョウ、二十歳。だが、バイト先のバーにあらわれた、会員制ボーイズクラブのオーナー・御堂静香から誘われ、とまどいながらも「娼夫」の仕事をはじめる。やがてリョウは、さまざまな女性のなかにひそむ、欲望の不思議に魅せられていく……。いくつものベッド...

      • 【第33位】 夜のピクニック

        夜のピクニック

        高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 学生時代に戻りたくなる。

      • 【第34位】 ある愛の詩

        ある愛の詩

        小笠原の青い海でイルカのテティスと共に育った心やさしい青年・拓海。東京からやってきた美しい歌声を持つ音大生・流香。ふたりはテティスに導かれ、きらめくドルフィンビーチで劇的な出逢いを果たす。二ヵ月後、「君の笑顔がみたいから」ただそれだけの理由で、帰京した流香のもとを訪れた拓海は、彼女が抱えた心の...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 王道!ラストが切ないです。

      • 【第35位】 夫のちんぽが入らない

        夫のちんぽが入らない

        “夫のちんぽが入らない”衝撃の実話――彼女の生きてきたその道が物語になる。2014年5月に開催された「文学フリマ」では、同人誌『なし水』を求める人々が異例の大行列を成し、同書は即完売。その中に収録され、大反響を呼んだのが主婦こだまの自伝『夫のちんぽが入らない』だ。同じ大学に通う自由奔放な青年と...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 実話なのでとにかく泣ける。生きづらさを感じてるすべての人へ。

      • 【第36位】 人のセックスを笑うな

        人のセックスを笑うな

        19歳のオレと39歳のユリ。恋とも愛ともつかぬいとしさが、オレを駆り立てた――「思わず嫉妬したくなる程の才能」と選考委員に絶賛された、せつなさ100%の恋愛小説。第四一回文藝賞受賞作。短篇「虫歯と優しさ」を併録。

        おすすめの理由ピックアップ

        • すごくいい!

      • 【第37位】 あなたがほしい je te veux

        あなたがほしい je te veux

        【第22回すばる文学賞受賞作】男を抱くことはできても、愛せない。女を愛していても、抱き合うことをおそれてしまう――。年下の友人・留美に対する同性愛の欲望を意識しながらも、中年の建築家・小田との官能と友愛に充ちた関係に癒しと安らぎをおぼえるヒロイン・カナ。しかし留守中の留美の不在に、カナの秘めた...

      • 【第38位】 いちご同盟

        いちご同盟

        中学三年生の良一は、同級生の野球部のエース・徹也を通じて、重症の腫瘍で入院中の少女・直美を知る。徹也は対抗試合に全力を尽くして直美を力づけ、良一もよい話し相手になって彼女を慰める。ある日、直美が突然良一に言った。「あたしと、心中しない?」ガラス細工のように繊細な少年の日の恋愛と友情、生と死をリ...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 15歳で読みたい傑作!

      • 【第39位】 嗤う伊右衛門

        嗤う伊右衛門

        鶴屋南北「東海道四谷怪談」と実録小説「四谷雑談集」を下敷きに、伊右衛門とお岩夫婦の物語を怪しく美しく、新たによみがえらせる。愛憎、美と醜、正気と狂気……全ての境界をゆるがせる著者渾身の傑作怪談。

      • 【第40位】 錦繍

        錦繍

        「前略 蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で、まさかあなたと再会するなんて、本当に想像すら出来ないことでした」運命的な事件ゆえ愛しながらも離婚した二人が、紅葉に染まる蔵王で十年の歳月を隔て再会した。そして、女は男に宛てて一通の手紙を書き綴る――。往復書簡が、それぞれの孤独を...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 手紙のやり取りから伝わる想いに胸が熱くなります。

      • 【第41位】 幸福な食卓

        幸福な食卓

        佐和子の家族はちょっとヘン。父を辞めると宣言した父、家出中なのに料理を届けに来る母、元天才児の兄。そして佐和子には、心の中で次第にその存在が大きくなるボーイフレンド大浦君がいて……。それぞれ切なさを抱えながら、つながり合い再生していく家族の姿を温かく描く。吉川英治文学新人賞受賞作。

        おすすめの理由ピックアップ

        • 心に残る作品。

        • こんな食卓なら憧れる。

        • タイトルから推測できるって思うかもしれないが、読めば心にポッと小さな火が灯るような温かさを感じます。

      • 【第42位】 ずっとあなたが好きでした

        ずっとあなたが好きでした

        「二度読み必至」を超えた、三度読み推奨ミステリー! あなたはこの企みを見抜けるか!? 年齢を偽ってスーパーでアルバイトする中学生の大和。バイト仲間の高校生・三千穂といい雰囲気になったが、正社員の宗像主任が露骨に2人の邪魔をする(「ずっとあなたが好きでした」)。 脱サラして立ち上げた会社が倒...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 健気な様で良い。

      • 【第43位】 天使の卵シリーズ

        天使の卵 エンジェルス・エッグ

        そのひとの横顔はあまりにも清冽で、凛としたたたずまいに満ちていた。19歳の予備校生の“僕”は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。高校時代のガールフレンド夏姫に後ろめたい気持ちはあったが、“僕”の心はもう誰にも止められない。第6回「小説すばる」新人賞受賞作品。みずみずしい感性で描かれた純愛小説とし...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 良いです。

        • ただ切ない。性別関係なく、すすめたい。

        • 王道の恋愛小説。

      • 【第44位】 風味絶佳

        風味絶佳

        作家生活20周年におくる、恋愛小説の最高傑作 「甘くとろけるもんは女の子だけじゃないんだから」。恋の妙味を描く珠玉の6篇。20年目のマイルストーン的作品集。谷崎賞受賞作 70歳の今も真っ赤なカマロを走らせるグランマは、ガスステイションで働く孫の志郎の、ままならない恋の行方を静かに見つめる。 ...

        おすすめの理由ピックアップ

        • タイトルどおりキャラメルのように甘くてちょっと苦い。

      • 【第45位】 百瀬、こっちを向いて。

        百瀬、こっちを向いて。

        「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは――。しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった…!」恋愛の持つ切なさすべてが込められた、みずみず...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 切なさでは一番の名作。

      • 【第46位】 A2Z

        A2Z

        文芸編集者・夏美は、年下の郵便局員・成生と恋に落ちた。同業者の夫・一浩は恋人の存在を打ち明ける。恋と結婚、仕事への情熱。あるべき男女関係をぶち壊しているように思われるかもしれないが、今の私たちには、これが形――。AからZまでの二十六文字にこめられた、大人の恋のすべて。読売文学賞受賞作。

        おすすめの理由ピックアップ

        • 湿り気のある文体が、艶やかなストーリーや空気をさらに深いものにしていて、色のある恋愛小説を読みたい時にぴったりです。

      • 【第47位】 ありふれた愛じゃない

        ありふれた愛じゃない

        心とからだのリミッターを外す…… 出張先のタヒチで再会した元彼は、誠実な今の彼とは正反対の官能的な男。 抑えようとしても心は揺れる。魂が震える恋愛小説。 銀座の老舗真珠店に勤務する32歳の真奈。 お局様の女性上司に敵視されつつも仕事は充実し、私生活では年下の恋人と半同棲生活を送っていた。 し...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 外さない名作です。

        • すてき。

      • 【第48位】 孤独な夜のココア

        孤独な夜のココア

        察しの悪い恋人にいつもイライラしている〈かおり〉、からかい半分の同僚の言葉を信じ、男性に大きなバースディーケーキを贈るケチな32歳の〈ちさ〉、年下の男性に恋をし、エープリルフールに妊娠を告げる〈和田サン〉。大人の女性の恋愛を、辛くも優しく描写した12の珠玉短編集。

        おすすめの理由ピックアップ

        • 短編だから読みやすい、そしてひとつひとつがかけがえなく温かい。

      • 【第49位】 桜の森の満開の下

        桜の森の満開の下

        なぜ、それが"物語・歴史"だったのだろうか――。おのれの胸にある磊塊を、全き孤独の奥底で果然と破砕し、みずからがみずから火をおこし、みずからの光を掲げる。人生的・文学的苦闘の中から、凛然として屹立する"大いなる野性"坂口安吾の"物語・歴史小説世...

        おすすめの理由ピックアップ

        • すべてがエロチシズム。

その他おすすめ恋愛小説12選

      • 運命に、似た恋

        運命に、似た恋

        ラブストーリーの神様が紡ぐ、純愛と救済の物語 シングルマザーのカスミと売れっ子デザイナーのユーリ。運命に導かれた二人の恋の行方は…。北川悦吏子脚本連続ドラマのノベライズ。

        おすすめの理由ピックアップ

        • ドラマを見て、原作を読みたいと思い読んだところ、大人の様々な事情からくすんだ日常を送っていた二人が再会してから、少しずつ距離を縮めながら純粋さを取り戻す過程が、心地よく楽しめました。

      • 肩ごしの恋人

        肩ごしの恋人

        欲しいものは欲しい、結婚3回目、自称鮫科の女「るり子」。仕事も恋にものめりこめないクールな理屈屋「萌」。性格も考え方も正反対だけど二人は親友同士、幼なじみの27歳。この対照的な二人が恋と友情を通してそれぞれに模索する“幸せ”のかたちとは――。女の本音と日常をリアルに写して痛快、貪欲にひたむきに...

        おすすめの理由ピックアップ

        • シンプルにいい恋愛小説。

      • そのときは彼によろしく

        そのときは彼によろしく

        とある地方都市で小さな水草ショップを営むぼくのもとに、ある夜ひとりの美しい女性が現れる。店のドアに貼ってあった求人チラシを手にして……“アルバイト募集 年齢性別不問。水辺の生き物を愛する方ならどなたでも”。この出会いが、奇跡の始まりだった。著者の愛する映画『ノッティングヒルの恋人』へのオマージ...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 良いです。

        • 泣ける。

      • 恋愛中毒

        恋愛中毒

        もう神様にお願いするのはやめよう。――どうか、どうか、私。これから先の人生、他人を愛しすぎないように。他人を愛するぐらいなら、自分自身を愛するように。哀しい祈りを貫きとおそうとする水無月。彼女の堅く閉ざされた心に、小説家創路は強引に踏み込んできた。人を愛することがなければこれほど苦しむ事もなか...

        おすすめの理由ピックアップ

        • ゾッとする愛。

      • 勝手にふるえてろ

        勝手にふるえてろ

        私には彼氏が二人いる──中学時代からの不毛な片思いの相手と、何とも思ってないのに突然告白してきた暑苦しい同期。26歳まで恋愛経験ゼロ、おたく系女子の良香は“脳内片思い”と“リアル恋愛”のふたつを同時進行中。当然アタマの中では結婚も意識する。しかし戸惑いと葛藤の連続で……悩み、傷つき、ついにはあ...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 綿矢さん独特の抽象的な世界観の恋愛小説。

      • 子犬のように、君を飼う

        子犬のように、君を飼う

        悦楽の街マカオ。小説家は束(つか)の間の自由な時間を楽しんでいた。カジノで大勝している時、日本語で声をかけてきた美しい中国人の少女。娼婦を買ったことなど一度もなかった彼は、魅入(みい)られたようにホテルへと連れ帰ってしまう。それは、甘美な地獄への入口だったのか――。30歳も年下の少女との蜜月の...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 可愛がられたい。

      • 失恋

        失恋

        黎子と悠介は、学生の頃からの“友人”。恋人同士であったこともないが、三十半ばになっても黎子が頼りにするのはいつも悠介だった。しかし、黎子の元夫が失踪し、二人の微妙なバランスが崩れて――「欲望」。年下の男との恋につまずいた銀座の女を描く「安い涙」。恋の喪失感をテーマに、さまざまな恋のかたちが繊細...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 切なかったです。

      • その手をにぎりたい

        その手をにぎりたい

        値引き

        銀座鮨店に10年通ったバブル期OL物語。  80年代。都内で働いていた青子は、25歳で会社を辞め、栃木の実家へ帰る決意をする。その日、彼女は送別会をかね、上司に連れられて銀座の高級鮨店のカウンターに座っていた。彼女は、そのお店で衝撃を受ける。そこでは、職人が握った鮨を掌から貰い受けて食べるの...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 食と手と恋愛がこんなにも切ないとは。

        • 何気ない動作が良い。

      • ホテルローヤル

        ホテルローヤル

        【第149回直木賞受賞作】北国の湿原を背にするラブホテル。生活に諦念や倦怠を感じる男と女は“非日常”を求めてその扉を開く――。恋人から投稿ヌード写真の撮影に誘われた女性事務員。貧乏寺の維持のために檀家たちと肌を重ねる住職の妻。アダルト玩具会社の社員とホテル経営者の娘。ささやかな昂揚の後、彼らは...

        おすすめの理由ピックアップ

        • こんな愛し方も。

      • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-A―

        真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-A―

        少し遅れた時計を好んで使った恋人が、六年前に死んだ。いま、小さな広告代理店に勤める僕の時間は、あの日からずっと五分ズレたままだ。そんな僕の前に突然現れた、一卵性双生児のかすみ。彼女が秘密の恋を打ち明けたとき、現実は思いもよらぬ世界へ僕を押しやった。洒落た語りも魅力的な、side-Aから始まる新...

        おすすめの理由ピックアップ

        • 本として最高の名作。

      • 袋小路の男

        袋小路の男

        高校の先輩、小田切孝に出会ったその時から、大谷日向子の思いは募っていった。大学に進学して、社会人になっても、指さえ触れることもなく、ただ思い続けた12年。それでも日向子の気持ちが、離れることはなかった。川端康成文学賞を受賞した表題作の他、「小田切孝の言い分」「アーリオ オーリオ」を収録。(講談...

        おすすめの理由ピックアップ

        • こんな恋愛もありなのかも。