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Posted by ブクログ 2022年06月19日
だいぶ長い間かかってしまったけれど、松本清張が皇室(の周辺)を扱った未完の大作。読み進めるにつれて未完ということが残念でならないけれど、致し方ない。
新興宗教に関わる皇室で働く女官の自死に始まり、その謎を華族に連なる萩園と、特高の吉屋が追う。双方がお互いを警戒しあっている関係性、皇室というタブーに関...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月20日
「松本清張」の長篇歴史ミステリー作品で最後の小説となった『神々の乱心』を読みました。
『失踪 ―松本清張初文庫化作品集〈1〉』、『月光 ―松本清張初文庫化作品集〈4〉』、『十万分の一の偶然』に続き「松本清張」作品です。
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〈上〉
昭和8年。
東京近郊...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月30日
「100分de名著」を見て気になってたので読んでみました。皇室のタブーのようなことを小説の題材にするって、よく許されたなと思います。
話が月辰会と女官の自殺からかなり離れていっているようで、これがどう繋がっていくのか。
説明が長いような感じもあり、読み進めるのに多少飽きがくるところもありましたが、だ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
舞台は昭和初期の日本。中国・満州のエピソードも出てきます。新興宗教、阿片関連の事件も関係してきて複雑な人間関係がしだいに明らかになっていきます。
でも私にとってはなじみのない漢字が多く、とっても読みにくく進まない!結構流し読みしてしまいました。
おもしろいところは、二人の人間が個別に捜査を進めていく...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月11日
埼玉県特高課係長の吉屋は、月辰会研究所に目を留めた。宗教団体だろうか?天理研究会事件を思い出したからだ。案内の警察署長は宗教団体ではなく、占いをしているようだという。東京方面から自動車で来る人もいるとか。しばらく様子を窺っていたら、その研究所に呼ばれたタクシーに女性が乗って出てきた。駅前でその女性に...続きを読む
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