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ビートたけし主演のドラマ原作。九州の海岸で発見された男女の死体。汚職事件渦中の役人と愛人の心中……そう誰もが思ったが、疑念を抱いたベテラン刑事が独自に捜査をはじめる。しかしたどり着いた容疑者には疑う余地のないアリバイがいくつもあった。同時刻に北海道にいたという鉄壁のアリバイ――東京駅で1日に1度しかない、たった4分間の空白――時刻表トリックを用いた元祖とも言われる作品で、空前の推理小説ブームをまきおこした傑作。松本清張の代表作であり、ミステリ名作中の名作!
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Posted by ブクログ
ページ数も300ページ足らずとそこまで多くない上、序盤から犯人にほぼ目星がついているのにかなり濃い内容。水上勉「飢餓海峡」ぶりにビビッときた社会派&アリバイ崩しミステリ。最高でした。
二桁年振りの松本清張、再読。 清張作品を読むきっかけになった「点と線」。 東京駅での空白の4分間のみの記憶でしかなく、ストーリーにどっぷりハマりました。
これぞ松本清張の社会派推理小説という感じ。 昔この本を読んでいるけど、今、再度読んでも仲々おもしろい。刑事さんのちょっとした違和感と執念と閃きが事件解決に結び付く。 最後の謎解きが唐突に手紙というエンディングは「?」がつきそうだが、これを書いた時は新しい手法だったのだろう。兎に角おもしろかった。
推理が面白かった。 松本清張の作品を読むのは初めてだったが、なかなか面白かったので、また読みたいと思った。
古い小説でトリックはシンプルだけど、怖い…。最近の凝ったトリックの小説とは違うなという印象。人間の恐ろしさがテーマか。
びっくりするほど読みやすい文章です。なのに奥深い。いろんな要素が詰め込まれているのにそれらが全く喧嘩せずに融合しています。まさに神業。
#深い
2025/11/27〜28 面白かった。時刻表トリックの作品。捜査を担当する刑事の三原の視点で楽しめるので、作品の世界に入り込みやすい。今では使わない日本語もありながらも、硬さはそんなに感じられずに読みやすかった。時刻表トリックや他の清張作品ももっと読んでみたい。
派手ではないが、確かに推理小説の画期の一つとなったことを納得させるだけの格式の高さがある。 特に印象に残るのは作中人物による習作の「数字のある風景」という随筆。 "私がこうして床の上に自分の細い指を見ている一瞬の間に、全国のさまざまな土地で、汽車がいっせいに停っている。そこにはたい...続きを読むそうな人が、それぞれの人生を追って降りたり乗ったりしている。私は目を閉じて、その情景を想像する。(略)汽車の交差は時間的に必然だが、乗っている人びとの空間の行動の交差は偶然である。私は、今の瞬間に、展がっているさまざまな土地の、行きずりの人生をはてしなく空想することができる。" 時刻表を扱ったミステリや旅を伴うミステリの魅力を端的に表している。自らの社会に共にある無数の他者の存在を、捜査の過程と共に改めて確認すること、これが社会派ミステリと呼ばれる所以ではないだろうか。
4.0/5.0 電車や飛行機など乗り物を使ったトリックや、時間を使ったトリックなどが多く、結構頭を使って読んだ。 安田の緻密で精密なアリバイをなんとか刑事たちが一つ一つ暴いていく展開がスリリングだった。 汚職事件の更に細かい詳細や、汚さ、姑息さみたいなものがもっと描かれているとより物語に入り込めた...続きを読むと感じた。
とても面白かった。作中の刑事と自分が一体化した様な一進一退感、重厚な文章。トリックが解けたか?と思ったら新たな障壁が出て来るしんどさを、読み手も味わえた感じがする。 トリックそのものは現代社会とは合わない部分があるが、それは仕方ない。むしろ、当時読んだらどうだったんだろうという想像したりして楽しかっ...続きを読むた。
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