島本理生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
毎月新刊買おうかな〜と思って
手に取ってみた1冊
共感という言葉が失礼に感じるほど
人間の感情とか 匂いが 全部伝わってきた
好きとか愛を見定めて
綺麗に受け取ったり託したりするのは
親の影響が大きく作用すると思っていて
幼い頃から無条件に愛されることや
無条件に愛していいことを教えてくれないと
相手を好きになった理由とか
損得勘定で物事を考えちゃうのかな
柏木さんも、素敵な男性で
一言一言が小説のようで(小説なんだけど)
彼が話すと違う世界に来たみたいに美しい
だけど絶対に近づくことはできなくて
近づいたら壊れてしまいそうで
何も触れたくなくなる、余裕があるからかな
紗良の見 -
Posted by ブクログ
ネタバレ島本さんの作品にハマり、読書好きの友人3人が声を揃えて『ナラタージュ』と薦めてくれたので。
私にもしっかり刺さった。思ったより評価が低いと思ったけど、たしかに好みは分かれるかも。
前半はずっと、この話はどこに行き着くんだろうという布石が多く、ここで挫けたらいけないんだろうなと思ってがんばって読んだ。
その前半を回収するかのように、中盤、小野くんと泉が付き合い始めるあたりから一気に終わりまでいける。
ナラタージュとはフランス語で「回想によって過去の出来事を再現する」という映像技法のことらしい。こんなところに泉らしさが出ているのか。まさに泉による葉山先生との記録作品だ。
あくまですべて泉目線だ -
Posted by ブクログ
就職希望先を父親に反対された20歳そこそこの女性が、父親の職場の美術学校で父親を刺殺。動機は本人も不明。
臨床心理士は執筆のために、弁護士は裁判のために、協力しながら動機や過去を探っていく話。
若い頃の言葉にできない感情や、行動の理由をしっかり言葉で説明してくれて、自分自身の過去と少し重ねて考えさせられた。
子供時代や、その時代に一番近くにいる家族との関係は人格形成に強い影響を与えるものだよなと実感。
被告人の女性だけでなく、臨床心理士と弁護士の過去から現在も色濃く描かれていて読み応えがあった。
臨床心理士の旦那さんのような、優しさに溢れた人が近くにいる大切さが身に染みる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレワインバーを営むお母さんの死をきっかけに始まる30代未婚女性の物語。口を聞くことのない同棲相手、愛人契約を持ちかけてくる年上男性、既婚の余裕で誘ってくる年上男性、優しくて自分のことを大切にしてくれる男性、お仕事仲間の可愛い年下男子(同居中)、などなど、、、恋多き女性の悩み辛みを描く文章。人生って大変だぁ、30代の私よ、もう少し落ち着いたプライベートを送っていてくれい!と思ってしまった笑
・お店が飲みたくなるきっかけ"HALT"
→Hungry Angry Lonely Tired
・してもしなくてもいいのだ、と気づいた。恋なんて。誰に強いられることもなく自分が望んなのな -
Posted by ブクログ
ネタバレ18歳離れた叔父と姪の、禁断だけれど穏やかで優しい恋愛小説。
いつでも厄介事から逃げられるように努力して手に職をつけたのに、結局は自分で立ち向かっていくよりも誰かに守られることを選んでしまうところや、自分は強い強いと言ってはいるものの、常に一番の味方でいてくれる人間を求めている主人公が、人間らしくてとても好きだった(表面上?の強さはあるけど、本当に内々の部分は島本さんの描く主人公!っていう感じがした)
島本理生さんの作品は、大体父親不在で母親の精神が安定していないものが多い。
小さい頃から両親の愛情をまともに貰えずに育った女の子が、自分を愛してくれる(受け入れてくれる)一人の歳上の男に恋や