ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
20年近く地道にある省の役人を勤めてきた川島留吉は、ふとしたきっかけで役人仲間と麻雀を始める。麻雀が弱い川島は負けが込み続けるが、ある日、川島の官庁に出入りの外郭団体の職員から自宅での麻雀に誘われる。そこから川島の地獄の日々が始まった――。(表題作) 俳句仲間と野鳥の声を録音しに行った軽井沢での殺人事件を扱った「二つの声」も収録。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
「二つの声」:野鳥観察と、粋な俳句・・集まるおっさん連中の顔が剥がれていく。 清張の俳句の技に意外性。 「弱気の蟲」:キャリアの下で腐って行って腐廃下化の様な小役人。下手なくせに、ちょいと女に色気を感じて、ずるずる。かけマージャンの落ちていく先は女でもわかるだけに、読みつつもう嫌で嫌で、うんざり。...続きを読む 街であったら、つばでも吐きたくなるようナ・・まさに虫3匹・・ごみのような男の顛末記。
「二大長編推理小説」ということで、二つの作品が収録されている。どちらも、思わぬ衝撃的な出来事が起きた。この「プレミアム・ミステリー」はミステリー要素に疑問がある作品もあるが、これはどちらもミステリー要素があった。どちらでも殺人事件が起きる。それも犯人は思わぬ人だった。特に表題の『弱気の蟲』では役人で...続きを読むある川島が麻雀に嵌まり、鴨のように扱われて借金を拵える。その時の心情は極めてリアリティであるし、つい同情してしまう描写は清張先生ならではの表現力。そして、もはやお決まりと言って良い男女の絡れ。どちらも面白い。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
弱気の蟲~松本清張プレミアム・ミステリー~
新刊情報をお知らせします。
松本清張
フォロー機能について
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
清張が聞く! 一九六八年の松本清張対談
P+D BOOKS 風の息 (上)
棲息分布(上)
熱い絹(上)
殺人行おくのほそ道(上)
風紋
点と線
異変街道(上)
「松本清張」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲弱気の蟲~松本清張プレミアム・ミステリー~ ページトップヘ