松本清張の一覧

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2023/02/28更新

ユーザーレビュー

  • 危険な斜面

    『二階」

    当作者の作品の大半は読んでいるが、長編、短編ともに高い完成度を持ったものが多い。中でも本編の「二階」は圧巻である。
    登場人物を極めて少なく限り、舞台設定も、主人公の夫が伏せている病間のある二階である。主人公である印刷業を細々と経営している妻が夫の家政婦の登場で心理的に追い詰められていくサスペンスの...続きを読む
  • ガラスの城
    昭和の時代背景を反映したミステリーですが、今の時代にも通じるものが感じられます。
    第1部『〜の手記』、第2部『〜のノート』、この手記とノート、嘘と本当の違いを最初から示し、読者に警鐘しているようです。とてもユニークなミステリーです。
  • 点と線
    今の時代にはDNAなど鑑定があるが無い時代であるからこそ別々の場所で殺されていたなどの推理が光ると思った
  • 任務 松本清張未刊行短篇集
    多作だった松本清張。偶然に単行本の掲載から漏れていた10の掌編。

    特にテーマなく集められた分、清張の広い分野に渡る筆力が満載の一冊。

    何より「半生の記」の続編ともいえる「雑草の実」が秀逸。
  • 小説帝銀事件 新装版
    真犯人はおそらく旧軍部の人間。731部隊関係者であり、毒物は青酸ニトリール。
    私がこの事件で一番印象に残ったのは「第二薬(セコンド液)」の使用である。これは常人には決して思いつかない。これはただの水であった。しかし、一分後にそれを飲むように指示したことは、この一分間が非常に重要であったことを示唆する...続きを読む

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