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ふたりの食卓に並ぶのは、決して甘いばかりのお菓子ではなかった。睦まじく見えるふたりの不穏な秘密。本能がかき乱される出会い。一言では言い表せない関係性、どうしても忘れられない人のこと──。食べて「なかったこと」にはならない濃厚な物語が気鋭の作家たちと食のエキスパートたちの手によって饗される。小説、エッセイに仕立てた10品の「恋と食」をどうぞ召し上がれ。
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Posted by ブクログ
もぅ〜!! 最高の1冊!! 文庫本で読ませていただいていいのか!?って心のなかで叫びました お買い得だと思います、この1冊 恋と食のある10の景色のサブタイトルもすてきですが、わたしとしては恋よりもひととひととのつながりを強く感じました 誰かと出会うこと 誰かと寄り添うこと 誰かと愛し合うこと ...続きを読む それはとても簡単なようで、簡単ではない いっしょに食事することも相手が違えば、高級であっても味気なく、カップ麺でもおいしく感じるように 最後の山田詠美さんの『恩讐の彼方のトマトサラダ』まで、どの作品も好きですが しいて!! 強いて、好きな作品は 君嶋彼方『ヴァンパイアの朝食』 奥田亜希子『白と悪党』 原田ひ香『夏のカレー』
料理と恋愛にまつわる短編集。 料理が絡むからか、どれも一定大人の恋愛ストーリー。 一穂ミチのエピは不思議な色気を感じる作品。地味女かと思わせといてなかなかやりおる男女だわ。 古内一絵作品はこの人の根底にあるものが伝わるので嫌いじゃない。 君島彼方の作品は性的マイノリティの葛藤がいい具合に滲み出てい...続きを読むてこれも好き。 奥田亜希子のズルい男とそれをわかってて演じた女の話も結構好き。転がされてるようで転がす女は勝ち組だな、って思う。 ということでどれもなかなか思いを馳せることの出来る味わい深い短編集でした。 カレー食べたくなるよ 2025.11.11 204
食卓を囲む恋人たちの物語。 こう書くと、幸せな話のように感じるかもしれないけれど、そんなおめでたい話ばかりではない。 食欲は人間の二大欲求の一つだから。その上に立つ物語はそれはそれは濃いものでなければ成り立たない。人間の生と欲が濃密に描かれた短編集。
一穂ミチ目当てで手にとる。あと巻末の山田詠美のエッセイ 「恩讐の彼方のトマトサラダ」も。 さすが山田詠美!この短い短いエッセイの中にユーモアの中にちゃんと彼女らしい美学が語られている。 今まで振られたことはないって、「男と別れるのは、相手が逮捕されるか、強制送還されるか、死ぬか、のどれかなんで」って...続きを読むすごい。 原田ひ香の小説、(夏のカレー)初めて読んだけどこの60歳過ぎたしーちゃんと冴子の好き同士だったのに結婚には至らず40年にも渡る出会いから邂逅を経て別れまで(冴子の死)せつないラブストーリーだった。 恋、片思い、両思い、愛、婚約、浮気、裏切り、不倫、 恋愛に関することは”結婚”以外全部(冴子)とやった。 っていうとこがほんとに唯一無二の存在。 あータイカレー(グリーンカレー)が食べたくなった。
食べるとき 誰と食べるかは、私たちにとって とても大切なことではないかなと感じる 誰とどこで、なにを食べるのか 1人で食べた時にふわっと思い出す 大切な記憶。 それが恋する人ならなおさら。 様々な作家さんのひとつひとつの物語の中に 表れる料理と誰かの想い。 思わずいいなぁと声が漏れてしまう 一冊...続きを読むでした
ぽかぽかした。 男の魅力という点で、高身長というのは外せないんだな。 おいしいものは好きなひとと食べたらもっとおいしい、みたいな言説がありふれているせいで、一人でケーキを買って食べるという楽しみをやめてしまったのだ。いつになったら食べられるんだろうな。責任をとってくれ。
恋と食にまつわる短編小説。スキマ時間や寝る前のひとときに読みたいなと思って手に取った本。 古内一絵さんの「ワタシノミカタ」、奥田亜希子さんの「白と悪党」、ぼる塾田辺智加さんの「初恋と食事」がよかった。また同じ作家さんの違う本を読んでみたくなった。 田辺さんのエッセイ好きです。恋愛って頑張って、背伸び...続きを読むして付き合う時期があってもいいけど、いつかやっぱりボロが出るから、自然体でいかないと、長続きしないなと思った。でもあの経験があるから、今につながっているのかなと思うと、応援したくなりました。
大切な誰かと共にする食事にまつわる物語やエッセイ。大人の恋、思い出の恋、同性愛、初恋などなど全部面白かった。山本ゆりさんのゆかりのパスタは絶対に作ろ。。
「恋と食」 がテーマの、小説新潮に掲載された短編を収録したアンソロジー。甘やかで幸せなだけのお話が一編もなくて逆に楽しめた。 一穂ミチさんは、淡白な味を好む淡白そうに見えるカップルのまったく淡白ではない情念のお話。言われてみればポン酢ってしびしびしてるかも。 古内さんは、計算だけではないけど計算も...続きを読む働かざるを得ない大人の恋愛の話。旨味調味料はハマると駄目になる気がして避けて生きてます。 君嶋さんはこの中で最もオーソドックスな恋愛小説。キュンとします。 錦見さんの短編は語り手が料理上手なだけあって一番美味しそうな料理が登場した。不思議なお話で、恋愛だったの??という感想。 奥田さんは毒親を捨てる話。土鍋で炊くおかゆ。 尾形さんの推し活に励む老女とモデルの女性の交流の話が一番好き。他の著書も読んでみたいな。 原田ひ香さんの駄目な男女の話も不思議と胸に残ったなぁ。作者の既読の作品の中で一番好きだな。 エッセイも3本収録されてて、恋心と食欲って両立しないよなぁなどと改めて感じいった。
ふたりで「いただきます」 いろいろな場面でいろいろな立場の二人が いろいろな料理を食べる 記憶とメニューが繋がるのだろか 同じものを食べると 当時を思い出すのだろうか 朝と昼は一人で食べ 夜はたまにふたりで食べる、ほとんど黙って これは寂しい食生活と言えるのかな……
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いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)
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一穂ミチ
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