山田詠美の作品一覧
「山田詠美」の「いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)」「肌馬の系譜」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山田詠美」の「いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)」「肌馬の系譜」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
とても好き。良かった。
今まで見た不倫小説の中で1番しっくりきた。
流石は山田詠美語録。それぞれの視点で語る言葉から、自分が今まで思ってきたことがとても素敵な言葉で言語化されていて唸りました。
「どんな夫婦も、時が経てば、程度の差こそあれ、相手にそそられなくなって行くのではないでしょうか。ここが、性欲と食欲の違うとこなんだよなー。」
「寝かせれば寝かせるほどおいしくなるものもあるけれど、男と女の場合、熟成すればするほど、そこから肉体の生々しさは飛んで行くような気がする。」
等々、他にもたくさんありますが、こちらの本と出会えてとても満足です。
Posted by ブクログ
年上の女性が年下の男性をたぶらかすには「復讐」というものがないと成り立たないのかな、と読んでいる間思った。
でも私の読解力が足りなかった。
真由子は年下の男をたぶらかしたいという欲求が、自分の二人の男を奪われたという事実によって生まれたのだ。「復讐」に絡み取られた気持ちは、後天的なのだ。憎しみが直巳への愛を増幅させる。
そうすると、本当に山田先生、すごいよ。さまざまな状況に置かれた真由子の微細な感情をこんなに描写できるなんて。
真由子と百合が対照的な家庭で育っているのも面白い。
最後の、病院で直巳が若い女を横に連れてくるシーン。あれは喜劇か悲劇か。
ちゃんと読めていない気がするので、また
Posted by ブクログ
たしかMOTHERと同じ事件を題材にしている一冊。
読んでいてかなり暗い気持ちになるから鬱々としてる人にはおすすめできない。
家庭内の暴力って各家庭で程度の差はあれありふれている。そうかと思えば生まれてこの方手をあげられたことがないという家も存在したりして、家族という小さな社会は多様性に満ちていると色んな小説に出会うたびに感じる。
小学生の頃、ベランダで何かのふしに親に一度も手をあげられたことがないと話すクラスメイトがいてそんな世界があるのかと衝撃を受けた。その一方で、学校外でたまたま会った時に頬に綺麗な赤い手形を残して涙目でゴミ出しをしているクラスメイト、親からタバコを押し付けられているク