作品一覧

  • メルカリで知らん子の絵を買う
    4.6
    1巻1,800円 (税込)
    無駄づくりで人気の著者による脱力エッセイ 「私は人よりもたくさん余計なことをして生きていこうと思う」 ユニークな無駄発明で人気の著者による脱力系エッセイ集。 じっと天井を見つめ続けてみたり、幼児にまじって砂場で遊んでみたり、まだ名前のついていない行動を探してからだを動かしてみたり、着色料を溶いた水を飲んでみたり……。 じわじわとこみ上げる笑いとともに読み進めると、「余計なこと」を求める著者の心のやわらかい部分が見えてくる。
  • 不器用のかたち
    値引きあり
    3.3
    1巻1,108円 (税込)
    【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 不器用から生まれた「無駄づくり」の原点。 「インスタ映え台無しマシーン」や「札束でぶたれるマシーン」など、唯一無二のアイデアとユーモアで、 「無駄づくり」プロジェクトを10年以上続けてきた藤原麻里菜氏は、意外なことに、自他共に認める不器用人間。 本書は、他人からの高い評価や名声を得ることが良しとされがちな世の中に危機感を覚えたという藤原氏が、世界の創作ハードルをぎゅんと下げるべく、ただ純粋に物を作ることを楽しんだ23の記録である。 完璧じゃなくていい、不恰好でも、未完成でもいい。 自分らしさを愛したくなる、現代における必読の一冊。 <「不器用のかたち」たち> ・分厚いミルクレープ ・ぐちゃぐちゃの赤べこ ・不完全なテディベア ・抽象的な和菓子づくり ・諦めないボトルシップ ・火と友達になったガラス教室 ・ティッシュと紙漉き その他、16編。衝撃の写真付き! 「諦めたらやめる」「できるまでやらない」「これでよしとする」、それが不器用三箇条。 どこまでもマイペースな著者の物作りに、きっと心が救われるはず。 ※この作品はカラーが含まれます。
  • 私の身体を生きる
    3.8
    1巻1,599円 (税込)
    17人の書き手が自らの「身体」と向き合って記す、生きるためのリレーエッセイ 私の身体はほんとうに私のもの? 私の身体はどんな視線にさらされ、どのように規定され、内面化されているのか。17人の人気小説家・美術作家・コラムニスト・漫画家・発明家が自らの「身体」と向き合い、ときにユーモラスに、ときに激しく、そしてかつてない真摯さで文章をつむぐ。「文學界」人気連載がついに単行本化。 著者は島本理生、村田沙耶香、藤野可織、西加奈子、鈴木涼美、金原ひとみ、千早茜、朝吹真理子、エリイ、能町みね子、李琴峰、山下紘加、鳥飼茜、柴崎友香、宇佐見りん、藤原麻里菜、児玉雨子の17人。 自分と自分の身体の関係を見つめる言葉が、これまで読んだことのない衝撃と共感をもたらす。 【目次】 島本理生「Better late than never」 村田沙耶香「肉体が観た奇跡」 藤野可織「「妊娠」と過ごしてきた」 西加奈子「身体に関する宣言」 鈴木涼美「汚してみたくて仕方なかった」 金原ひとみ「胸を突き刺すピンクのクローン」 千早茜「私は小さくない」 朝吹真理子「てんでばらばら」 エリイ「両乳房を露出したまま過ごす」 能町みね子「敵としての身体」 李琴峰「愛おしき痛み」 山下紘加「肉体の尊厳」 鳥飼茜「ゲームプレーヤー、かく語りき」 柴崎友香「私と私の身体のだいたい五十年」 宇佐見りん「トイレとハムレット」 藤原麻里菜「捨てる部分がない」 児玉雨子「私の三分の一なる軛(くびき)」
  • 無駄なマシーンを発明しよう!~独創性を育むはじめてのエンジニアリング~
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 明和電機社長・土佐信道 推薦! 「ホモサピエンスが文明を発達させることができた理由,それが「無駄づくり」。本書を読めばそれがよくわかります。 ※この本を読んでも,役に立つものはまったく作れません。ご注意ください」 頭の中に浮かんだ不必要な物を何とか作り上げる「無駄づくり」を続けてきた“無駄なもの発明家”が,ついに子ども向けに工作のアイディアと方法をわかりやすく解説! ポンコツなロボットも,ぶさいくなぬいぐるみも,無駄づくりなら大成功! 世界で君だけしか思いつかない「無駄」を生み出そう! 【特徴1】誰でもはじめられる“ゆるゆる”なものづくり入門書! 「作りながら読む」「簡単なことのプロになる」「自分で考える」というコンセプトのもと,手に入りやすい道具・素材で工作を行います。最初は作り方の解説をしながら,道具同士をくっつけるだけの簡単なところからはじめるので,どなたでも工作を楽しめます。 【特徴2】プログラミングも発想術も身につくSTEM教育にも役立つ一冊! 書籍の後半では初学者にもやさしいマイコンボード・Arduinoを用いたプログラミングも行います。さらに,自分でアイディアを考える方法も取り上げるので,発想から生み出せる力が育ちます。エンジニアリング,プログラミング,発想力と,これからの時代に必要とされる能力を楽しみながら伸ばせるため,STEM教育・STEAM教育にも役立ちます。 【特徴3】SNSやメディアをにぎわせた「無駄づくり」のレシピを大公開! 「インスタ映え台無しマシーン」をはじめとする「無駄づくり」のつくり方も紹介しています。はさみなどの手ごろな工作道具と電子部品,そして段ボールなどの身近な素材があれば,かんたんに「無駄の再発明」を体験できます。 「無駄づくり」のファンの方はもちろん,ものづくりに興味を持つお子さんや,夏休みの研究に悩んでいるお子さんがいるご家庭にもおすすめの一冊です!
  • 考える術―――人と違うことが次々ひらめくすごい思考ワザ71
    3.9
    令和最強の鬼才発明家が「考える」ためのあらゆる方法を大公開! 何も出なくてうんうんうなるより、この本をパッと開いて、そのワザを使ってみてください。「逆転」「主語変え」「マナー破り」「合体」「似たもの合わせ」……いつでも使えて、おもしろいように考えが出てくる万能の「考え方」のトラのまき!
  • メルカリで知らん子の絵を買う

    Posted by ブクログ

    効率や時短がよしとされる時代に、無駄なことや一見意味のないことをあえて実行する著者。
    くすりと笑ってしまうような表現も多く、ゆるーくとても楽しく読めた。無駄なことにこそ価値を見出そうという視点と、思いついたことを実行に移す行動力が素晴らしい。なかなか真似できないことも多いが、自分も無駄づくりをやってみたいと思った。

    0
    2025年05月30日
  • 私の身体を生きる

    Posted by ブクログ

    青山ブックセンターで、初めの方をチラリ
    体のこと、性のこと、
    自分個人のことで、公では禁忌されてるテーマ
    そんなテーマのエッセイ

    女性が書き手っていうのもあって入り込めた

    0
    2025年05月15日
  • 私の身体を生きる

    Posted by ブクログ

    自分がぼんやりと思っていたことをここまで言葉にしてしまうのか、と思ったものが数編。
    わたしは残念ながら毎日のように痴漢に遭っていた時期も不同意性交の経験も、もちろん性を花や商品として扱われたこともあるけれど、そういった性被害ってなんとなく自分の中で遠ざける傾向があると感じていて
    矮小化して自分でも意識しないうちに忘れようとする(実際忘れていて、ふとした瞬間に蘇る)ものをここまで考え抜いて言葉にしたのか、というのが少しつらくてでも痛快だった。

    女性として受けた傷って、どうして矮小化してしまうんだろうな。
    すっかり忘れていた記憶が蘇ったり、笑えるわけないのに笑い話にしようとしたり
    他の傷と違って

    0
    2025年05月01日
  • メルカリで知らん子の絵を買う

    Posted by ブクログ

    まずタイトルにパンチがあっていい。
    無駄を生きるという概念も面白い。効率に憧れつつもそう生ききることができない私にとっては、生きることが面白くなるような本だった。
    天井の話とか、入眠の支離滅裂な感じとか、自分も味わうやつだ、と感覚がうまく言葉にされていて、細かいところに共感しながら読み進めていた。気づくとあっという間に読み終わり。面白かった。

    0
    2025年05月05日
  • メルカリで知らん子の絵を買う

    Posted by ブクログ

    天井を見続ける、雲を見る、遅く食べる…雑な時間の使い方を見つめたエッセイ。確かに無駄ではあるのだが大人って案外こんなもんだよなと思う。何かを突き詰めたりSNS映えする何かを追い続ける人にこそ読んで欲しい脱力エッセイ。カバーを外すと後書きが見つかる。

    0
    2025年04月15日

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