Red

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858円 (税込)

4pt

夫の両親と同居する塔子は、可愛い娘がいて姑とも仲がよく、恵まれた環境にいるはずだった。だが、かつての恋人との偶然の再会が塔子を目覚めさせる。胸を突くような彼の問いに、仕舞い込んでいた不満や疑問がひとつ、またひとつと姿を現し、快楽の世界へも引き寄せられていく。上手くいかないのは、セックスだけだったのに――。『ナラタージュ』の著者が官能に挑んだ最高傑作!

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    妻や母としてしか存在しない世界で、自分自身を取り戻すためには、仕事だったり快楽だったりが必要なこともある。家族には許されない関係でしか息をつけないこともある。

    ただ、そちら側が真実だとのめり込まず、疑念を持ちつつ、警戒しつつ、仕事も快楽も子どもも諦めなかった塔子の貪欲さが、新しい家族の形を作ったよ

    0
    2024年08月31日

    Posted by ブクログ

    きっと彼女もこんな気持ちになったんだな、と、なんの理由もないけど腑に落ちて
    今まで分からなかった、どうしても理解できなかった事実が、ふいに納得できてしまった
    そんな作品でした

    人をすきになるって、どうしてこんなにも素敵な気持ちになるんでしょうか

    愛とは、愛されるとは

    人の人生って、親である自分

    0
    2024年06月27日

    Posted by ブクログ

    既婚者子持ちじゃなかったらどう解釈していいかわからなかったかも。映画を先に見たので妻夫木聡の暗い優しい笑顔を何回も思い出した。血の繋がってない他人同士から始まって、彼の母親とか、ふたりの子供とか、このまま女じゃなくなるのかな、とか。子供と過ごす時間を幸せと感じる夜と、どうしても一人の時間が欲しい昼。

    0
    2024年04月26日

    Posted by ブクログ

    なかなかのページ数だったのに、引き込まれるように読んだ。この本を好きだという男性がいたら君悪がられる程には女性特有の心の揺さぶりを巧妙に文章化していて凄い。

    真っ直ぐな恋愛をできなかった人ほど共感してこの作品にも溺れてしまうのでは無いかと思う。

    既婚後の女性(特にあまり旦那との関係が良く無い)に

    0
    2024年03月12日

    Posted by ブクログ

    賛否両論あると思う、というか大半の人には理解されないと思う。そもそも共感を得られて大絶賛されるような物語は、主人公と境遇が似てるとか、どこかしら考え方が似てるとか、感動秘話とか、不純ではない恋愛とか、そういうものだと思うから。

    それでも私はこの人の紡ぐ文章に心揺さぶられ、胸が締め付けられ、はっとさ

    0
    2024年02月29日

    n

    購入済み

    一気に読みました

    引き込まれるように一気に読みました。共感できるところが多々有りました。

    0
    2021年03月03日

    購入済み

    読み返しても面白い

    官能小説初めて読みました。
    官能的な部分と話の展開としてとても面白く一気に読んでしまいました。
    個人としてはとても切ない完結ですが、恋愛と結婚の違いや、二人のすれ違いが妙にリアルで納得させられました。

    0
    2018年08月04日

    Posted by ブクログ

    読みやすい小説だったが、読んでいけば不倫の話かと思って、読むのが億劫になるかと思ったら、展開が修羅場みたいな物でなく、不倫に至るまで追い詰められた女性と、滑稽なくらい隙が多い夫、かつての寄りを戻したいかつての不倫相手の物語、正直、不倫ものは好きではなく、ある程度、流し読みになったが、それでも話は面白

    0
    2024年12月07日

    Posted by ブクログ

    心情も性描写も生々しかったけれど、何故か心地良い余韻があってすごく魅力的だった。
    鞍田さんの切なさや寂しさを表現する文章が好きだった。
    島本理生さんの作品は、結婚してからまた読んでみたら捉え方が変わりそうで、たのしみ

    0
    2024年12月04日

    Posted by ブクログ

    主人公の意思の弱さというかブレブレなところは少し嫌だった。流されてしまう感じ。
    好きな人がいて、ふらふらーとしていたり、普通に不倫してるのも嫌だ。
    住んでる環境や夫の気持ちを理解してくれなくて目先の幸せに走ってしまうことは本の中だけでなく、現実味があって良かった。
    けど主人公はなんとなく逃げてばかり

    0
    2024年10月30日

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