きょうの日はさようなら

きょうの日はさようなら

583円 (税込)

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2025年7月。高校生の明日子と双子の弟・日々人は、いとこがいること、彼女と一緒に暮らすことを父から唐突に知らされる。ただでさえつまらない夏休み、面倒ごとが増えて二人ともうんざりだ。いとこの存在に、なんの楽しみも期待もない。退屈な日常はひたすら続いていく。けれど、彼女――今日子は、長い眠りから目覚めたばかりの、三十年前の女子高生だった…。

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きょうの日はさようなら のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年01月11日

    2025年、夏休み。
    高校生の明日子と双子の弟の日々人は折り合いの悪い父親から、突然、同じ年のいとこがいることを知らされる。
    いとこの名は堂上今日子。明日子の目には「純血種のJK」あるいは「女学生」に見える彼女は実は1978年生まれ。
    彼女は、冷凍睡眠で30年間眠っていたのだったーーー。

    毛色の変...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月15日

    ナツイチのよまにゃ栞クリーナーコンプきっかけで手に取った作家さんの作品。
    一穂ミチさんの作品は初めてになります。
    元々はBLの作家さんみたいです。
    この作品は
    ①きょうの日はさよなら
    ②堂上今日子について
    ③さよならプレイガールちゃん
    で構成されていました。
    ①きょうの日はさよなら がこの作品の主要...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月13日

    『スモール・ワールズ』で知った作家一穂ミチさんの長編小説。
    フォロワーさんに教えていただきました。ありがとうございます。

    時は2025年。高校二年生の夏休み。
    明日子と双子の弟の日々人と父親が暮らす家にいとこの今日子が居候としてやってきます。
    実は彼女は冷凍睡眠から目覚めたばかりの三十年前の女子高...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年12月05日

    薦められたのはBL作品だったけど目に止まったのでこちらを。2025年の夏休み。明日子と日々人の元に突然父が姉の子の今日子を連れて来た。なんと彼女は30年間の冷凍冬眠から目覚めたばかりの同世代の女子高生。現代に戸惑いながらも意外とすんなり馴染む今日子。漫画やゲーム等の世代のギャップの話題がコミカルだが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年05月06日

    学生時代の夏休みの無敵感と少しの切なさの予感、そこに30年の時を超えたSF(すこし不思議)が加わって、すごく面白かった。

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    Posted by ブクログ 2023年11月27日

    あなたは、『風呂から上がって、ベッドに転がって、眠った』先に目覚めたら、そこは三十年先の未来だったとしたらどうするでしょうか?

    私たち人間には睡眠は欠かせないものです。どんなに忙しくったって不眠不休で生きていくことなど出来はしませんし、無理すれば体を壊すだけでなく、生活のクオリティ自体低下してしま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月14日

    私は初読の作家の場合、代表作を読むようにしている。
    なぜなら一作目が面白くないと、その作家の作品をほとんど読まないようになるから。今回の一穂ミチもはじめての作家だったが、最近評判の作品を3冊抱えていた。
    初期の本作をまずは読んでみようと予感のようなものが働く。これがなかなか面白く期待を裏切らなかった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月15日

    SFっぽくもあり、サスペンスぽくもあり
    恋愛もの家族愛
    色んな要素が詰め込まれているのに最後は透明なブルーみたいな切なさと希望が残った。
    面白かったです。

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    Posted by ブクログ 2023年02月04日

    宮崎夏次系さんがカバーを手掛けたということで、興味を持ち、読んでみた。

    2025年の7月。
    ・17歳の明日子
    ・弟の日々人
    ・父
    ぎこちない関係で暮らす3人。そこに30年前から来た高校生の今日子が来て、夏休みを過ごして、きょうの日はさようなら。

    SFと「無敵のJK」という組み合わせが新鮮。悪人が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月23日

    冷凍睡眠から、30年ぶりに目覚めた「従姉妹」と過ごす奇妙な夏休み。

    1995年と2025年。失われた家族の絆。そして、歳月の差を超えて、二人の女子高生はわかりあえるのか。

    一穂ミチ作品、初読みでした。とても良かったです。

    オレンジ文庫は、やはりかつてのコバルト文庫読者がメインターゲットなのか?...続きを読む

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