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Posted by ブクログ
青少年のための手引き
北海道から東京に大学進学のために上京した大和君。
清潔な視線
椿さんと八重子ちゃんは恋人。
シスター
鯨ちゃんは大和君に恋する。荒野先輩は鯨ちゃんに恋する。
海へむかう魚たち
大和くんは大学の先輩絵麻さんと駆け落ちする。
押し入れの傍観者
晴雨(せう)さんと大家の綿貫さんの嵐の始まり。
真綿荘の恋人
綿貫さん目線の晴雨さんへの想い。
真綿荘の住人は、大和君、椿さん、鯨ちゃんに
晴雨さんと大家の綿貫さん。
それぞれの人物が主人公となり、話に出てくる。
大和君の存在が独特で、最初は何でも言っちゃう
天真爛漫タイプに思えてたんだけど、
だんだん真綿荘で生活していって、大人になってきて
最初の頃と違う大和君になっていくのがよかった。
そして、「大和」ではなく毎回表記が「大和君」と
なっていることに、作者の意図を感じたよー(。-∀-)
けっこう好きな作品だったなぁー!!
Posted by ブクログ
東京・江古田にある下宿、真綿荘に住む5人それぞれの恋の物語。
性格の悪い美人に振り回される大和くん。彼に片想いをするも、大学の先輩に告白されて揺れる鯨ちゃん。
とある過去から男嫌いになり、今は女子高生の八重子と付き合っている椿。
真綿荘の大家で小説家の綿貫さんは、「内縁の夫」と呼ぶ画家の晴雨さんと離れられずにいる。
“普通の恋”なんていうものは無いのだと思う。この小説に出てくる人たちの恋も、みんな変だし、きっかけも普通じゃなかったりするし、理解に苦しむ恋もある。
普通じゃないのが当たり前なのだ。なんて、パラドックスに陥りそうだけど(笑)、実際そうなのだと思う。
とくに大家の綿貫さんと晴雨さんの関係は、すぐに理解しろと言われてもとても難しい。
それぞれの恋がひとつの短編になって進んでいく短編集で、何となく謎を残しつつ、最終章ですべての謎が明かされる。
みんなそれぞれコンプレックスを抱えているから自信がないところもあって、その欠けた部分が愛おしく思えた。
とくに鯨ちゃんが好き。なぜか安心できて悩みを打ち明けてしまう彼女のような人っている、と思った。コンプレックスが強いからこそ、他人のこともめったに否定しない人。
ちなみに表紙はこの写真のものではなくて、2015年夏の青春フェアのスペシャルカバーのものを購入。他のも可愛らしいのばかりだった。
Posted by ブクログ
三浦しをんさんが紹介してたんだー。本屋さんで待ち合わせ読んだのに覚えてなかったや。再読したいなー
島本理生さんは個人的に当たり外れが激しくて。どれもいい作品なんだけど、読後によかった!って思えるものとドロドロしたものが残るものがあって。これははじめドロドロの方かなーと思ったんだけど読み終わってみたらそうでもなかった。いろいろ経験したからかな?
無数の わたし がでてくる話。下宿の住人のひとりひとりが自分であって自分じゃない
いくつでもひとは考えて行きているし、いくつになっても中身はそんなに変わらない。違うのは経験だけで、意味のない経験はなくて、ひとつひとつの経験が個人を、個性を、作ってる。
下宿やりたいなー。
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