天使は見えないから、描かない

天使は見えないから、描かない

小説・文芸
1,870円 (税込)

9pt

弁護士の永遠子は33歳。結婚3年目の夫と問題のない関係性を保ちながら、18歳年上の実の叔父・遼一としばしば逢瀬を重ねている。しかし信じていた夫が浮気相手を妊娠させ離婚し、その後、惰性で付き合った若い恋人とも別れてしまう。子供の頃から抱く自らの叔父への歪な欲望に向き合った永遠子が気付いた唯一無二の愛とは。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    天使は見えないから、描かない
  • タイトルID
    :
    1744505
  • 電子版発売日
    :
    2025年01月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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天使は見えないから、描かない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    世間的には許されない。でも一緒にいたい。
    色んな愛の話が詰め込まれていてよかった。
    永遠子の思いが1つじゃなくてよかった

    0
    2026年08月26日

    Posted by ブクログ

    島本理生さんの本は初めて読んだものが
    世間一般では許されない叔父と姪の恋愛関係という
    複雑なストーリーではあったものの
    複雑だからこそ難しいであろう言葉の選び方や心理描写が
    とても印象深く心にくるものがいくつもあり
    島本理生という1人の作家へ魅了された。
    叔父と姪、近しい人間だとしてもお互いにいい大人になれば男と女に変わりはなくて。
    近しい人間だからこそ見えてくる人間性もある中で
    理性を奪われてしまうほど1人の人間に惹かれるという経験は
    そう簡単に出来ることではないと思う。
    永遠子と遼一に関しては一線を超えてしまっているものの
    結婚や子どもを望むわけではなく
    ただ一緒にいたい、そばにいることを願っているだけ。
    それは叔父と姪だからだとか関係なく
    "好きな人とただ一緒にいたい、そばにいたい"っと思うことと
    何も変わらない、同じことだと思う。
    こんな言い方は適切ではないかもしれないのだけれど
    ただの叔父と姪の恋愛ストーリーではなく
    愛について、自分自身の在り方について、他者との関わり方について、沢山のことを改めて考えさせられるストーリーだった。
    自分の気持ちに素直になることは時に周りに理解されずとも
    突き通す勇気が必要な場合もあるよね。
    他の本を見てみたら昔映画で見て好きな作品である
    ナラタージュの原作者だと知り絶対に読もうと決めた。

    0
    2026年06月25日

    Posted by ブクログ

    遼一と永遠子の関係は世間では決して印象良いものではない
    でも世間の見方って必要なのかな
    本人たちが幸せなら外野は文句を言う必要はない
    見なければいい離れればいい
    2人の幸せを祈って

    0
    2026年06月11日

    Posted by ブクログ

    もし身内や親しい人から、永遠子のような状況であることを打ち明けられたら、自分はいったいどんな反応をするんだろう。
    共感できなくても、理解できなくても、受入れたいと思うことができるだろうか。
    そんな風に思いながら読んでいたから、最後に永遠子がずっと自分を守るために築いてきた殻を破るように、解ってほしいと踏み出す様子にこころが震えた。

    0
    2026年05月20日

    Posted by ブクログ

    何の前情報もなしに読んだ。「遼一さん」と体を重ね、家に帰ると「晴彦」がいる。あら、不倫ものだったか、と読み進めてびっくりした。叔父と姪だった。血縁関係もある。

    気持ち悪いこともわかったうえで、気持ち悪いと感じる自分もいながら、それでもこの人がいいと互いに手を伸ばす2人は、全然気持ち悪くなかった。
    気持ち悪いことをしていたとして、それを誰かに許してもらわないといけないのだろうか、とふと思った。多分許される必要はなくて、気持ち悪いと感じるなら見えない位置まで戻ってほしいだけ。ずけずけ入ってきて気持ち悪い!って騒がれても、でもこちらとしては気持ち悪いこともわかったうえで続けていることだから、どうしようもないというか。抗い、もがくしかないというか。

    晴彦も、志文君も、虎太郎さんも、ちょっとずつ嫌なところがあった。現代的ではある。昭和の遺物なんかでは決してないけど、晴彦と志文君は経済的にも精神的にも自立している強い人が自分には相応しいと考える人で、虎太郎さんは根っからのいい人だから弱い人に向き続ける人だった。強がりで見栄っ張りで負けず嫌いな永遠子は、鎧をまとった状態でしか向き合っていないから上手くいかなくて、鎧を下ろせる唯一の人が遼一さんだったんだと思う。だからどうしようもなくこの人がいいと感じるんじゃないかなぁ、という、私の見解。

    人に迷惑をかけないならいいじゃない、と感じるのは甘いだろうか。

    0
    2026年03月31日

    Posted by ブクログ

    この人の作品で描かれる(いうほどたくさん読んでいない。すみません。)、ステレオタイプの男の嫌なところ。それを読んで「そんな人今どきいるか?」と思ってしまうのは、俺が男だからか。俺はリベラリストでフェミニストになりたい。

    0
    2026年03月28日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ良かった。久しぶりに良作品に出会った感ある。2日で読破。
    甥と姪の関係って受け入れがたいのにお互いが惹かれ合い最終的に結ばれるって奇跡よな。しかも指輪用意してくれるとか泣ける。こういう関係性になることもあるよね生きてたら。良かった。

    0
    2026年02月21日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに恋愛について考えた。
    人を好きになる時に家族と上手く
    関係を築けなかった人は、
    恋愛で補おうとするのかもしれない。

    【私の僚一さんに対する愛情と執着は、
    半ば両親に対する失望と比例している】
    このフレーズが妙に心に残っていて、
    すごく分かる気がする。

    友人との関係についても
    微妙なすれ違い、流れる空気感の表現が
    伝わってきてヒリっとした。

    面白い作品だった。

    0
    2026年09月14日

    Posted by ブクログ

    読んでみた感想は「思ったより抵抗なかったなあ」と思いました。
    主人公の永遠子は、密かに愛する人がいる。18歳年上の叔父だ。物心つく頃から、叔父に対して抱く感情に、親族以上のものを感じていた。永遠子が成長し、人並みに結婚をしたけれど、違和感は拭えなかったというよりむしろ、自分の本当の想いに気づいてしまい、受け入れたのかもしれな。一筋縄ではいかないとわかっていても、どうしようもない想いが、伝わってきた。

    0
    2026年08月16日

    Posted by ブクログ

    叔父と姪の恋というタブーを描いた物語。
    強がりで負けず嫌いの女性弁護士永遠子が、男尊女卑の父に反発し、父に媚びる母を嫌悪し、父の面影がある叔父に執着する。
    理路整然としているはずの永遠子が我儘になる、その女らしさが印象に残る作品だった。
    弱さを見せられる幸せって、尊いと思った。

    0
    2026年08月09日

天使は見えないから、描かない の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    天使は見えないから、描かない
  • タイトルID
    :
    1744505
  • 電子版発売日
    :
    2025年01月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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