【感想・ネタバレ】ツミデミックのレビュー

あらすじ

【第171回直木賞受賞作!】大学を中退し、夜の街で客引きをしている優斗。仕事中に話しかけてきた大阪弁の女は、中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗った――「違う羽の鳥」 失業中で家に籠もりがちな恭一。小一の息子・隼が遊びから帰ってくると、聖徳太子の描かれた旧一万円札を持っていた。近隣の一軒家に住む老人にもらったというそれを煙草代に使ってしまった恭一だが――「特別縁故者」 鮮烈なる“犯罪”小説全6話

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

コロナのパンデミックの話し。
短編集なんだけど、本当にこんなことが起こってたかもと思わされて怖かった。
最後のさざなみドライブが集団自殺の話で、色々な自殺理由に、自殺しなくてもいいのに、と思うのに本人達は辛い。
パンデミックで人との交流がおかしくなって、みんなズレていった様子がつらかった。
私もあの4年間に人生変えられた気がしてる。

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2026年05月03日

Posted by ブクログ

罪とパンデミックを合わせたタイトル。
パンデミック後の世界を描いた5つの短篇。
世にも不思議な物語のようで、
不気味なものからほっこりするものまで、楽しく読める。

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2026年04月25日

Posted by ブクログ

270ページ
1700円
2026年4月14日〜4月24日

パンデミックと罪をかけた感じか。小さな罪から大きな罪まで、最後に心温まることもある短編集。人間が持っている醜い部分と美しい部分が、巧みに描かれていて、読みやすかった。

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2026年04月24日

Posted by ブクログ

スモールワールドを読んで、一穂ミチさんの世界観にほれ込んでしまい
こちらも読ませていただきました。
それぞれ、コロナでパンデミックが始まった世界のなかでおこる様々な人々が起こす罪に焦点がおかれ、ゾッとしたりほっこりしたりとどの話も面白かったです。
やっぱり好きな作家さんだなと改めて感じました。

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2026年04月23日

Posted by ブクログ

コロナ禍で生じた罪を描く短編集。

物語は6つの短編で構成されていて、
繁華街で出会った女が死んだ同級生かもしれないと知りつつ
一夜を共にしてしまう男を描いた『違う羽の鳥』

高圧的な夫と子育てでストレスを抱えた妻の百合が、
偶然目撃したデリバリー配達をしているイケメンと再び会いたいがために
ガチャ感覚でさして頼みたくもない宅配を頼む。何度も。
まさにソシャゲの課金にハマる感覚を描いた『ロマンス☆』

15年前、豪雨の夜に死んだ少女・唯は、
幽霊となりコロナ禍の現世に戻ってきた。
そこで目撃してしまった自分の死の真実を描く『憐光』

長年働いた飲食店から解雇され、無職となった恭一は、
近所に住む偏屈な老人が大金を持っていることに気づく。
なんとか、その財産を得ようと謀る『特別縁故者』

高校生の娘・菜花の妊娠と、母親の認知症疑惑に
悩まされる平凡な中年男・達郎の苦悩を描いた『祝福の歌』

コロナが"明けた"とされるムードの中でオフ会に集まる種々多々な5人の男女。
彼らが集まった目的は共にある行為を行うこと。
そんなコロナ禍で人生を狂わされた男女を描く『さざなみドライブ』

どれもが心に突き刺さる内容でしかなかった。
コロナ禍という今となっては何だったんだ?という感覚すら漂う、
そんなある意味狂乱と言っていい時期を描いているが、
どれをとっても人間の話である。人の機微がどれもしっかりと描かれている。

個人的には『ロマンス☆』と『特別縁故者』
そして『祝福の歌』がお気に入り。
『ロマンス☆』は設定からオチまで全てが秀逸。
ある種のホラー感も漂っている。
『特別縁故者』と『祝福の歌』に関しては、
どちらかと言うと胸が温まる方向の物語。
特に『祝福の歌』における妊娠した高校生の娘・菜花が
キャラ含めて最高すぎた。
この子なら、絶対に良い母親になると思えるそんなキャラ。

設定の秀逸さで言えば『燐光』も侮れない。
ある種のタイムリープものを幽霊で成し遂げてしまうとは、
その発想含めて頭が下がる思いだ。素晴らしいの一言。

今のところ、一穂ミチ作品に外れなし。
今一番、追いかけたい作家であるのは間違いない。

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2026年04月11日

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コロナ禍で人生が狂ってしまった人たちの短編集。怖い話や、読後感が暗い話が多かった。ミステリー仕立てでだんだん真相がわかってくる話もあってドキドキした。

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2026年03月23日

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一編一編が、まるで一本の映画を観終えたかのような圧倒的な「密度」に満ちていました。
短編という限られた文字数の中に、キャラクターの吐息や、その場の空気の淀みまでもが完璧にパッキングされています。描き出されるのは、私たちが経験した「あの特殊な時間」の中で、普通の人々がふとした拍子に踏み外してしまう一線。その心理描写があまりに精緻(せいち)で、他人事とは思えないリアリティに終始圧倒されました。

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2026年03月22日

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あーおもしろかった!
さいこう!

これ以上の感想はすべて蛇足、というぐらいおもしろい。

短編集の一遍一遍が決して弛まず、かといって不足もしない、緊迫感すら感じるほどの切れ味。

どこか既視感があるな…と思い、かつての重松清の短編が持つ鋭さと同じだと気づいた。

さすがに筆力では重松の方が高いが、作品の幅の広さは一穂の方が上。10年20年に一度出るか出ないかの希有な作家だ。

比較的多作なのも嬉しい。
今後もコンスタントに一穂作品を読めることは、本読みとして僥倖である。

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2026年04月15日

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有罪と無罪、生と死、善と悪、生きていくことって見る側によってひと言では語りきれない様々な側面があるのだなと思った。
綴られる短篇はストーリーとして重なることは無いが、パンデミックや戦争など世界情勢が急速に変化する中で、人としての暖かさの重要性は不変なのだと思う。

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2026年05月07日

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コロナ禍での6つの短編集。前半3つがダーク、後半3つは明るいエピソード。どれも良かったけど、自分は後味悪い方が好きなので前半のが好みかな。

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2026年05月06日

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直木賞受賞作ということで読んでみたけれど、ミチさんワールド全開の短編集でした。
普段短編集をあまり好んで読まないけれど、短編集の良さを感じました。
少し前のコロナの時、世界は違うフィルターが掛かっていたんだな、と思いました。
その中にいると気付かなかったけれども。

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2026年05月04日

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パンデミックの大きな波が過ぎたあとの、様々な人生の1シーンを描いた短編を収めた1冊。
全体を通してパンデミックの禍という大きな社会問題を描きながらも、更に短編それぞれでは(主として女性の直面しがちな)社会問題を描いており、読み応えと凄みのある後味があった。

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2026年04月17日

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ミステリアスの最初の2編から始まり、徐々に心温まるストーリーになっていく全6編の短編集。
どの話も良かったがその中でも『祝福の歌』が最も秀逸だと感じた。さりげない家族愛が表現されており、特に娘:菜花の言動が最高。ユーモアがある中にしっかりとした信念があり、且つ家族への優しさを感じた。ストーリーの終わり方も最高でさりげない感動を誘うものであった。
『特別縁故者』も恭一の企みを全て見抜いていた佐竹が彼に宛てた手紙が彼の不器用な優しさを表現していて、ほっこりとした温かい気持ちになれる作品と感じた。

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2026年04月15日

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わたしとしてはすごく面白かったのですが。
最初の違う羽の鳥から引き込まれて、ロマンス☆も夢中になって読みました。
憐光は衝撃が走ったし、特別縁故者はちょっと心温まるものでもありました。
祝福の歌も良かったし、さざなみドライブも…。
個人的には日常のちょっとした恐怖が好きなのかもしれません。

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2026年04月08日

Posted by ブクログ

◾️ページ数 P270 6つの短編集

◾️感想
面白かった。サスペンス要素が含まれているような短編集で、それぞれ面白かった。

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2026年04月06日

Posted by ブクログ

特に特別縁故者がお気に入り。
短編集なので、仲の良い友人と読んで何が1番好きだったか話してみるのも面白いと思う。

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2026年03月29日

Posted by ブクログ

パンデミックを、題材にした短編集。前半は、ミステリーホラーのような作品で、後半は少し落ち着いた印象を受けた。パンデミックの中で、過ごしている人たちの集団で起こる軋轢が心を動かれた。すごく読みやすかった

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2026年03月25日

Posted by ブクログ

想像以上に面白かった。
読み終わった後も、題材である「パンデミック×犯罪」というテーマを強く実感できたのは、「さざなみドライブ」くらいだった(自分の読解力がない)。一方で、罪という要素自体は全編を通してしっかり感じられた。

どの話にも共感できる部分があり、短編でありながら十分に感情移入できた。個人的には「違う羽の鳥」と「祝福の歌」が特に好きだった。

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2026年03月24日

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ゾクゾクする。ホントにゾクゾクする。

喉元過ぎれば熱さを忘れるという格言は何にもよく当てはまり、あれ程大変で先が見えなかったコロナ禍も今になればなんだったんだろうか、とむしろ記憶も薄れている。コロナ禍の非常事態宣言下の設定の本書を読むとなんだか感慨深い。たが、ゾクゾクするのはそこでは無い。

罪は罪なのだから大小兎に角何かしらの悪ではあるのだが、普段であれば身を潜めて存在が現れる事も、罪の主すらも存在に気がつくことも無かったのだろうに。。。コロナ禍の異常性が押して始まったピタゴラスイッチに載せられて旗が立つように悪がコロリンと炙り出てくる。誰しもが抱える小さな罪。道端の段差に躓くような誰にでも有り得る普遍性、そして転んだ先が深い穴だった時の様な絶望感、後に帰れない感じ。このふたつのリンクを感じられる所がめちゃくちゃゾクゾクした。

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2026年03月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

コロナ禍でも人間の営みは止まらないっていう話。


『特別縁故者』良かった。


p. 243
僕自身は、パンデミック前から半ば引きこもり生活でさほどの苦労はなかったが、流行初期の騒動はよく覚えている。マスクを求める人々が薬局の前に列をなし、転売が横行し、窮余の策として手製マスクが広まると布やゴム紐まで品切れを起こした。消毒液の代わりにとアルコール度数の高い酒を買うやつもいたらしい。今となっては「馬鹿馬鹿しい」のひと言に尽きるが、あの頃は誰もが切実だったのだ。

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2026年03月17日

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風なわりなタイトルだな、とずっと気になっていた。
罪、とパンデミックのミックスって事でいいのかな?
罪、というのか人の悪意が、
じわじわ見えない所で広がって、
感染するみたいに影響される感じで、
そう理解してみれば秀逸なタイトルだな、と思う。

このテイストで突っ走られたら後引くな、
キツイなと思ってたら、
出口はふんわりと暖かかった。
最初の印象で読むのやめたらもったいないので、
全部読んで下さい。

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2026年03月16日

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短編は読まない主義なんですが、面白かったです
全然予備知識なく読んだので、
あら。
あらあら?
あらあらあらあら
って感じです(笑)
うん、面白かった!

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2026年03月15日

Posted by ブクログ

コロナ禍における罪を描いた短編集。
一つ一つの話がちょうどいい長さで面白い。
「違う羽の鳥」と「特別縁故者」が特に良かった。
世にも奇妙な物語のようなイヤミス加減と、いい話との塩梅もちょうど良く、色んな角度から楽しませてくれた。

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2026年04月06日

Posted by ブクログ

読みやすくて一気読み
ロマンスと憐光が好みで面白かった

この作家さんが、ホラーやミステリーを書いてるなら読みたい

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2026年04月10日

Posted by ブクログ

没入したいので、短編集は苦手。
今回は「違う羽の鳥」と、他の方がいいと言っていた「特別縁故者」を、読みました。
うーん、長編だったらな、と思ってしまいました。

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2026年04月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とても読みやすい短編集

昔、死んでしまった「井上なぎさ」が、大人になって現れる不思議

主婦が宅配サービスにのめり込んでいき、ストーカーのような、究極までいく犯罪

女子高生が担任と恋に落ち、騙された
大人になってから、女子高生の友人と担任が会うのだが、復讐ではなく自分のために担任を利用する

職の立ち親が、お金目当てで近づいた近所の老人にに、人情を抱き助け自分の腕を認めてもらえたことで新しい道を開く

コロナに人生を狂わされ自分を責め諦めようとした時、本当はどんな気持ちなのか
人との関わりの重要性を感じる

コロナ禍、今では考えられないパンデミックの中、人々がちょっとづつ狂わされていく

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2026年04月03日

Posted by ブクログ

コロナ禍(パンデミック)の最中に起きた罪を犯した、又は巻き込まれた人達の業を描く短編6話。
ミステリー、サスペンス要素が地味っと怖くちょっと切なく面白く読めた。

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2026年04月01日

Posted by ブクログ

コロナ禍とその後の物語。コロナ禍…過ぎてしまえばあんなにパニックになってたのに今普通なんて逆に恐ろしい。コロナ禍ではあるが物語はコロナだからというよりもヒトコワ要素強くて、渦中に読んでたら震え上がっただろうな。

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2026年04月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一穂さんならではの読後のザワザワ感が少なくてちょっと物足りない気もするがだからこその直木賞かも。旧札を返せないお父さんの言い訳が嘘なのが見え見えだけど、ああいうこと言っちゃうのはわかる。

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2026年03月20日

Posted by ブクログ

おもしろーい。パンデミックのなかであったかもしれないお話したち。1話1話が秀逸。最終話は展開が見えたけど、それでも読みたくなる話たち。

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2026年03月11日

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