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お願いだから、私を壊して。ごまかすこともそらすこともできない、鮮烈な痛みに満ちた20歳の恋。もうこの恋から逃れることはできない。早熟の天才作家、若き日の絶唱というべき恋愛文学の最高作。
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Posted by ブクログ
私を初めて見つけてくれた時から、ただあなたの事が好きだった。誰といても何を見ていても、思い出すのはあの時の廊下や社会科準備室。どんな会話をしたか一言一句思い出せる。私を大切にしてくれていたという片鱗が、私を苦しくもさせるし癒してもくれる。 それはきっとこの先誰と出会っても恋に落ちてもきっと繰り返す...続きを読む痛み。
最後の方は、酒を飲みながら読んでいたのもあってか、読み進めたいのに読み終えたくない気持ちにさせられた。 先生と生徒という、あまり好きではない題材だったが、気持ち悪いという感情が全くなかった。 ハッピーエンドではなく、読み終えて苦しく、儚い気持ちにさせられる。
やっぱり好きだなあ。描写が上手くて情景がスッと浮かんでくる。深い愛。こんな経験してみたかっなあと思う。葉山先生っていう名前も良いなあ
何度読んでも好き。 雨の日に読みたい1冊。 歳を重ねて自分の状況が変わるにつれて、内容や人物の印象が変わる。
賛否両論あるようだけど、私には葉山先生の気持ちも泉の気持ちも痛いほどわかってすごくスッキリする終わり方だと思った。 どんなに気にかける存在になってもどんなに好きだと思っても、大人になって何か責任を持ってしまったら恋だの愛だのだけではどうしようもない事も叶わないこともある。こなしていかなきゃいけない...続きを読む日常の中で、似た者同士で助けを求めてしまうこともあるし、それなら泉を選べば万事解決なのか?と言われた時そうしない葉山先生は、わたはむしろちゃんとした人間だなと好感を持った。 責任だとか自分の幸せと他人の不幸せとか、このふたりの問題の根深いところを小野くんとのラフな会話の中に散りばめているのが良かった。 物語の中で流れる音楽や生活音の描写が丁寧で、映画を観てるような感覚になれたのも美しかったです。
演劇部の女子高生(〜大人)と教師の恋の話。切ないし儚いんだけど、センチメンタルではなくなぜだか温かい気持ちになる。でも籍入れたままなのを黙ってるのは良くないなあ。
よかったなぁ。 先生も凄く自分勝手なんだけど、読んでて不快じゃないのよー。 小野くんもほどよく嫌なやつで、フラれても可哀想って思えなくていいのよー。 泉もちゃんと身をひいてさ。大人だよね。 何年たっても相手を想って泣くような事ある?ないわ。 素敵。 懐中時計がセーラームーン世代には刺さる。
久しぶりの恋愛小説。 初めて読んだ島本理生さんの本は「私だけの所有者」だったかと思います。あれを読んだとき、私はまだ確かピーーーー歳(ぼかした…)で、今思うと内容を理解できていたんだかいなかったんだか…って感じでした(←おい 「ナラタージュ」はそれから何年か経ち(?)、そういえば島本理生さんの本...続きを読むあれ以来読んでないな…と思い、読んだ作品です。 前置きが長いですがもう少しお付き合いください() 私は前々から『教師×生徒』というジャンルがどうしても受け付けず…(これもなぜかは覚えてないのですが…)。 別に教師と生徒の恋愛が気持ち悪いとか否定的な考えなのではなく、ただジャンルとしてなんか受け付けなかったと記憶しております(好きな方はすみません… どうでもいいですが補足しておくと食わず嫌いではありません… で、普段から、タイトル、作家、表紙の3つが読む本を選ぶ基準のため何も知らずにこの本を開きました。 (ちなみにナラタージュを選んだ理由は覚えてません、たぶんナラタージュという単語を知らなかったので気になったのではないかと思っております(適当)) しかもこの頃、というか少し前頃から、読むジャンルが恋愛→ミステリに移行し始めてた時期だったんですよね…。 はい!結論から言います!! この本めっっっっっちゃ好みでした!!! なんであんな受け付けなかったのかは置いといて。 まぁこれはただの教師×生徒とも違うけれど…… 言葉にするのが難しいのですが、人間関係がすごくドロドロなのに、嫌にならずに読める、みたいな。 グレー歴史のため(グレー歴史とは)、詳細は言えませんが、 実は私もピーーーー歳(2回目)のとき、好きだった先生がいたんですよ……(遠くを見る目) なんか卒業してから連絡してもらえるって羨まs… じゃなくて!不思議なもどかしさというか…モヤモヤ感というか…とにかく感情の描写がきれいです。 結末が大好きな作品。 いやぁ…あんなに教師と生徒の恋愛もの好きじゃなかったのになんで先生のこと好きになったんだろうか…今更すぎだけど。というか、そのせいで読みたくなった説はありますが(どゆこと…
再読完了。 初めて読んだのは、高校生の時だったので、深く物語を理解するには至っていなかったと思う。単に先生と元生徒の恋愛小説だったという記憶に留まっていた。 だが、大人になって読み返してみると、少しばかり捉え方が異なっていた。 葉山先生は、やはりずるく、傲慢な男だと思う。誰も傷つけたくないが故に、...続きを読む向き合うことから逃げていたなんて、泉の前で言えるところが、彼の至らないところであり、勝手だ。教師としての彼は、穏やかで頼り甲斐があっても、男性としての彼はまだまだ未熟な部分も大いに秘めていたことが分かる場面だった。 泉を大事に思うことで、妻を大切にできるんじゃないかと思ったなんて、こうも明け透けに発言するだろうか。 泉も葉山先生にされたように、小野を利用していたことからして、救いようがない可哀想な人だと思っていたが、やはり葉山先生はその上を行くほど、残酷な人だと思う。最後の最後まで、泉の中から出て行こうとしないことが、泉の為を思っての優しい判断ではなく、結局は自分自身の私利私欲を貫いていると感じてしまうし、どこまでも我儘な人だなと思った。 高校生の時に読んだ後は、結局泉の一方通行で、葉山先生は泉越しに奥さんだけをずっと愛していたんだと思ったけど、今読み返してみると、きっと葉山先生は、泉が思ってる以上に、幼稚で、弱くて、脆く、少年のような心を持っていて、泉が思ってる以上に泉のことが好きだったんだなと思う。 また次、この本を読み返す時が来た時、今とは、違う気持ちが芽生えているんじゃないだろうか。
1人の人をここまで愛せるなんて羨ましい。恋愛でこんなに涙を流したり夜中に飛び出したり一日中歩き続けたり‥でもお互い愛し合っているとわかっているのに一緒にならないところがもどかしい。どちらかといえば小野くんと付き合っていた時の泉と自分が重なる部分があって切ない気持ちになった。柚子ちゃんの存在は最初から...続きを読む何かキーになるんだろうと思っていたけれど意外な展開で驚いた。葉山先生の奥さんのことも含めて恋愛だけでなく人間の生死も考えさせられた。結婚して落ち着いたら生活を送る今の私とはかけ離れた話で面白かったが少し冷めた目で見てしまった。
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