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聡明で、魅力的な表情の女性だ――17歳の直樹が年上の早苗に抱いた第一印象である。高校生のバイオリニストの直樹は、音楽を愛しながらも、ピアニストの父と同じ道を進むことをためらう。そんなある時、美貌の早苗に出会った。その時から彼の生活に明らかな変化が起きる。高校生の愛と自立、人生の試練を流麗に描く青春小説。
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Posted by ブクログ
いちご同盟でかなりきゅんきゅんしたもんで、同じ作家さんの本を買ってしまいました。 おもしろいです。 いちご同盟の主人公はピアノ、春のソナタの主人公はバイオリン。 この人の作風には音楽が入るのですかな? まだ2つしか読んでないからたまたまってのもあり得るかもだけど。 相変わらず冷めてます主人公。そ...続きを読むしてなんてモテてやがる羨ましい!
音楽は感じるものですが、言葉にされた細やかな描写は凄いなと思いました。 音楽に対する造詣が深いのだと思います。 物語は淡々と進んで行くのですが、何か心地よいものも感じました。 主人がクールでいつもモテるんですよね。
2019/8/10 いちご同盟とか永遠の放課後の内容をあまり深く思い出せないので、今度もう一度読んでみようかなと思いますが、春のソナタはサブタイトルに純愛編とあるけど、結構主人公の直樹は重い一面に直面しているような気がします。 もしかしたら色々と葛藤して自分について考えることが青春であり、純愛なのか...続きを読むもしれません。 主人公は小さい頃からバイオリンをやっていて結構うまいっぽいのですが、音楽の知識はさっぱりわからなくても、心情の表現を演奏の仕方とかそういうのに重ねて書かれているので音楽を通しての気持ちのやりとりがこんな感じなのかなーと読んでて新鮮でした。 主人公と親しくなる、あるいは親しくなりそうな雰囲気のある女性が何人か出てきますが、主人公がクールです。ちょっと羨ましいぞ、素直になれよと思いました。
裏表紙にあった「青春小説」の文字に期待して手に取ったけど、フタを開けてみたらいろいろと達観した17歳の高校生がいずれ自分も踏み込まなければならない大人の世界をかいま見るという、なかなかに壮絶なんだけどもどこかスッキリという、不思議な作品だった。 文章は淡々としているようで情景や心の機微が濃厚に伝わっ...続きを読むてくるという不思議な感じ。作者名を見て、いちご同盟の人かーと思ったんだけど、あれを読んだのはだいぶ前の話なので、機会があったらどっかで読み直したいな……。
やばい100冊読破無理かも・・・と、焦りを感じる今日この頃。『いちご同盟』『永遠の放課後』に続いて、『春のソナタ』。作者の知識の広さに圧巻を覚える。音楽にしてもスポーツにしても深く詳しい。今回の本が三部の中で一番内容的に重かったかな。主人公のこのあとを考えるだけで苦しくなる。今、自分が両親二人をうし...続きを読むなったあらどれだけ辛いのだろう。お金があったとしても生きていくことはできるだろうか。
?1998年11月 ? 高校生のバイオリニストの直樹は、音楽を愛しながらも、ピアニストの父と同じ道を進むことをためらう そんなある時、美貌の早苗に出会った その時から彼の生活に明らかな変化が起きる 高校生の愛と自立、人生の試練を流麗に描く青春小説。 今思えば「のだめカンタービレ」みたい。雰囲気は笑い...続きを読む無しの全く逆な感じだけど読んでいて音楽が自然と流れてきそうな文体がそう感じさせるのかもしれません。 冬のソナタのパクリとか考える人いるかもしれないですけどもっと古いし名作です。ちなみにどうでもいいけど「おじゃる丸」で黄色いそなた=プリンってのがあったな(笑)
『いちご同盟』の続編的小説。 音楽は言葉を超えて想いを伝える。父と子の愛、男と女の愛、様々な愛の形がジンとくる。
いちご同盟に続き読んでみた。 あたしはこの春のソナタの方が好きかな。 音楽をやる上での葛藤、喜び。色々複雑。 純愛って呼べるのかなぁ・・・と疑問が残った。 クラシックのCDを聞きながら読みたい一冊。 なんともいえないもどかしさが伝わってきた。
音楽をうまく表現できない、ってことを通して、逆に言葉にならない感情ってのを表現してる。でもちょっと病的に思う。
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