生まれる森

生まれる森

660円 (税込)

3pt

失恋で心に深い傷を負った「わたし」。夏休みの間だけ大学の友人から部屋を借りて一人暮らしをはじめるが、心の穴は埋められない。そんなときに再会した高校時代の友達キクちゃんと、彼女の父、兄弟と触れ合いながら、わたしの心は次第に癒やされていく。恋に悩み迷う少女時代の終わりを瑞々しい感性で描く。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これ書いてるの私?(そんなわけないのですが)と思ってしまうくらい、「わたし」の気持ちが分かりすぎて、心のカサブタを剥ぐみたいな気持ちになった。読むのきついくらい共感してしまったけど、「回復」へ向かう途中ってこんな感じなのか、と客観視できて、痛みは無視しなくていいんだ…と思たことがすごく、良かった。

    0
    2025年03月17日

    Posted by ブクログ

    これは好きな世界観。

    密かな闇を抱えた主人公と
    周りにいるまたも闇を抱えた人たち。
    でもこんなにあたたかい。

    人間っていいよね、って思う。

    0
    2020年03月23日

    Posted by ブクログ

    『ファーストラヴ』が良かったので島本理生さん2冊目。優しい物語でした。島本理生さんは恋愛感情を描くのが上手いなぁ…。初期の作品らしく、『ファーストラヴ』ほど整った文章構成では無いんだけど、それが逆に現実味があるというか。失恋にまつわる心の揺れ動きが丁寧に、自然に描かれています。

    0
    2018年08月15日

    Posted by ブクログ

    森は 自分で育ててしまうのだと思うけれど
    抜け出すのも 大変だったりする。

    私は イイトシこいてるから
    平気なふり出来るけど
    いまだに 森の中を彷徨ったりしてしまう。

    キクちゃんや幸生さんみたいな人
    私の周りにも いればいいのにな...。

    0
    2018年08月09日

    Posted by ブクログ

    あとがきと解説を読んで、未消化の部分がようやく言語化された。
    とても繊細で、複雑な感情の描写が多いけれど解説にもある通り「無垢」な作品なのだと思う。
    これを読んだ僕は女性心理という森にて迷子になってしまい、女心を理解しようなど身の程知らずと感じた。

    0
    2025年10月03日

    Posted by ブクログ

    似たような感情を持ったことがあったので、
    当時の私が救われたような感覚が私にも宿った。
    終わったはずの関係を、終わったものと捉えきれないどうしようもない感情は
    自分の周りにいる色んな人が上書きしてくれた。
    今となっては、当時の激情も、風景も
    霞んで見えなくなっている。
    そんなことを思い出させてくれる

    0
    2024年09月08日

    Posted by ブクログ

    あなたは今までに、それまで見えていた景色が変わったというような出会いを経験したことはあるでしょうか?

    人として生きる限り、新しい人との出会いは必然です。それが意図したものであるかそうでないかは問わず、私たちはその先を生きるために新しい人との出会いを繰り返していきます。ある人との出会いが自分の人生を

    0
    2022年06月22日

    Posted by ブクログ

    主人公の人間性を、当人の内面描写以外のところで知っていく感じが良かったなぁ。
    あとは、ありとあらゆる比喩がしっくりきた。何となく色気のある曖昧さが残ったままなのに、凄い。

    0
    2022年01月21日

    Posted by ブクログ

    島本先生は失恋系の話が本当に上手だし、心理描写がすごくぐっとくるというか、のめり込んじゃう。ずっと暗いわけじゃなくて、最後にほんの少し光が見えたのが好きでした。

    0
    2020年05月08日

    Posted by ブクログ

     う~む…なんとも言えない読後感。
    失恋した少女の再生と友情の物語。

     島本さんらしい雰囲気で楽しめました。

    0
    2025年10月21日

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