三田誠広の作品一覧
「三田誠広」の「わたしの十牛図」「釈迦とイエス 真理は一つ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
原口統三「二十歳のエチュード」
長沢延子「友よ私が死んだからとて」
自殺というものが、一種の病気だとすれば、この病気は伝染する。言葉が病気を伝える。
ボーイミーツガール
生きようとする15歳
生きることができない15歳
生きる意味を問う15歳
何も手につかない時にフーガを弾きたくなる気持ちはわかる気がする。機械的な繰り返し。
ベートーヴェン ピアノソナタ第15番
第二楽章の二拍子を心臓の鼓動に喩える。
気管切開の選択、目で話せる子。生きようともがく15歳。
故人を想うことができるのは生者だけ。これは生きる意味になりうる。
人生の意味を見いだせず、人はどうせ死ぬという自殺者の言葉が心の支えだった少年。
人は次々死んでいく。夢は一つ一つ消えていく。という父の言葉。
Posted by ブクログ
2024/06/21
ずっと買ったままにしてたけど積読消化しなきゃと思い読んでみたらもっと早く読んでおけば良かったと。
三田誠広さんと言えば「いちご同盟」が読書感想文の課題本だったりおすすめ本によく登場するので有名ですが、こうした数多くの人に読まれている本の解説もされているのは驚きました。
星の王子さまを最初読んだ時は何となーく読んでしまって「あー、なんか不思議な話だなー」くらいにしか思ってなかった考える力が不足していた読者の1人ですが、この解説本をちゃんと読んでから読めば良かったなと思いました。
基本的にはサン=テグジュペリがこの星の王子さまという本を生み出すに至った彼の人生観や恋愛観、一生をどのように生きてきてどの年代の頃にどのような生き方をしてきたのか、その中でどのような作品が作られたのか、その作品はどのような趣旨の話なのか、何でその作品を作ろうと思ったのか、と言ったことが彼の一生を追いながら考察、解説してくれている本です。
世界大戦の当時に生み出された大ベストセラーの星の王子さまは裏にどのような意味を内包しているのかを考えるための糸口になるのではないかと思います。
この本を読んでからもう一度星の王子さまを読むと自分の理解も広がるのではないかと思いました。
Posted by ブクログ
一回読んだことあったけど忘れて買っちゃった
病気になる前は勝気で活発な女の子だったであろう直美が病気にどんどん体を蝕まれ、精気を失っていくのが読んでて辛かった。生きようと思っても死のうと思っても何の選択もできず結局機械に生かされ、最後は人の手によって殺される直美、平凡な人生を生きながら死ぬこともしない良一、やけになりあっけなく事故死する下馬、社会に絶望しばかやろうと残して自殺した15歳の少年…様々な登場人物の絡みの中で死ぬとはなにか生きるとはなにかについて考えさせられる。
直美は両親にとっては永遠の思い出であり、彼らを繋ぎ止めるものである。それが残る限り生きてた証みたいなものはあるのかな、
「し・ぬ・ほ・ど・す・き」という普通の中学生がいえば軽い言葉が、声も出せず死を間近にした直美が言うことで重い言葉になっていてとても辛かった