一穂ミチの作品一覧
「一穂ミチ」の「アフター・ユー」「GOAT」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「一穂ミチ」の「アフター・ユー」「GOAT」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
2008年『雪よ、林檎の香のごとく』でデビュー。『雪よ林檎の香のごとく』などを手がける。
Posted by ブクログ
人は
身近なひとが
側にいなくなって
初めて どうしようもなく
大切な存在だったと気付かされるのかもしれない。
ゆっくりと、ゆっくりと、潮が満ちてくるような
ストーリーの展開だった。
その言葉の運びが、心地よかった。
一穂ミチさんの作品は初めてで、優しく静かに流れるように核心に迫っていく様子は、現実離れしているところもあるけど、不自然さを感じさせなかった。
「人生は手が届かなくなってからしか
答え合わせができない。」
私も思い当たる節がある。
今、目の前にいる人と、もっともっと話しておこう。
いつか、突然、目の前から消えても後悔が残らないように。。。
Posted by ブクログ
生まれ育った環境は違えど、歪な母子関係にあるという共通点を持った2人の少女の愛を見守る物語。
一穂先生の作品は初めてでしたが、状況や心情の描写が細かく、かつ分かりやすい表現でなされているので、まるで自分が主人公の2人に憑依したかのように、生々しく物語を体験できました。
団地に暮らす果遠と、裕福な生活をする結珠は、小学2年の頃に偶然出会い、親密になる最中で別れを強いられます。高校生になって再会を果たすも、同様に離れ離れになってしまいます。そして、大人になって…。
タイトルにもなっている"光のとこにいてね"は、果遠のセリフとして度々登場しますが、そのときどきによって意味合いは変