作品一覧

  • 源氏物語を反体制文学として読んでみる
    3.0
    1巻814円 (税込)
    紫式部が『源氏物語』を書いた平安時代は、摂関政治(天皇に嫁いだ娘が男児を産むことで外戚として権力を得る)の全盛期にあった。しかし『源氏物語』は天皇親政の時代を舞台とし、「源」という元皇族が活躍するストーリーだ。摂関政治をあえて否定するという、いわばその時代の「反体制文学」として『源氏物語』は大ベストセラーとなり、多くの読者の支持を得た。なぜ紫式部はそのような果敢な挑戦をしたのか。紫式部が時代をどう感じ、またどのようなモチベーションで物語を綴ったのか。独自の視点で鮮やかに描く、新しい『源氏物語』論。 【目次】まえがき――『源氏物語』の謎/第一章 紫式部と『源氏物語』/第二章 源氏一族の悲劇/第三章 摂関家の権威と専横/第四章 紫式部の出自と青春時代/第五章 紫式部の恋と野望/第六章 摂関政治の終焉/あとがき/主な参考文献
  • 白村江の戦い 天智天皇の野望
    3.0
    1巻2,310円 (税込)
    大化改新後、戦乱の時代を生き抜いた中大兄(天智天皇)の白村江(はくすきのえ)の戦いとは何だったのか?負け戦も覚悟で戦いに挑んでいった中大兄の強靭な意志の力と挫折を描く。
  • 仏教で愉しく死の準備
    -
    作家で武蔵野大学教授の著書による、現代日本人の死生観と仏教との関わりを説いたエッセイ。「私の死」とは何か、死を前にした時に我々は何を心の支えとして生きていけばいいのか、科学と仏教の重なるところに真理があるのではないか。団塊世代で自らも死を意識する年齢になった著者が、残り少なくなった人生を、仏教とともに愉しく過ごす術を綴る。(イラスト/しりあがり寿)
  • 日本仏教は謎だらけ
    5.0
    仏教伝来から平成の新仏教まで、日本仏教52の謎を解き明かす! 仏教はどのようにして日本に伝えられたか/最古の出家者はなぜ尼だったのか/聖徳太子は何ものか/奈良の大仏はなぜ作られたか/最澄と空海はどちらが偉大か/石庭とは何か/呪術によって病は癒されるのか/仏とは何なのか…ほか、日本仏教をめぐる謎と核心の部分を解き明かしていく書。(イラスト/しりあがり寿)
  • 実存と構造
    3.6
    二十世紀を代表する二つの思想――実存主義と構造主義。この「実存」と「構造」という概念は、実は表裏の関係にあり、人生に指針を与え、困難な時代を生きるための思考モデルでもある。同時代的に実存主義と構造主義の流れを体験してきた作家が、さまざまな具体例、文学作品等を示しつつ、今こそ必要な「実存」と「構造」という考え方について、新たな視点で論じていく。
  • マルクスの逆襲
    4.0
    1巻693円 (税込)
    かつてマルクスは、一つの世代を丸ごとかかえ込むほどのブームを巻き起こした。しかし、その後は過去の遺物と化し、社会主義国家もすでにほぼ崩壊している。だが今、資本主義もまた行き詰まりを迎え、日本でも格差が拡大し、社会のなかに自分を位置づけて生きがいを感じることが、難しくなってきている。マルクスが仕掛けた謎を考える意味は、むしろ高まってきているのだ。時代の熱狂を体験した作家が、現代日本の再生に向けて、マルクスの謎を読み解く。
  • 星の王子さまの恋愛論
    4.5
    1巻495円 (税込)
    永遠の名作『星の王子さま』は、実は恋の再生を描いた物語だった――。かんじんなことに気づかず、一度は想った相手を捨てて旅に出てしまった王子さま。たくさんの出会いを経て、彼が最後にたどり着いた真実の愛とは……。孤独な人生を送った原作者が、身を切るような思いで作品にこめたメッセージを丁寧に読みときます。愛に迷ったとき、『星の王子さま』が大切なことを教えてくれます。
  • 僕の赤ちゃんたち
    -
    1巻495円 (税込)
    タカくんは女の子みたいに可愛くて、ハートが実にこまやかデス。ミチくんは二歳にして文字を読む大天才ナノダ――他人がどう言おうと、僕にとってはかけがえのない子供たち。さて、彼らにどうやって愛を伝えよう、花の色の美しさに感動させよう、人生のつらさを教えよう…。ニュー・ファミリー世代の旗手の体験的育児論。
  • 僕のうちあけ話
    -
    1巻495円 (税込)
    あなたにそっと打ち明けます……。小説家志望の青年が体験した屈折した学生時代。孤独な時間が生んだ哲学的思索。“僕小説”の舞台裏。身近な家族のこと。結婚と子育て。同時代作家の品定め…などなど。やさしい世代の青春の日々をナイーブな感受性で浮き彫りにしたエッセイ集。
  • トマトケチャップの青春
    5.0
    1巻495円 (税込)
    彼は学校へ行かなくなった。食事も1日に1度、すべての料理にあふれるほどトマトケチャップをかけ、皿まで真っ赤にして食べる――。そんな彼がやがて結婚し、子供をつくり、流行作家になった。妻や子供との日常生活に、ふと昔の自分の姿を思い出す。深い思索の中に苦いユーモアをちりばめた私小説。
  • 空は終日曇らず
    4.0
    1巻495円 (税込)
    大企業「ニッポンバイク」の本社宣伝部でバリバリの企業戦士だった義明に出た突然の左遷辞令は、片田舎での一販売部員というものであった。いったい何があったのだ! でも負けはしないぞ。きっと立ち直ってみせる。翌日から展開された強引な販売作戦。著者の体験にもとづく異色のサラリーマン青春小説。
  • 父親学入門
    5.0
    1巻495円 (税込)
    「女性は子供を生めば母親になるが、男性は子供が生まれたからといって父親になるのではない」。子供に将来のビジョンと希望を与え、同時に交渉可能な他者としての存在感を示さねばならない。ふたりの息子を育てた経験を背景に、その戸惑いの中から掴んだ真理を具体的に解きあかす。父親とは何か? 父親が果たさねばならぬ役割とは何か? 芥川賞作家が全ての父親と父親予備軍に贈る必須の一冊。
  • ペトロスの青い影
    -
    1巻495円 (税込)
    吠えない、人になつかないシベリアンハスキーの“パスカ”と一緒に、休火山“ペトロス”のふもとに、私は住んでいる。学園闘争から離れ、組合闘争に敗れ、妻と子にも去られた……。失ったものは何か? 得たものは何か? 愛犬“パスカ”との生活の中から、生きてゆく真の意味を模索する。
  • 高田馬場ラブソング
    3.5
    1巻495円 (税込)
    キャンパスを行く堀田紅美子、立花麗子、栗原芳絵の仲良し3人組。青春まっただ中の彼女たちの関心は、手ごたえのある大恋愛。なのに紅美子には中年男に好かれる背後霊でもついているのか、せまってくるのはオジさんばかり……。軽快でせつないトレンディコメディ。
  • ワセダ大学小説教室 天気の好い日は小説を書こう
    3.0
    1~3巻495~605円 (税込)
    ワセダ大学で小説作法を教授している芥川賞作家・三田誠広が、小説家をめざすあなたに小説の書き方をいちから伝授する。小説とおとぎ話の区別から説き起し、書き方の基礎の基礎を押さえ具体的な注意事項を与えた末に、小説がスラスラ書ける黄金の秘訣まで授ける。文芸誌の新人賞作家を輩出したこの「講義録」を読んで、あなたもすぐにペンを執ろう。シリーズ第1弾。
  • いちご同盟
    3.9
    1巻396円 (税込)
    中学三年生の良一は、同級生の野球部のエース・徹也を通じて、重症の腫瘍で入院中の少女・直美を知る。徹也は対抗試合に全力を尽くして直美を力づけ、良一もよい話し相手になって彼女を慰める。ある日、直美が突然良一に言った。「あたしと、心中しない?」ガラス細工のように繊細な少年の日の恋愛と友情、生と死をリリカルに描いた長篇。
  • 永遠の放課後
    3.6
    1巻495円 (税込)
    大学生の「ぼく」は、中学の頃から親友の恋人・紗英に想いを寄せていた。しかし、親友を傷つけたくなくて、気持ちを告げることができない。そんな中、プロの歌手だった父譲りの才能を買われ、活動休止中の人気バンドのボーカルにスカウトされる。そして、ライブに紗英を招待した夜、恋は思わぬ方向へと動き始めた――。友情と恋。「ぼく」が最後に選んだものは? 胸を打つ青春小説。
  • 春のソナタ
    3.9
    1巻605円 (税込)
    聡明で、魅力的な表情の女性だ――17歳の直樹が年上の早苗に抱いた第一印象である。高校生のバイオリニストの直樹は、音楽を愛しながらも、ピアニストの父と同じ道を進むことをためらう。そんなある時、美貌の早苗に出会った。その時から彼の生活に明らかな変化が起きる。高校生の愛と自立、人生の試練を流麗に描く青春小説。
  • 釈迦とイエス 真理は一つ
    3.0
    病や老いといった根源的問題から、経済の停滞、貧困、国家間の対立まで、現代に生きるわたしたちは日々、様々な困難に直面している。それらの問題にどのように対峙するべきだろうか。本書では、その指針を釈迦とイエスの言葉から探る。仏教とキリスト教というふたつの宗教が伝播していく過程や時代背景などを踏まえ、釈迦の教えからは「諦」の概念を、イエスの教えからは「隣人愛」の概念を具体的に解説。作家の視点から、ふたりの教祖の教えの意外な共通点を見いだし、これからのわたしたちの生き方の道標となるような、新たな人生観を考える。【目次】プロローグ/第一章 釈迦――悟りへの道/第二章 諦という生き方/第三章 イエス――神の子の誕生/第四章 無抵抗の強さ/第五章 釈迦とイエスが説く「これからの生き方」
  • はじめての宗教 キリストと釈迦
    3.0
    自らを「犠牲の羊」として十字架で死ぬことによって一大悲劇ドラマのヒーローとなったキリスト。修行の果てに貧富身分差を超えた人間の普遍の境地に至り、一大宗教勢力を築いた釈迦。宗教の基本について知る1冊!! ※本書は1989年小社より刊行された『英雄伝説――イエスと釈迦』を文庫化にあたり改題、編集しなおしたものです
  • 夫婦って何? 「おふたり様」の老後
    3.3
    1巻715円 (税込)
    妻のココロを取り戻す超具体策満載!!  未来のない男が無精ひげで1日茶の間にいて命令する……妻の絶望は深い! 彼女の心を取り戻さないと老後は暗い! 妻にモテる術を意外な盲点をついて詳細に指南!
  • 数式のない宇宙論
    3.0
    1巻799円 (税込)
    人間ははるか昔から宇宙を知りたいという情熱を燃やし続けてきた。現代のような大規模な実験装置のない時代、ガリレオはなぜ地動説を確信できたのか? ニュートン、アインシュタインの頭の中とは? 宇宙と向き合う人間の頭脳の挑戦の歴史を、宇宙論にも造詣の深い芥川賞作家が数式を一切使わずに描き出す。私立文系出身の人はもちろん、高校生にもわかる人間と宇宙の物語。
  • いちご同盟
    4.5
    1巻506円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中学三年生の北沢良一は、ある日、野球部のエースで四番の羽根木徹也に、試合のビデオ撮影を頼まれる。治らない病気で入院中の幼なじみ上原直美に見せるためとも知らずに――。純粋な友情と恋を描く。
  • 都の西北
    -
    1巻550円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 都の西北ワセダの杜ならぬ、ワセダの隣の麻雀屋の話から始まる、笑いと涙の青春コミカルエッセイ。他人には言えず秘め続けたマカ不思議な悩みを黒鉄ヒロシの絶妙な挿絵と共に伝える奇妙な自叙伝!
  • 高校時代
    3.0
    1巻550円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 女生徒との出逢い、初恋、両親との葛藤、社会への目覚め、登校拒否、反抗――人生へのスタートラインに並びながら、不安の迷路をさまよう少年少女の群像を愛惜をこめて描く、芥川賞作家の評判の青春小説!
  • Mの世界
    -
    1巻550円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 意識を極限にまで追いつめ、その深層に潜む姉への思慕と、死への衝動を見事に形象化して「文藝」学生小説コンクールに入選した著者17歳・高校時代の処女作他2篇。文学的原点を示す珠玉連作集!
  • 赤ん坊の生まれない日
    -
    1巻550円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 時代背景は、全国のキャンパスを吹き荒れたあの政治の季節。主人公は大学生。恋人のお腹に二人の赤ん坊が――青春の重い課題の底から、全く新しい若者の感性を創出したユーモア溢れる長篇傑作。
  • 吾輩はハスキーである 愛犬物語
    5.0
    1巻638円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 生後2ヶ月で飼いはじめたシベリアン・ハスキー龍之介との、歓びと発見と笑いにみちた6年の歳月を細やかに描いて、人間の原点である“日常生活”の愛の絆を深く考察した、ユーモアあふれる家族の物語。
  • 僕って何
    3.8
    1巻649円 (税込)
    田舎から上京し、学園紛争真っ只中の大学に入学した僕。何も知らない母親っ子の僕が、いつの間にかセクトの争いや内ゲバに巻き込まれ、年上のレイ子と暮らすことになる……。芥川賞受賞の永遠の青春小説。
  • 漂流記1972 上
    5.0
    1~2巻660円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 連合赤軍事件(1972)―かつて全国の学園を席券した全共闘時代の末期、ある驚くべき事件が起こった。あれから十数年、青春の熱はさめ世紀末と呼ばれる時代に、新たな銃声が響く…。セスジも凍る、オモシロ恐怖のワンダーランド。
  • キャロラインの星
    -
    1巻939円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 星座がかなでる音楽の音を聴いて天王星を発見した、偉大な天文学者ウィリアム・ハーシェルとその妹キャロラインの美しい兄妹愛を描く感動の児童文学。
  • 青春のアーガマ
    -
    1巻1,056円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 誰も答えられない、永遠の問いかけに、初期仏教と近代物理学の成果を手掛かりに、真摯な肉声で語り、探索する画期的長編評論。
  • パパは塾長さん 父と子の中学受験
    4.3
    1巻1,388円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人生のハードルに立ち向う我が子と過した体験を学校選び、勉強方法など、ハウツーのデータも揃えて綴ったベストセラー。五年後、我が子の成長と受験勉強の意味を問い直す待望の増補版!
  • 十七歳で考えたこと
    3.7
    1巻1,388円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ぼくも登校拒否少年だった。だが、あの一年間が全ての出発点だった――30年前の孤独な高校時代の、切実な悩みを振り返り、現代のもの思う青春に語りかける、芥川賞作家の書き下しエッセイ!
  • 愛の行方
    4.0
    1巻1,388円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あの政治の季節、なぜ若者たちは革命へと飛び込んでいったのか。運命の女に出会い、破滅に魅せられていく二人の青年。爆弾闘争を通じ、過ぎゆかぬ痛みと愛の形を問う渾身の青春小説。
  • 新しい書き手はどこにいるか
    -
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 “くっ、くっ、――コピーライターなんぞに負けてたまるか”――ブンガクが絶望的な危機に瀕しているいま、文学の可能性を求めて八方破れに書き綴ったウルトラ過激な現代小説読本!
  • 命

    -
    1巻1,442円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ここはどこだろう。私は何をしているのか――遠くて近い人生の風景が私の目の前を通り過ぎて行く――この世に生きて在ることの意味を問いかける純文学の新たな輝き。感動の連作小説。
  • 謎の空海 誰もがわかる空海入門
    4.5
    1巻1,540円 (税込)
    謎が多い空海。なぜ遣唐使とともに唐に渡ることができたのか。最澄という秀才ではなく、なぜ空海だけ密教の教えを受けられたのか。小説『空海』で話題を集めた著者による、空海入門書。
  • 鹿の王 菩薩本生譚
    5.0
    1巻1,601円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 生とは、死とは何か? 釈迦の悟りとは何か? 仏教創始以来二千五百年の歴史的な謎に深く分け入り、輪廻転生による釈迦の前世を探る、画期的な連作小説!
  • 迷宮のラビア
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 架空の宗教教団の新しい〈原理〉を中心に据え、宗教とSMビデオが交互に同時進行するスタイルを用い、前衛的・幻想的トーンで描かれる実験的かつ挑戦的作品。
  • 西行 月に恋する
    3.2
    1巻1,870円 (税込)
    和歌で名を成す西行は、流鏑馬の達人で蹴鞠もこなす。文武両道に秀で、雅俗両面の西行の青春期に焦点を当てて、平安末期のドラマチックな時代の中で生きる姿と待賢門院璋子との恋を描く。
  • ウェスカの結婚式
    5.0
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ブリュッセルの王立音楽院に留学している長男が、エレーナというスペインのお嬢さんと、彼女の故郷ウェスカという田舎町で結婚するという。ユーモアとペーソスに満ちた父の心境を描出。
  • 阿修羅の西行
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    激動の平安末期を舞台に、保元の乱から“阿修羅”となって、戦乱の世を眺めてきた西行。平清盛、源頼朝らに出会い、諸行無常を思い、歌を詠む……。渾身の書き下ろし歴史小説。
  • 道鏡 悪業は仏道の精華なり
    3.3
    1巻2,090円 (税込)
    道鏡とは何者か。看病禅師として病気を治したことから孝謙天皇の寵愛をうけ法王まで上り詰めた道鏡。有数の知識と学識を持ち、同時に呪禁力も兼ね備えた道鏡とは? 全く新しい道鏡像!
  • 一冊でわかる! 「仏教」って何?
    4.0
    大乗仏典というのは、仏教の神髄をより多くの人々に伝えるために、難解な哲学でも形骸化した戒律でもなく、面白い文学作品にして表現しようとしたものなのです。より多くの人々を悟りの境地に運んでいく大きな乗り物。それが「大乗」というコンセプトです。その乗り物を具体化したものが、文学としての大乗仏典です。ここにはユーモアとウィットがあります――<「まえがき」より>。芥川賞作家が解説する、本当は面白い仏教!
  • 天才科学者たちの奇跡 それは、小さな「気づき」から始まった
    5.0
    1巻530円 (税込)
    「隠された原理を見出したい」「もっと深く真理を探究したい」……。科学者たちのそうした願いが、ときに信じられないような奇跡を呼び起こした。「何かがおかしい」という直感を得て、何時間も揺れるシャンデリアを見続けたガリレオ。リンゴは落下するのに、なぜ月は落下しないのかという問いを、真剣に考え続けたニュートン。静電気というよくわからないものを、カエルの脚を使ってその存在を証明したガルバーニ。エンドウマメの遺伝には細かい法則があるのではないかという仮説を立て、それに挑み続けたメンデルなど、神秘の扉を押し開いた男たちは信じがたい努力と驚くべき執念でもって偉大な発見をなしえた。本書はそうした偉大な科学者たちが、小さな気づきをどのようにして独創的な着想に変え、世紀の大発見に結びつけたかを描いたヒューマンドラマである。世紀の発見の裏側に隠された、天才科学者たちの意外な素顔が見えてくる本。

    試し読み

    フォロー
  • いちご同盟

    Posted by ブクログ

    三田誠広の代表作。
    この小説の一部分は、中学の国語の時間に読んだ事があります。
    初めて、初めから読みました。
    中学生が主人公の作品ですが、主人公の心情や、不安等は大人になった僕でもリアルな感じがしました。
    高校受験、母親との距離感、友達との付き合い方、初めての恋等、子供から大人になる為の通過儀礼等が良く描かれていたと思います。

    0
    2024年01月10日
  • いちご同盟

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一回読んだことあったけど忘れて買っちゃった
    病気になる前は勝気で活発な女の子だったであろう直美が病気にどんどん体を蝕まれ、精気を失っていくのが読んでて辛かった。生きようと思っても死のうと思っても何の選択もできず結局機械に生かされ、最後は人の手によって殺される直美、平凡な人生を生きながら死ぬこともしない良一、やけになりあっけなく事故死する下馬、社会に絶望しばかやろうと残して自殺した15歳の少年…様々な登場人物の絡みの中で死ぬとはなにか生きるとはなにかについて考えさせられる。
    直美は両親にとっては永遠の思い出であり、彼らを繋ぎ止めるものである。それが残る限り生きてた証みたいなものはあるのかな、

    0
    2023年07月06日
  • 阿修羅の西行

    Posted by ブクログ

    続編ではないと後書きに書いてあるがこの作品を先に読むと難しい言い回しや時代背景が簡潔すぎるので月に恋するを読んでからの方がわかりやすい。

    西行は頼朝が幕府を作る頃まで生きていて時代の渦に巻き込まれている。
    4章では西行自身が体験した事ではなく聞いた事を書いてある。
    ここまで自分がのめり込んで読むとは思わなかった。1日かけて読む。

    0
    2023年01月22日
  • いちご同盟

    Posted by ブクログ

    良一、徹也、直美
    大切な人を決して忘れないために生きていく。
    生きていたい。と強く願っていた人のために生きていく。

    0
    2022年01月15日
  • いちご同盟

    Posted by ブクログ

    中学生の時読んでいたら、もっと自分ごとのように感じたに違いない。今高校生になって読んだが、中学生の時感じていた、言葉に表し難い焦燥感、不安、どこか自分だけが取り残されているような、逆に自分はきっと誰とも違うものになるんだ、でももがいてももがけない、そんな危うい感じがヒリヒリするほど伝わってきて、読んで良かったと思った。
    歳をとっても、この本を読めばまたこの気持ちを思い出せるだろう。
    文体が単調で最初は動きがないけれど、入院少女の直美が出てきて、良一がピアノのことで逡巡しているところあたりから、かえって単調だけど無駄のない美しい描写が読んでいて心地良かった。
    徹也との同盟、直美の儚い、けど強い姿

    0
    2021年11月19日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!