島本理生の作品一覧
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Posted by ブクログ
久しぶりに島本理生さん読みました。
今までのイメージと違い、
派手なピンクとアメコミのようなイラストで。
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100万円を使い切って、
最高の音楽を
作り出せ!
好きでもないホストのもとへ通うアーティスト、
庭れテントを張って家出した義母、
15歳年下の宗教二世と暮らす大学教員
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帯だけだと、テーマ的に読むのを躊躇いましたが…
結果、読んで良かったです!!
ほんとに面白かったです。
読み終えた直後、
「あぁ〜、この本を面白いと思える自分でよかった」
と思い
Posted by ブクログ
初島本理生作品。この手の禁断の恋的コンテクストはオタクカルチャーで古来より萌え要素とされてきた(と同時に、人によっては相当の地雷ジャンルであった)ので、個人的には慣れたエンタメとしてすんなり楽しめた。オタクでよかったなー。
私は永遠子さんのようにお勉強ができる訳ではなかったものの、おそらく彼女のおばあさんの家のような環境に実家があり、そしてそれなりの窮屈を覚えて東京に出てきて自活しているので、なんとなく彼女の抱える鬱屈や虚しさを他人事とは思えなかった。あの閉塞感が生む家族の不和について、この歳になっても考えない日はない。そして、全てをみとめようとも思えない。
「ハッピーエンド」という章タイ
Posted by ブクログ
設定がは考え難いような、現実にこんな関係性ってあるのかそんなことを考えながら読み進めていたらあっという間に読み終わっていたそんな一冊。
島本理生さんの作品は全てと言っていいほど読んだが、頭一つ抜けて好きな作品。
設定としては理解できるものではないし
自分の周りに同じ経験をしている人がいたら受け入れられるのだろうか。
おそらく自分では受け入れられない。
でも、永遠子の不器用さとそれが故の真っ直ぐさ。
気がつけば理解できなかった関係性に幸せな結末であってほしいと願う自分に驚く。
どうやって言葉に表していいかわからないけど
この小説が好きです。
Posted by ブクログ
短編集だったのでさくさくと読み終えることができました。
島本理生さんの本に出てくる男性は、絶妙に色気とほっておけない感があり、クズ男(と思って書いている訳ではないのかもしれませんが)の解像度が高いなと毎度思っていますが、一撃のお姫さまは特に短い中に凝縮されていると思いました。
「過去にどれほど好きになった男性への激しい愛情も痛みも、今は記憶の中で等しく時間という柔らかい真綿に包まれている。」
学生の頃、狭い世界の中でこの人が全てだと感じていたのも事実だけれども、今振り返ると素敵な思い出の一つでしかなくなったんだなと、この部分を読んで気付きました。