【感想・ネタバレ】ツミデミックのレビュー

あらすじ

【第171回直木賞受賞作!】大学を中退し、夜の街で客引きをしている優斗。仕事中に話しかけてきた大阪弁の女は、中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗った――「違う羽の鳥」 失業中で家に籠もりがちな恭一。小一の息子・隼が遊びから帰ってくると、聖徳太子の描かれた旧一万円札を持っていた。近隣の一軒家に住む老人にもらったというそれを煙草代に使ってしまった恭一だが――「特別縁故者」 鮮烈なる“犯罪”小説全6話

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Posted by ブクログ

ネタバレ

コロナ禍でも人間の営みは止まらないっていう話。


『特別縁故者』良かった。


p. 243
僕自身は、パンデミック前から半ば引きこもり生活でさほどの苦労はなかったが、流行初期の騒動はよく覚えている。マスクを求める人々が薬局の前に列をなし、転売が横行し、窮余の策として手製マスクが広まると布やゴム紐まで品切れを起こした。消毒液の代わりにとアルコール度数の高い酒を買うやつもいたらしい。今となっては「馬鹿馬鹿しい」のひと言に尽きるが、あの頃は誰もが切実だったのだ。

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2026年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とても読みやすい短編集

昔、死んでしまった「井上なぎさ」が、大人になって現れる不思議

主婦が宅配サービスにのめり込んでいき、ストーカーのような、究極までいく犯罪

女子高生が担任と恋に落ち、騙された
大人になってから、女子高生の友人と担任が会うのだが、復讐ではなく自分のために担任を利用する

職の立ち親が、お金目当てで近づいた近所の老人にに、人情を抱き助け自分の腕を認めてもらえたことで新しい道を開く

コロナに人生を狂わされ自分を責め諦めようとした時、本当はどんな気持ちなのか
人との関わりの重要性を感じる

コロナ禍、今では考えられないパンデミックの中、人々がちょっとづつ狂わされていく

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2026年04月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一穂さんならではの読後のザワザワ感が少なくてちょっと物足りない気もするがだからこその直木賞かも。旧札を返せないお父さんの言い訳が嘘なのが見え見えだけど、ああいうこと言っちゃうのはわかる。

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2026年03月20日

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