ツミデミック

ツミデミック

1,870円 (税込)

9pt

【第171回直木賞受賞作!】大学を中退し、夜の街で客引きをしている優斗。仕事中に話しかけてきた大阪弁の女は、中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗った――「違う羽の鳥」 失業中で家に籠もりがちな恭一。小一の息子・隼が遊びから帰ってくると、聖徳太子の描かれた旧一万円札を持っていた。近隣の一軒家に住む老人にもらったというそれを煙草代に使ってしまった恭一だが――「特別縁故者」 鮮烈なる“犯罪”小説全6話

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ツミデミック のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『同じ羽の鳥は群れる──類は友を呼ぶってこと』
     
     
    第171回直木賞受賞作。
    新型コロナウイルスがパンデミックを引き起こしていた頃を舞台とした、様々な『罪(ツミ)×パンデミック』を描いた全6遍の短編集。

    僕は物語として“救い”がある『特別縁故者』と『祝福の歌』が個人的に好き。もちろん、物語とし

    0
    2026年01月28日

    Posted by ブクログ

    一穂ミチさんの短編集は間違いない。
    クリスタルのかけらみたいに、キラキラしていて鋭い比喩表現がたまらなく好き。でも、薄紙にくるまれた「毒」はちゃんとそこにあって、存在感を示してくる。

    ミステリーもあればサスペンスもあり、ヒューマン要素も強め。そこにちょっぴりのホラーや、きれいなどんでん返しまで用意

    0
    2026年01月26日

    Posted by ブクログ

    コロナ禍を題材にした短編集。
    どれも暗めのお話で、今となっては懐かしささえ感じる。あの頃は一人一人が地獄を抱えていてとても生きづい世の中であったが、様々な背景を持つ人達の地獄を追体験できるような気がした。
    特に特別縁故者という話は、少しだけ希望を持てるような明るめの内容でお気に入り。

    0
    2026年01月13日

    Posted by ブクログ

    コロナ禍の辛かった負の感情を思い出した。実際にありそうな話ばかりで、物語が面白くてあっという間に読み終わった。
    コロナ禍に自粛した行事や会議やらが、なぜか無理やり復活してきて、その時は長く感じたパンデミックは一体何だったんだろうと改めて考えてしまった。

    0
    2026年01月02日

    Posted by ブクログ

    「憐光」が印象的だった。死者の彼女は苦い真実を呪ったり恨んだりせずにあっけらかんとこの世を飛び越えようとしてて、生者の彼女のほうが過去の罪悪感に囚われた幽霊みたいにこの世に残される。あの子だけ幸せになるのはどうしても許せない、女の子の友情の脆くて生々しい部分を見てしまった気分。

    0
    2026年02月14日

    Posted by ブクログ

    コロナ感染時代の人間模様が
    6つの短編で描かれている
    一番怖かったのは、ロマンス
    希望が持てるのは祝福の歌
    時折、おっ!と思わせる表現が出てきて
    作家のチカラに感心する
    例えば
    『ど真ん中のおばさんから「おばあちゃん寄りのおばさん」に変わりはしたが…』

    0
    2026年02月14日

    Posted by ブクログ

    2024年第171回直木賞受賞作品。

    目立つ装画は画家の目黒礼子さんの作品です。この本を書店で目にしたら、思わず手にとってみたくなるほどインパクトのある色あいです。

    一穂ミチさんは初読みです。タイトルはパンデミックの時期の罪でツミデミック。うまく考えたなと思いました。コロナ禍の先の見えない不穏な

    0
    2026年02月16日

    Posted by ブクログ

    言葉に力がある感じがすごくよかった。
    今の時代を生きている人の小説って感じで、口語体がちょいちょい入ってくるのがなろう系とかWEB系のコンテンツが台頭して以降の文体なのかなと感じた。
    コロナ禍での人々の生活や葛藤を描くというのも時代性があってキャッチーだった。
    読みやすく、全ての短編に起承転結があっ

    0
    2026年01月26日

    Posted by ブクログ

    短編集だった。どの話も続きも読みたい!って思うほどのクオリティの高い内容だった。予想通りに物語が進まないというか、そうくるかって展開に次の話も楽しみになった。特に、おじいさんのところへ料理を毎日持っていく話が好きだった。実はお金もちのおじいさんなのでは?と下心から近づいたが、そう簡単にお金はもらえず

    0
    2026年01月26日

    Posted by ブクログ

    コロナ禍、あぁこんな感じだったなと懐かしくも、改めて異常だったなと思った。
    前半は後味が悪い終幕、後半は救いのある展開で後半の方が好みだった。

    0
    2026年01月18日

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