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ふたりの食卓に並ぶのは、決して甘いばかりのお菓子ではなかった。睦まじく見えるふたりの不穏な秘密。本能がかき乱される出会い。一言では言い表せない関係性、どうしても忘れられない人のこと──。食べて「なかったこと」にはならない濃厚な物語が気鋭の作家たちと食のエキスパートたちの手によって饗される。小説、エッセイに仕立てた10品の「恋と食」をどうぞ召し上がれ。
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Posted by ブクログ
とても読みやすくこの先どうなるの?? と好奇心をくすぐられてあっという間に読めました。 私はマカンマランの世界観がとても好きなので、この中でのやはり古内一絵さんの『ワタシノミカタ』が一番胸が熱くなりました。その中で心に残った一文です! 『人生を丸ごと自分だけのためだけに使い切って何が悪い』古内さ...続きを読むんの作品らしいなぁと!笑 他の小説もエッセイも全部とっても美味しくいただきました(o^^o)
もぅ〜!! 最高の1冊!! 文庫本で読ませていただいていいのか!?って心のなかで叫びました お買い得だと思います、この1冊 恋と食のある10の景色のサブタイトルもすてきですが、わたしとしては恋よりもひととひととのつながりを強く感じました 誰かと出会うこと 誰かと寄り添うこと 誰かと愛し合うこと ...続きを読む それはとても簡単なようで、簡単ではない いっしょに食事することも相手が違えば、高級であっても味気なく、カップ麺でもおいしく感じるように 最後の山田詠美さんの『恩讐の彼方のトマトサラダ』まで、どの作品も好きですが しいて!! 強いて、好きな作品は 君嶋彼方『ヴァンパイアの朝食』 奥田亜希子『白と悪党』 原田ひ香『夏のカレー』
食と恋のアンソロジーなんて、好きに決まってる。 私の好きな料理家の方のコラムもあって、さらに嬉しい。やっぱり、奥田亜希子さんの小説が好きみたい。
食と恋にまつわるアンソロジー。ごはんの出てくる話が大好きなので、どれも楽しく読みました。 なかでも一穂ミチさんの「わたしたちは平穏」、錦見映理子「くちうつし」がお気に入り。 どちらも初めて読んだ作家さんだったので他の作品も読んでみたい
力のある女性作家の皆さんが恋と食に関する小説とは、贅沢な本だった! 特に「ワタシノミカタ」と「SUMMER STREAMER」が良かった。「SUMMER STREAMER」では、70近い婦人が大ファンの大谷翔平さんのプレイを観たくて単身でアメリカに行く話。その中で、大谷選手はどんな人と結婚するのだ...続きを読むろうかと。あれこれあげて、最後に一番悔しくない人は「彼の母親に似ている女性」とあり、まさしくその通りの女性と結婚していた。結婚発表より前に書かれた小説で見事言い当てていたので驚いた。大谷夫妻は素敵!嫌いと言う人はまずいないだろうな! この本を通して、いろんな作家さんを知ったので、読書が広がりそうで嬉しい!
料理×小説(エッセイ)というと、なんとなく心温まるイメージで読み始めたら、ちょっと違ってびっくりする。 すべてのお話に美味しそうな料理が出てくるけれど、どれもこれも「ほっこり」した美味しさとは毛色が異なる。 この読後感は、どんな「後味」と言ったらよいのだろうか。 でも、悪くない。すっぱい、からい、ほ...続きを読むろ苦い……それもまた料理であり、人生なのだ。
料理と恋愛にまつわる短編集。 料理が絡むからか、どれも一定大人の恋愛ストーリー。 一穂ミチのエピは不思議な色気を感じる作品。地味女かと思わせといてなかなかやりおる男女だわ。 古内一絵作品はこの人の根底にあるものが伝わるので嫌いじゃない。 君島彼方の作品は性的マイノリティの葛藤がいい具合に滲み出てい...続きを読むてこれも好き。 奥田亜希子のズルい男とそれをわかってて演じた女の話も結構好き。転がされてるようで転がす女は勝ち組だな、って思う。 ということでどれもなかなか思いを馳せることの出来る味わい深い短編集でした。 カレー食べたくなるよ 2025.11.11 204
食卓を囲む恋人たちの物語。 こう書くと、幸せな話のように感じるかもしれないけれど、そんなおめでたい話ばかりではない。 食欲は人間の二大欲求の一つだから。その上に立つ物語はそれはそれは濃いものでなければ成り立たない。人間の生と欲が濃密に描かれた短編集。
一穂ミチ目当てで手にとる。あと巻末の山田詠美のエッセイ 「恩讐の彼方のトマトサラダ」も。 さすが山田詠美!この短い短いエッセイの中にユーモアの中にちゃんと彼女らしい美学が語られている。 今まで振られたことはないって、「男と別れるのは、相手が逮捕されるか、強制送還されるか、死ぬか、のどれかなんで」って...続きを読むすごい。 原田ひ香の小説、(夏のカレー)初めて読んだけどこの60歳過ぎたしーちゃんと冴子の好き同士だったのに結婚には至らず40年にも渡る出会いから邂逅を経て別れまで(冴子の死)せつないラブストーリーだった。 恋、片思い、両思い、愛、婚約、浮気、裏切り、不倫、 恋愛に関することは”結婚”以外全部(冴子)とやった。 っていうとこがほんとに唯一無二の存在。 あータイカレー(グリーンカレー)が食べたくなった。
食べるとき 誰と食べるかは、私たちにとって とても大切なことではないかなと感じる 誰とどこで、なにを食べるのか 1人で食べた時にふわっと思い出す 大切な記憶。 それが恋する人ならなおさら。 様々な作家さんのひとつひとつの物語の中に 表れる料理と誰かの想い。 思わずいいなぁと声が漏れてしまう 一冊...続きを読むでした
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いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)
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一穂ミチ
古内一絵
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