ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
大学卒業から四年。就職難で仕方なく入った会社の仕事に男は気が乗らない。だが、古本屋でふと手にした雑誌をきっかけに、政財界の裏で活動する柿坂経済研究所に入るや、持ち前の好奇心を発揮し始めた。しかし、独自に探っていた謎に、国会でも注目の特殊潜水艦の建造計画が絡んで、殺人事件まで相次ぎ……。国防問題と巨大軍需産業の闇を背景に描かれた白熱の社会派ミステリー。
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
出だしが面白すぎて、一気に読んでしまった。昭和のどこかのんびりした会社生活と、木更津の海苔業の雰囲気とかも良かった。 アメリカでは時代遅れになった武器を日本が購入する図、今も変わってないんだろうなあ。
いかにも清澄らしい社会派の長編小説。読み出したら止まらなくなって一気に読んでしまったが、結末がどうも物足りないような、しっくり来ないような…
昭和36年から「サンデー毎日」に連載された作品。日本が安保や防衛費等々で揺れていた時代に書かれたとの解説。大卒の普通のサラリーマン男性が、ある日、ふと道端で目にした古本屋・雑誌を売っている露天から、たまたま購入した雑誌によって、それまでの会社を辞めて転職する機会に恵まれる。米国から特殊潜水艦を購入す...続きを読むるにあたって、政財官さらに裏での怪しげな関係と動きを探り始める主人公。自殺に見せかけた殺人事件あり、替え玉殺人あり。しかし、結論がどうも・・・・。
松本清張作品をはじめて読んだ。 最初の方はなかなか興味深い感じで始まったものの、途中からテンポが悪くなった感じ。 最後の謎解きも半分解ったような中途半端な終わり方でスッキリしない。 松本清張が社会派と言われる所以が解ったような気がする。 サラリーマンの気持ちとか身近なところから始まったのは良いが、話...続きを読むしが国家間の諜報合戦にまで飛躍するのはどうか?と。。。 どんな作家もベストな作品ばかりを書いている訳じゃないから仕方ないかもしれない。
そんなに期待せず、久しぶりに松本清張の本を読みたくなったから読んだけど、面白かった~~。 さすが清張殿。 主人公の片山が数日前に何気なくかった古雑誌を『譲ってほしい』と新聞の投書で読んだことがこの話の始まりで、「なんでその雑誌をそんなに欲しいのか」という疑問を模索していく間に、殺人が起こり、さらに...続きを読む疑惑が深まっていく。 次々に起こる事件や出来事が繋がりそうで繋がらない。 でも、こういうミステリーは清張殿ならではですな~。政治的背景も織り込んでいくとは、さすが。 もちろん時代は戦後何年か経っての古い話で、「コピー」がまだオフィスにも普及されてない時代だけど、でも、そんな古さも気にならなく読めた。 片山って、誰に言われるでもなく自分の好奇心探究心のままに真相を掴もうとする。すごいな~。ジャーナリストや刑事に向いてると思うのに、仕事運ないの。でも、よく考えてみると、自分のために、よくそこまでやるか~?と思ってしまう。結局、真相は石黒に聞かされることになったんだけどね~。もっと自分で解決しようとしたら、もっと長編になってたよね、きっと。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
蒼ざめた礼服
新刊情報をお知らせします。
松本清張
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
地の骨(上)
試し読み
砂の器(上)
隠花平原(上)
混声の森 上
殺人行おくのほそ道(上)
異変街道(上)
古代史疑 増補新版
十万分の一の偶然
「松本清張」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲蒼ざめた礼服 ページトップヘ