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夫の両親と同居する塔子は、可愛い娘がいて姑とも仲がよく、恵まれた環境にいるはずだった。だが、かつての恋人との偶然の再会が塔子を目覚めさせる。胸を突くような彼の問いに、仕舞い込んでいた不満や疑問がひとつ、またひとつと姿を現し、快楽の世界へも引き寄せられていく。上手くいかないのは、セックスだけだったのに――。『ナラタージュ』の著者が官能に挑んだ最高傑作!
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Posted by ブクログ
自分とは全く違う思考の女性、こういう人もいるんだろうよね。恋愛依存というより愛されたり求められることに依存しているんだろうね。 エピローグ含め良かったです。 毎朝ギリギリまで読んで何度電車に乗り遅れそうになったか。
きっと彼女もこんな気持ちになったんだな、と、なんの理由もないけど腑に落ちて 今まで分からなかった、どうしても理解できなかった事実が、ふいに納得できてしまった そんな作品でした 人をすきになるって、どうしてこんなにも素敵な気持ちになるんでしょうか 愛とは、愛されるとは 人の人生って、親である自分...続きを読むとは、そもそもの自分って、 そのうえで覚えるこの感情はどうしていくのが正解なんだろう そんな気持ちに寄り添ってくれた、初めてこの筆者の本で面白いと思える作品でした 読み終えて、人生って楽しいですね、そんなことを思いました
一気に読みました
引き込まれるように一気に読みました。共感できるところが多々有りました。
読み返しても面白い
官能小説初めて読みました。 官能的な部分と話の展開としてとても面白く一気に読んでしまいました。 個人としてはとても切ない完結ですが、恋愛と結婚の違いや、二人のすれ違いが妙にリアルで納得させられました。
❑❑━━━━━━━━━ 01|感想 ━━━━━━━━━❐❐ いや~~~濃密。とにかく息が詰まるほど濃かったです。文字で映像を浮かび上がらせる表現力と構成力の高さに脱帽です。全体を通して、主人公よりも夫や姑の感情描写に共感しました。夫〜私は分かるよ、経験と学習がないだけなんだよね。官能描写が刺激的すぎ...続きを読むて読みが滞る部分ありましたが、読んで良かったと思います。 性描写もそうですが、いたる箇所で巧さが際立っていました。 仕事を始めたというのに、夫が体を求めて来たので、仕事で疲れてるからと拒むと、「男みたいなこと言うんだな」と呟いた夫に対しては、「心臓がまた少し水分を失って固くなった気がした」 それを握って顔に近づけると、「幼い頃、近所の公園の木の皮を剥がしたら、透明な樹液が溢れて光っていたことを思い出す」と描写。 それを深く飲み込んでみると、「蒸したばかりの小籠包に噛み付いた瞬間の柔らかな皮が割れて、圧倒的な熱と肉汁が染み出してきたような嬉しさが胸の中に溢れた」と表現。それの汚さと表現の美しさの落差におかしくなります。 ❑❑━━━━━━━━━ 02|あらすじ ━━━━━━━━━❐❐ 理想的な夫、良識のある姑、可愛らしい2歳の娘と、順風満帆な日々を送る専業主婦の主人公ですが、出産以降営みがないことが悩みでした。そんな最中10年前に付き合っていた男と再会し、関係を持つようになります。もたらさせる肉体的な充足が、精神的な充足をも満たしていきます。女という性を内包したまま母親という役割を生きることが、どれほど危ういか、孤独や寂しさ、性、選択、自分らしさをテーマとした作品です。 ❑❑━━━━━━━━━ 03|登場人物 ━━━━━━━━━❐❐ ❑村主家 村主塔子 とうこ 翠 みどり娘 真 しん 夫 麻子 姑 由里子 麻子の姉 矢沢茉希 ゆきりん 鞍田秋彦 岡本彩 小鷹 二ノ宮 研修担当 棚橋 ネイル ❑❑━━━━━━━━━ 04|語彙 ━━━━━━━━━❐❐ ❑坊主憎けりゃ袈裟まで憎い⋯ある人を嫌いになると、その人に関係するすべてのものが嫌いになること ❑コケティッシュ⋯ 小悪魔的な色気や、可愛らしさの中に少し挑発的・誘惑的な魅力がある様子
映画見てからの原作でした! 島本さんの本は3冊目で、やはり大人の女性目線の恋愛を描くのがうまいなーと。 島本さんの描く男性って、本当魅力的なんですよね。めちゃくちゃリアルに想像できて惹かれてしまう。こういうのは女性作家さんならではだなと。 扱っているテーマやざっくりのストーリーラインは、割と定番...続きを読むなものなのに、人物の描き方が上手くてつい先が気になる。鞍田さんも小鷹さんも、夫の真も、なぜ惹かれるのか、何に惹かれるのか、惹かれないけどなぜ選ぶのかが手を取るようにわかる。うんうん、わかるわかると頷きながら読んだ。 恋愛不足の時には島本さんの小説を読みたい。夢物語ではなく、現実の延長の先にある理想の恋愛を摂取できる。
私に子どもがいなければ、この本を読んだ後の気持ちはぜんぜん違っただろうと思う。 子どもがいると、それまで感じたことのない孤独感に押しつぶされそうになることがあって、その全てがこの本に詰まっていた気がする。
作者は、心理描写をすごく上手に表現するなあ、感心しました。 男の自分が、主人公塔子さんの気持ちに共感してしまいました。 最後、娘と一緒に歩きながら、決して後ろを振り向かなかったシーンが、、鞍田さん切なかったなあ。
日常に溢れている、夫とのほんのささいなすれ違い。 わたしをわたしとして見てくれているか 大切にされているか 必要とされているのか 満たされないのかなぜか 正しい場所ってどこ? わたしはだれ? そんなつもりなく手に取ったんだけど。 読んでいて、わたしはどうしたい?って思考がグルグルしはじめちゃった。...続きを読む
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島本理生
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