一穂ミチの作品一覧
「一穂ミチ」の「アフター・ユー」「GOAT」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「一穂ミチ」の「アフター・ユー」「GOAT」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
2008年『雪よ、林檎の香のごとく』でデビュー。『雪よ林檎の香のごとく』などを手がける。
Posted by ブクログ
日常の片隅にある“とても小さな世界”をすくい上げた短編集で、6つの物語がゆるく繋がりながら進んでいく構成が印象的でした。読み始めはそれぞれ独立した短編のように感じますが、読み進めるうちに少しずつ人物や出来事の関係性が見えてきます。
特に心に残ったのは、最後まで読んで初めて「スモールワールズ」というタイトルの意味が理解できる点です。ラストで全体がひとつにまとまることで、それまでの物語の見え方が変わり、自然と「もう一度最初から読み直したい」という気持ちになりました。ゆるく繋がっていたからこそ、気づいたときの発見が大きかったように思います。
また、一穂ミチの文章はとても繊細で、「分かり合えなさ」
Posted by ブクログ
光のとこにいてねとその人のために願うことがどんなに尊いか。幼い頃ふいに言っただけの偶然の言葉だけれど、きっと心の奥底でずっと彼女に願ってる。
愛でも恋でもないけれど間違いなくふたりは運命だとわたしは思った。そんな関係があってもいい。
わたしがあなたの光になってあげる、ほど高慢じゃなくてずっといっしょにいよう、っていうほど不安定な希望じみてない。ただ幸せでいてほしいだけ。
インタビューで「言葉にできない関係を言葉にできないままに表すことができてよかった」と一穂ミチ先生は仰ってた。言葉にできないままって難しい。一穂先生
はすごい。
ふたりでいっしょじゃなくても、どうかふたりとも光のとこにいてほ