島本理生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いろんな初めてが詰められたアンソロジー。
YOASOBIの歌にもなってるので、読みやすい人はいるかと思いますが、以前「想うた」の感想でも書きましたが、歌詞を物語に、物語を歌詞にするのはめちゃくちゃ大変だということです。歌詞にしても短編にしても、そこへの解像度が作者と一致しないと、自己満足になってしまう。広く言えば、創作の世界とは自己満足になるわけだが、異なるアートをリンクさせようとすると、リンクさせる側の自己満足は喪失する。我流を押し通せば非難されるし、かといって落とし込むだけであれば、したためる必要がない。料理と同じだ。サンプリングしたものがイタリアンで、和洋折衷に拵えたものがナポリタンで -
Posted by ブクログ
何の前情報もなしに読んだ。「遼一さん」と体を重ね、家に帰ると「晴彦」がいる。あら、不倫ものだったか、と読み進めてびっくりした。叔父と姪だった。血縁関係もある。
気持ち悪いこともわかったうえで、気持ち悪いと感じる自分もいながら、それでもこの人がいいと互いに手を伸ばす2人は、全然気持ち悪くなかった。
気持ち悪いことをしていたとして、それを誰かに許してもらわないといけないのだろうか、とふと思った。多分許される必要はなくて、気持ち悪いと感じるなら見えない位置まで戻ってほしいだけ。ずけずけ入ってきて気持ち悪い!って騒がれても、でもこちらとしては気持ち悪いこともわかったうえで続けていることだから、どうし -
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Posted by ブクログ
毎月新刊買おうかな〜と思って
手に取ってみた1冊
共感という言葉が失礼に感じるほど
人間の感情とか 匂いが 全部伝わってきた
好きとか愛を見定めて
綺麗に受け取ったり託したりするのは
親の影響が大きく作用すると思っていて
幼い頃から無条件に愛されることや
無条件に愛していいことを教えてくれないと
相手を好きになった理由とか
損得勘定で物事を考えちゃうのかな
柏木さんも、素敵な男性で
一言一言が小説のようで(小説なんだけど)
彼が話すと違う世界に来たみたいに美しい
だけど絶対に近づくことはできなくて
近づいたら壊れてしまいそうで
何も触れたくなくなる、余裕があるからかな
紗良の見