無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで203万冊以上配信中!
不倫? 倫理が何かは自分で決める――。35歳の和泉桃子は当代随一の料理研究家・沢口喜久江の助手を務めつつ、彼女の夫・太郎と付き合っている。「人の夫を寝盗ること」を趣味とする桃子だったが、喜久江を心から尊敬してもいる。一方の喜久江は、太郎の女癖を受け流すのが常だったが……。“lover”と“wife”と“husband”三者の視点で語られる「危険な関係」の行方は。極上の詠美文学!(解説・平松洋子)
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
とても好き。良かった。
今まで見た不倫小説の中で1番しっくりきた。
流石は山田詠美語録。それぞれの視点で語る言葉から、自分が今まで思ってきたことがとても素敵な言葉で言語化されていて唸りました。
「どんな夫婦も、時が経てば、程度の差こそあれ、相手にそそられなくなって行くのではないでしょうか。ここが、性欲と食欲の違うとこなんだよなー。」
「寝かせれば寝かせるほどおいしくなるものもあるけれど、男と女の場合、熟成すればするほど、そこから肉体の生々しさは飛んで行くような気がする。」
等々、他にもたくさんありますが、こちらの本と出会えてとても満足です。
Posted by ブクログ
久しぶりに小説を一気読み。
高校生の時から山田詠美大好き。
そして40を超えたからこそ読み応えがあったこの小説。登場人物の3人ともに、わかるよその気持ち、となった。
若い頃はモモのような女性に憧れたけど、今は喜久江のような女性に惹かれる。そしてそんな2人に心底愛されている太郎はうだつが上がらなくて、小心者で、自分は何者でもないのに喜久江からもモモからも愛されることをなんの疑いもなく享受している図々しい男!でも言い表せないオスとしての魅力があるんだろう、詠美先生の作品の中の登場人物だから。
これを映画化したらだれが太郎を演じてくれるのかなー、と頭をよぎった。
大泉洋がもう少しだらしない体になったようなイメージ。笑
最近自己啓発本と実務書ばかり読んできたけど、こういう洒落たやりとりが楽しめる詠美先生の他の作品も読みたいと思った。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸