二周目の恋

二周目の恋

現代人気作家7人の豪華恋愛アンソロジー

恋という言葉では到底つつみきれない、たくさんの感情と人生のシーン。
第一線の現代人気作家たちの手で紡がれる、繊細で豪華なアンソロジー!

島本理生『最悪よりは平凡』 特別な名を持つ平凡な容姿の私。唯一無二の存在になるにはどうすれば。

綿谷りさ『深夜のスパチュラ』 バレンタインに手作りチョコを!壮絶な一夜の奮闘の結果は?

波木銅 『フェイクファー』 大学の手芸サークルで知った着ぐるみの魅力。数年後……

一穂ミチ『カーマンライン』 日米で分かれて育った双子のケントとアサミが19歳で再会した。

遠田潤子『道具屋筋の旅立ち』 容姿に関して隠したい過去を持つ優美は、初めての彼氏の言いなり。

桜木志乃『無事に、行きなさい』 アイヌの人気デザイナー・ミワと、シェフの男。レストラン改装を境に二人は。

窪美澄 『海鳴り遠くに』 夫を亡くし海辺の別荘地ですごす私は、彼女に出会ってしまった。

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二周目の恋 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月29日

    恋愛小説のアンソロジー。
    著者ラインナップが『一穂ミチ・窪美澄・桜木紫乃・島本理生・遠田潤子・波木銅・綿矢りさ』こんなの全員海老の天ぷらじゃん。海老天しかない天丼じゃん…。
    私はれんこんの天ぷらが一番好きだけど。文芸誌の恋愛特集のために書き下ろされた作品をまとめたもの。
    どれもほんとーーーによかった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月21日

    読んでみたいけど、なかなか手が伸びなかった作家さんばかりのアンソロジー。思わず買ってしまった。

    『最悪よりは平凡』 島本理生
    主人公の和田魔美ってどんな女性なんだろうか?会ってみたいと思った。とても魅力的らしい。読んでて、真面目でしっかりとした女性だと思うんだけど、なぜか下心がある男ばかり寄ってく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月18日

    「誰も軽視しないから、誰からも軽視されない。」p121


    波のおとをきいているような感覚の文。
    繊細で力強くて身を預けてしまいたくなる

    「カーマンライン」と「無事に、行きなさい」「海鳴り遠くに」がアンソロジーのテーマに合っている感じがしてよかった。

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    Posted by ブクログ 2023年12月04日

    「最悪よりは平凡」島本理生
    「深夜のスパチュラ」綿矢りさ
    「カーマンライン」一穂ミチ
    「道具屋筋の旅立ち」遠田潤子

    このあたりが特に好きだった!
    色々なmatured kinds of loveで、飽きずにサクサク読めました!

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    Posted by ブクログ 2023年11月20日

    「最悪よりは平凡」島本理生
    顔は平凡だけど体がグラビアアイドルなみの魔美は、こんな名前をつける親に育てられたという心の傷と、しょっちゅう男性から誘いをかけられる体質。彼女にとっての幸せな恋愛は?
    「深夜のスパチュラ」綿矢りさ
    大学生の可那は気になっている男の子に手作りチョコ前日に思いつきあげようとす...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月14日

    短編アンソロジー作品。大人な内容でした。恋にも色々なカタチや想いや愛情がある。作家さん達の個性や魅力が溢れていました。

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    Posted by ブクログ 2023年11月12日

    二周目とタイトルにつくように、どこか恋に対して諦めや達観などの感情を読みとれてもどかしい気分になることが多かった。二十代後半ぐらいになってからもう一回読んでみたい話。

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    Posted by ブクログ 2023年10月03日

    うっとりするようなお話が多かった。全ての作品にその人らしさが浮かんでいて、それも良かった。窪美澄さんの「海鳴り遠くに」が1番好きだったなあ。女性同士の恋愛をこんなにも美しく描けるなんて。

    p.290 「無事に、行きなさい」桜木紫乃
    学校なんて現代的にY染色体を理解したいなって。実際のY染色体って...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月24日

    二周目っていうのがよく分からなかったけど、
    大体は面白かった。
    2つ、好みじゃなくて飛ばした。
    綿矢りさのバレンタインの話は
    めっちゃ共感する。

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月12日

    好きな作家さんが 何人も入ってて 豪華なメンバーのアンソロジー。テーマが決まってて 書くって言うのは 難しそう。でも どれも面白かった。

    窪美澄さん 一穂ミチさん 島本理生さん 綿谷りささん 遠田潤子さんが良かった。

    遠田さん 波木さんは初めましての作家さん 
    短編集は 初めての作家さんに 出会...続きを読む

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