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顔に目立つ大きなアザがある大学院生のアイコ、二十四歳。恋や遊びからは距離を置いて生きていたが、「顔にアザや怪我を負った人」をテーマにした本の取材を受け、表紙になってから、状況は一変。本が映画化されることになり、監督の飛坂逢太と出会ったアイコは彼に恋をする。だが女性に不自由しないタイプの飛坂の気持ちがわからず、暴走したり、妄想したり…。一途な彼女の初恋の行方は!?
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「よだかの片想い」
2022年9月16日公開 出演:松井玲奈、中島歩、藤井美菜
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Posted by ブクログ
終始アイコの気持ちに共感しっぱなしだった。 私も恋人との気持ちの差に少し悩んでいたから、アイコの「今日だけは自分を優先してほしかった」って気持ちがよく分かった。それでも、最後の飛坂さんの挨拶を聞いて、2人でいた時間はお互いにとって意味があったんだなと思えて心から嬉しかった。 ミュウ先輩が大やけど...続きを読むを負ってしまって「自分に余裕がないから相手に優しくできないし相手と向き合えない」と言って確かにと思った。それでも分かってほしい気持ちはあるから弱ってる時ってきつい。 大好きな作品が増えて嬉しい夜だった。
顔にあざがあるあいこ そのため自分に自信がなくて人に対していつも少しどこか距離感があるように最初から感じていた そんな彼女が恋をして成長し自分を見つめる そんな彼女を真横で見ていてとても幸せだと感じた
2025/03/02 よだかというのは主人公の名前じゃなくて、この本の話の中で触れられる宮沢賢治の小説のよだかから取られたもの。 主人公のアイコは顔に大きな青あざを抱えて生きてた。周りからも傷つけられたり、心無い態度を取られたりしたことが重なって人並みの生活にもすごい憧れていると同時にそんなに簡単に...続きを読むは人を信用できないと思って生きていた。 大学院まで進学した彼女が、ふとしたことから知り合った年上の映画監督の人に恋をするお話しである。 自分の芯があるとか、人として強いとかそんな表現が出てくるのですが、それって本当にそうなんだろうか、具体的にどいうことなんだろうかということを考えられる小説だと思います。 もちろん主人公や出てくる人たちが織りなす人間模様や恋模様も読んでいてとても面白いです。
好きという今の状態は素晴らしいものだけど、本当に好きだったという過去の状態がとても美しく感じる物語だった。 生きていく中では、関係を持ち続ける人よりも過ぎ去っていく人の方が圧倒的に多い。でも過ぎ去っていく人の中には自分にかけがえのない経験や価値観、学びや愛を与えてくれる人がいる。 そんな、過去だけど...続きを読む圧倒的な事実、自分を支えてくれる思い出を大切に日々を生きていきたい。
匿名
胸が締め付けられるようにギュッとなりました。 アイコさんの気持ちが愛おしくて切なかったです。 愛してるのに別れる選択をできる彼女を尊敬します。
#泣ける #切ない #感動する
この本を読んでいると 宇多田ヒカルさんのOne last kissの歌詞 誰かを求めることは、すなわち傷つくことだった が頭からはなれなかった 誰かを好きになって、その人の一番になれなくて そしてすきだけど冷めていく この流れが秀逸! 恋愛をいいなって思わせてくれる一冊
「人間なんだから、強いところもあれば弱いところもある」……「あなたが思っているほど、多くの人は深刻にも真剣にも生きていないんだから」……の言葉に惹かれました。 たまには真剣に物事に向き合い自分の強みと弱みを味わい生を感じていかないとな〜 読んで楽しかったですよ。 ぜひ〜
顔にアザのある大学院生のアイコが、「顔にアザや怪我を負った人」をテーマにした本の取材を受け、表紙に出たのを機に、初恋と失恋を経験する。 子どもの頃から、アザのことで嫌な思いも、逆に周囲の愛情や本物の友情を感じることもあったアイコ。そのあたりの機微も描かれていて、アイコは幸せだなと思うと同時に色々考え...続きを読むさせられた。 アイコは本の映画化に向け、その監督の飛坂と対談をし、恋をする。 「気まぐれだし、思ったようにしか動けないから。付き合うと大変だし、苦労するよ?」と言われて、「大丈夫、私、頑丈ですから」と付き合い始めるが、最後は、「約束は守ってほしいし、私と会うことを一番楽しみにしていてほしい。相手にもこちらが想うのと同じくらい、好きになってほしい。付き合っているのに片想いみたいな状態じゃなくて。」と感じ、別れることを決める。 この切ない気持ち、共感しかない。 一歩前に進んだアイコに、研究室の後輩、原田くんとの明るい未来が待っていそうな予感に満ちた終わり方がよかった。
いやー恋愛小説ハマった。島本さんの恋愛小説はナラタージュもだけど、切なくて苦しくてめっちゃ良い!!!!!これぞ恋愛!!! 島本さんの本はペースが良くて読み進めるのも苦じゃない。 好きだけじゃ恋愛はできないという意味が何となくわかった。いくら好きでも自分を大切にすることを第一優先にする事って結構難...続きを読むしい。 自分を犠牲にしてでもいいからそれでも一緒にいたいと自分だったら思ってしまうかも。
生まれつき顔にアザがある大学院生のアイコと、映画監督の飛坂さん。 アザのせいで恋愛や遊びとは距離をとって生きていたけれど、まっすぐで世間ずれしていないアイコがまぶしい。 ”今日だけは仕事を放り出して私を優先して。 一度きりでいいから、一番にしてくれたら、あとはもうずっと待つから。 一生だって待ち続...続きを読むけるから。 そんな本音を、前に進むために呑み込んで、私は壁に額を押し付けて、声を殺して泣いた。”(p230) 今日会わないともうダメになってしまう、そんな約束の日に遅れないためにシャワー室のガラス窓を叩き割ってまで駆けつけようとしたアイコと、仕事の予定が入ったから、と断りを入れてくる飛坂さん。 過去の恋人飛坂さんに対しても、次の恋人になるかどうかはまだわからない原田くんに対してもフラットなアイコのことを、やっぱりいいなと思う。 ”あなたを好きになって本当に良かった。”
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