小説帝銀事件 新装版

小説帝銀事件 新装版

小説・文芸
627円 (税込)

3pt

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昭和23年1月26日、帝国銀行椎名町支店に東京都の腕章をした男が現れ、占領軍の命令で赤痢の予防薬を飲むよう告げると、行員らに毒物を飲ませ、現金と小切手を奪い逃走する事件が発生した。捜査本部は旧陸軍関係者を疑うが、やがて画家・平沢の名が浮上、自白だけで死刑判決が下る。膨大な資料をもとに、占領期に起こった事件の背後に潜む謀略を考察し、清張史観の出発点となった記念碑的名作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    小説帝銀事件 新装版
  • タイトルID
    :
    147533
  • 電子版発売日
    :
    2012年08月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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小説帝銀事件 新装版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「実際の事件をモチーフにした小説」というカテゴリで、私が初めて読んだのはこれ。中学生の頃に父の本棚にあったのを読みましたが、何年版かは不明なので、こちらで登録します。

    事件の大きさ、陰惨さ、冤罪疑惑と、謎に包まれた不気味な犯人像。背後に淀む過去の大罪の気配。締まった文体で、細部まで隙なく書かれているのがめちゃめちゃカッコいい。なのに事件そのものは未解決という手の届かなさ。細部はもう覚えていないけど、とにかく面白かったです。

    以降、自分の頭の中の本棚に「実際の事件を扱った本」「殺人事件を扱ったミステリ本」の棚ができてしまいました。実録系はあまり読まなくなりましたが、ミステリは今も好きです。

    今知ったのだけど、この本、1959年の刊行なんですね。実録犯罪ものとして世界的に有名なのはカポーティの「冷血」かと思うのですが、あちらは1965年。こっちが先じゃん!なんか勝った気になりました。笑

    0
    2026年05月18日

    Posted by ブクログ

    帝銀事件のノンフィクションです。
    状況証拠と自白のみで死刑判決を受けましたが、冤罪の可能性もある謎だらけの事件です。
    「日本の黒い霧」と併せて読むことをお薦めします。

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    気になってた事件

    いかにも冤罪って話なのかとおもってたんですけど お金の流れとか 怪しい部分もあったりして ん…
    でも なんだか 平沢さんを犯人に仕立てておくほうが事が無難に進む みたいな空気を感じてしまった 
    私がそう感じるのだから 松本先生はもっと強く思ったのでしょうね 小説帝銀事件とはなっていますが ノンフィクションですよね そして問題提議もしてますよね
    最後の方に 警察の勘違いで無理やり自白?させられて逮捕されたけど 別件で逮捕された犯人が自白して 誤認逮捕だった…って話が載っていて 笑ってしまいました
    自白がすべての旧刑訴法って 怖いですね
    中野にスパイ学校があったとか
    日本で封鎖預金が実施されていたとか知らない事が興味深かったです

    0
    2025年10月29日

    Posted by ブクログ

    帝銀事件の復習。平沢さんのコルサコフ症候群など詳しく知れたんだけど、やっぱり謎が多いなあこの事件。当時、青酸カリてすぐに手には入ったん?それも驚きました。

    0
    2025年06月08日

    Posted by ブクログ

    レビュー
    歴史の教科書などで子どもの頃から知っていた事件ではあったが、都心で起きた事件だったのねという程度の認識だった。3年ほど前NHKスペシャルの未解決事件ファイルを視聴したことにより、興味の扉が開き、底なし沼に落ちていった。
    さらにその頃実家の墓探しをしており、椎名町の寺に墓見学後、後日帝銀事件はその寺のすぐ裏手で起きた事件だったことを知り益々事件が身近なこととして感じられるようになった。
    私にとって松本清張は若い時分にもちろん読んだことはあったが、代表作を数点読むのみで当時はあまりハマらない作家だった。
    帝銀事件は松本清張の作品をまず基礎知識として読まないと始まらないというわけで、この作品から読み始めた。
    丹念に調べ上げて一応フィクションという設定で作られている。
    これを読む限り、警察の捜査は旧日本軍の731部隊関連まで追求していたにもかかわらず、名刺捜索班からあぶりだされた画家を犯人に仕立てあげられてゆく。
    その画家は、性格的にも金銭的にも清廉潔白ではなかったことが災いしてしまったという筋書き。
    個人的には名刺捜索班からあぶりだされた容疑者の中に歯科医がいてこの人のほうがまだ怪しそうだったが、事件後死亡していたのでそれ以上の探索はできなかったようだ。凶悪事件には生きている犯人の逮捕が必要なのだ。
    物的証拠もないのに自白があったり、アリバイがない(実際はあるのだが家にいた、家族と一緒にいたはアリバイにならない)ことで犯人に仕立てられてしまう旧法の恐ろしさも思い知らされた。
    当時から何でも犯人はGHQがらみだという結論に不満を訴える読者はいたようだが、GHQ占領後まだ日も浅い時期にこの内容を小説という形でも発表できた松本清張という作家はあらためてすごい。
    満足度★★★★
    小説帝銀事件 新装版
    角川文庫

    著:松本 清張1909-1992
    ISBN:9784041227695
    。出版社:KADOKAWA
    。判型:文庫
    。ページ数:288ページ
    。定価:600円(本体)
    。発行年月日:2009年12月
    。内容紹介
    占領下の昭和23年1月26日、豊島区の帝国銀行で発生した毒殺強盗事件。捜査本部は旧軍関係者を疑うが、画家・平沢貞通に自白だけで死刑判決が下る。昭和史の闇に挑んだ清張史観の出発点となった記念碑的名作。発売日:2009年12月25日

    以上出版書誌データベースより引用

    0
    2024年05月26日

    Posted by ブクログ

    作り話かと思うような事件だと思った。一部フィクションの部分があるので、タイトルに「小説」が入っているんだろうか。松本清張さんの取材力に圧倒させられる。GHQや731部隊など、史実を知る意味でも、読むべき作品だと思った。

    0
    2023年08月29日

    Posted by ブクログ

    占領下の日本、青酸カリを飲ませ行員十数名を殺害し現金が奪われる。画家の平沢貞通が逮捕されるが…。最後の「しかし、とに角、個人的なおれの力ではどうにもならない」に「小説」とせざるを得なかった作者の無念がにじむ。

    0
    2023年08月16日

    Posted by ブクログ

    真犯人はおそらく旧軍部の人間。731部隊関係者であり、毒物は青酸ニトリール。
    私がこの事件で一番印象に残ったのは「第二薬(セコンド液)」の使用である。これは常人には決して思いつかない。これはただの水であった。しかし、一分後にそれを飲むように指示したことは、この一分間が非常に重要であったことを示唆する。極めて知能的な、そして無慈悲な犯罪であり、旧特務班関係者の犯罪であることを匂わせる。
    日本が抱える深い闇の一つである。

    0
    2023年01月28日

    Posted by ブクログ

    松本清張の著作で戦後直後の謀略を描いた作品は、全てGHQに繋がるが、占領されていた国は非占領者の支配下に置かれている故に当然の帰結だろう。この作品は昭和34年作品。この当時から731部隊に対してこのような疑念があったのか。興味深い上に小説としても面白い。

    0
    2026年09月07日

    Posted by ブクログ

    以前から詳しく知りたいと思ってた実際の事件。犯人とされた平沢死刑囚は、この件では無実かもしれないが、全くの善人ってわけでもなかったというのが以外だった。

    0
    2026年04月26日

小説帝銀事件 新装版 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    小説帝銀事件 新装版
  • タイトルID
    :
    147533
  • 電子版発売日
    :
    2012年08月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
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