青を抱く

青を抱く

814円 (税込)

4pt

静かな海辺の街で暮らす和佐泉は、日課の海岸散歩中に出会った男の風貌に思わず息を飲む。海難事故に遭い、2年間目を覚まさない弟の靖野にそっくりだったからだ。長期休暇でしばらく滞在していると言うその男、宗清の人懐っこさや率直な好意に反発しながらも惹かれていく泉。しかし、泉には宗清の想いを受け入れられないある理由があった……。心が浄化される感動系BL。書き下ろし「Dear my her」を含む短篇3本も収録。

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青を抱く のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    よい…!!!!

    どピンク!よりも透明感のあるBL(長野まゆみ、三浦しをんあたり)を読みたくて調べていたところ一穂ミチさんのこの作品をオススメしてる方を見かけて購入。

    一穂ミチさんってあの…!?BL書いてたの!?となりましたが?BL出身作家って結構いるもんだなぁ。

    それぞれのキャラクターの背景が

    0
    2025年06月22日

    Posted by ブクログ

    全体的に「青」を感じるものが散りばめられていて綺麗だった。それは青空だったり、青い海だったり、名前に青という文字が入っていたり、ひと夏の青春のような時間だったり。青に対するこだわりを感じた。
    内容自体は少し重めで、植物状態の方がいる家族やLGBTQに関わること。
    それでも、宗清と泉のふたりが触れ合う

    0
    2024年04月14日

    Posted by ブクログ

    同性愛がテーマのお話。
    寛容になった時代…といえばそうなのかなぁ
    でもみんながそれを受け入れてくれる訳じゃないし…
    そのまま異性と結婚する人も多そう

    本の感想とは違うけれどネッ友さんが恋愛の事で凄く悩んでいたのを思い出すなぁ
    ネッ友さんは自分の性別ははっきりとは決められないけれど男性が好き。恋人の

    0
    2023年12月12日

    Posted by ブクログ

    人が恋に落ちる瞬間、あるいは自分の半分を割って明け渡す瞬間にうまれる感情の発露が美しい。帯にBLとあるし、異性愛と同性愛に言及する部分もあるけれど、そういうことはこのお話においてそう重要なことではないと思う。いとしいとしという心、と書いて戀いとよむ。といわれるように、愛しいという想いが双方に芽生え、

    0
    2023年12月08日

    Posted by ブクログ

    全く粗筋も知らずに購入。BLだ。初めての世界。生々しい表現が少しの抵抗感を覚えたが受け入れられた。もっと自分の歳に近い設定ならもっと入り込めたかも。と自覚する。
    でも単純な恋愛物でもなかった。家族の、命のストーリー。そんなつながりはあるのか無理じゃないかと思えたがそんなことなかった。
    絶対にないと思

    0
    2025年10月15日

    Posted by ブクログ

    みんみんさんがおすすめくださり、即ポチした作品。

    一穂ミチさんなんですよ。
    耳馴染みありますよね。
    一穂ミチさん、BLをお書きになるとは!
    みんみんさん、おびのりさん、yukimisakeさんに感化され、最近だいぶ普通にBLを読める自分がいます( ̄▽ ̄)
    耐性ついてきたのか!?


    この物語は、

    0
    2025年03月13日

    Posted by ブクログ

    一穂ミチさんの恋愛小説です。
    主人公の泉は、2年間意識が回復しない弟の付き添いのため、仕事やプライベートを犠牲にし、狭い世界の中に引きこもっていました。そんな中、弟に似た宗清という男性と知り合い、関係性を深めていくことで泉が色々な事と向き合うようになります。泉は異性愛者でしたが、宗清の人あたりの良い

    0
    2025年02月11日

    Posted by ブクログ

    海難事故に遭い2年間目を覚さない靖野(しずの)。

    弟・靖野の事故を機に実家に戻り在宅勤務しつつ弟の目覚めを待つ泉。

    泉、靖野兄弟の住む街に現れた靖野にそっくりな宗清。

     靖野の抱えていたものと、泉の後悔と、宗清のとある事情と、ある人の秘密。

     書誌情報には《感動系のBL》ってあって確かに男性

    0
    2024年11月15日

    Posted by ブクログ

    すごく良かった。雑に一言で説明するなら「BLの話」ということになるんだろうけど、BLとかLGBTQといった概念、枠組を超越して、「人が人を想うことの神秘」みたいなものを感じさせられる感動作だった。結局のところ、誰かが誰かを大切に想う時、その一番の理由は、性別や血の繋がりではなく「その人がその人だから

    0
    2024年09月07日

    Posted by ブクログ

    「ツミデミック」で一穂さんが直木賞を受賞
    あまり表に出てこなかった一穂さんが
    サイン会開いたり、サイン本作ったり
    こちらまで嬉しくなります

    2015年フルール文庫刊行
    2023年角川再文庫化 +ショートストーリー3編

    「ツミデミック」はもちろん素敵な作品なんですけど 私は一穂さんの一般文芸系より

    0
    2024年09月04日

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