島本理生のレビュー一覧

  • 私の身体を生きる

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    面白かった。
    言葉にできなかった違和感が処理されていくようなエッセイたち
    女性として生きるって、嫌なこと理不尽なことあるけど、悪くないよなあと思えました

    痴漢や性被害みたいなことだけでなく
    日常的なコミュニケーションの中で感じる不快さとか違和感とか、そういうのある〜わかる〜みたいなのたくさんあったな
    これは男の人が読んだらどう思うんやろう?

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    2025年12月29日
  • 2020年の恋人たち

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    なんかじわじわと好きになる作品だった
    葵出会い多すぎでしょ〜いいな
    年上の落ち着いた男性に惹かれるのわかるけどやっぱそういう人には相手がいるんだよね
    松尾くんとの雰囲気ずっと好きだった
    これ読んでると美味しいワイン飲みたくなったのでコロナ明けたらのみにいきたい

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    2025年12月28日
  • 憐憫

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    言葉一つひとつに対してしっかりと向き合い、向き合ったそれらを文章にして物語を作り出している島本理生さんの作品がどれも好き。そして、少し考えさせられるような題材を投げかけてくれるところも良いなと感じる。

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    2025年12月28日
  • 二周目の恋

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    お気に入りの話
    1「カーマンライン」一穂ミチ
    2「最悪よりは平凡」島本理生
    3「海鳴り遠くに」窪美澄

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    2025年12月24日
  • 一撃のお姫さま

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    年齢を重ねるほど
    自分の内側に答えのようなものを
    飼い慣らしているなと感じる

    それを人は経験値ともいうんだろうけど…



    若いときは 自分を受け入れてもらえたら
    運命だと感じてしまって…
    傷ついたことなど秒速で忘れて
    成長していくことを選んでた



    でもある程度
    痛みや人を慈しむことを経験すると…
    どこか臆病に感じて飛び込んでいいのか
    もう1人の私が待った…をかけてくる



    そんな彼女たちの心の揺れ動く感情を
    5編も読めることがとても嬉しかった

    周りからみると ままならない恋愛に思えても
    その“雑味”を楽しんでいる描写に救われました

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    2025年12月22日
  • ファーストラヴ

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    父親を刺し殺したとして、逮捕起訴されたアナウンサー志望の聖山環菜。警察の取り調べの中、動機に関して聞かれた彼女はこう言ったと「動機?それはそちらで見つけて下さい」。。。。

    臨床心理士である真壁由紀、その義理の弟である弁護士の庵野迦葉。2人は、あらゆる側面から事件究明に向け調査を始めるが、、、、


    というあらすじ。

    感想としてまず、感情表現が細かいなぁ。
    物語の全体がすごい繊細な感じが良い。
    それに人間関係、生々しい男女や親子の関わり。
    特に被疑者の環菜の家庭の話が明るみに出る度に
    普通ってなんだろうと考えさせられる。
    しかし、それは別の視点からみてもそうなんだが。
    こういう感じは男性作家

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    2025年12月21日
  • はじめての

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    豪華な4人のアンソロジー
    色んな「はじめて」を詰め合わせた素敵な作品集でした。

    島本理生 私だけの所有者
    はじめて人を好きになった時に読む物語。
    誰かへの初恋のお話かと思いきや、アンドロイドとそれを所有する人間のお話。

    辻村深月 ユーレイ
    はじめて家出した時に読む物語。
    学校でいじめを受けた女の子が死ぬことを意識して家出するお話。

    宮部みゆき 色違いのトランプ
    はじめて容疑者になった時に読む物語。
    鏡のように自分と全く同じ顔の人間がいる世界があり、そのもう一つの世界で自分の娘が捕まってしまったら…?という話。

    森絵都 ヒカリノタネ
    はじめて告白した時に読む物語。
    三度も告白して玉砕して

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    2025年12月21日
  • ファーストラヴ

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    タイトルで想像していた内容ではなかったが、そのギャップにのめり込んで1日で読破

    親によって子供は人格形成されてしまう。それが良い方向にいくこともあれば悪い方にいくことも考えられる。
    この本の中に出てくる親たちは、みんな自分本位だった。自分行動を省みようとしない。そんな大人にはなりたくない

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    2025年12月20日
  • 一撃のお姫さま

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    5つの短編集。私は義母が家出する、と言って庭のテントで数日を過ごす話が好きだった。ちょっといつもと生活を変えてみたい。学生時代の自分と少し重ねながら読みました。

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    2025年12月18日
  • ご本、出しときますね?

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    本好き芸人であるオードリー若林と小説家達とのトーク本。小説家であっても一人の人間。人の面白さから読みたくなった本が沢山ありました。
    書き手の面白さから本を手に取りたくなる一冊。

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    2025年12月16日
  • 天使は見えないから、描かない

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    ネタバレ

    法律的に許されないし、共感もできない設定だけど、年の差カップルは実際にいるし、

    自立している女性が、
    「だからせめて恋人だけは私を常識の外側で一番にしてほしいんだよ」
    と望む気持ちは分かるし、遼一が包容力があるっていうのは本当だし、それが魅力的に書かれていて、2人が幸せに生きていってくれたらいいなぁという気持ちです。

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    2025年12月16日
  • ナラタージュ

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    小野くんかもしれないし、泉かもしれないし、自分はあの恋情を言語化して思い出すことができるとは思わなかった

    大学生の頃は独りよがりのセックスも思いもがけない振られ方も全部謎だったけど俯瞰して見てみると全部繋がるんだな、、、

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    2025年12月13日
  • Red

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    恋の終わりって…
    激しいイメージがあったけど
    こぼれ落ちていくものなのかも…

    余韻を残す終わり方が素敵でした



    映画と原作では終わり方が異なっていて…
    どちらもグッときたけど
    私は原作の終わり方が好きだったな

    マザコン気味だけど誠実で不器用な夫
    優しすぎて気を遣いすぎるほどの義理母
    自分の居場所はここにあると思っていたのに…

    ふと遠くから自分を見つめなおすと
    妻や母親の役割だけ求められて
    家族の中では本当の私は必要と
    されてなかった現実…



    むかし大好きだった人が現れたら
    燃え上がってしまうかもしれないな…

    愛を綴った描写が色濃く描かれているけど
    ひとりの女性の心の成長の物

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    2025年12月12日
  • 憐憫

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     文字が大きめ?でサラッと読み終えました。島本さんらしい主人公と男性陣とのやりとり、楽しく読めました。

     芸能関係には興味がないのですが、この作品を読んで、色々考えさせられました。現実世界でも十分にあり得ることで、身震いしました。

     有名になるって大変な事ですよね。

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    2025年12月10日
  • ファーストラヴ

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    アナウンサー志望の女の子が父親を刺殺した事件で
    、事件の本の執筆を依頼された臨床心理士が、なぜ事件が起こったのかを紐解いていくストーリーです。加害者を取り巻く家族、男性たちの歪な感じが何とも言えません。
    ストーリー最後には主人公にも救いがあった点がよかったです。

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    2025年12月08日
  • あられもない祈り

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    なるほど低評価になっても仕方ない、万人受けするタイプの作品ではない。わたしには合ってた。おもしろかった。話の流れとしてはありがちかもしれないけど、ひとつひとつの紡がれる言葉が美しかった。

    主人公の視点で繰り広げられる、「わたし」と「あなた」の苦しい恋愛。
    西加奈子さんの解説を読んでとてもしっくり来たけど、主役であるはずの「わたし」と「あなた」の輪郭は常にぼやけていて、その他の登場人物のほうが線が濃い。でも、それこそが恋というものなんだろうなと思う。相手のことを考えて考えて、相手の存在があって初めて自分があるような、そういうものが本気の恋なのかもしれない。
    だからこそ、恋が終わりを告げると途端

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    2025年12月07日
  • あなたの愛人の名前は

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    静謐な空気を感じる短編集だった。
    「あなたは知らない」という話が特に好き。主人公の瞳さんは唯一感情移入できた人物だった。
    「それでも浅野さんと抱き合ったら重さを胸のうちにおぼえてしまった。情が生まれてしまうやつだ、ととっさに察した。そう思った時点ですでに生まれていたことには気付かぬふりをして。」という一節が印象深い。重さを感じてしまった時にはもう知らなかった頃には戻れない。初めからどん詰まり、いつか突然終わる日が来る相手。関係性としての名前は与えられない、一見して不安定なつながりにある彼は、自分の求めているものを感じる与えてくれる、安心できる存在。その背にもたれてはいけないけれど、寄りかかり寄

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    2025年12月02日
  • 二周目の恋

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    綿矢りささんの「深夜のスパチュラ」は、現代っぽくて入ってきやすい。でも文章が続いていて読みにくい。主人公がかわいい。
    一穂ミチさんの「カーマンライン」は、表現できないけれど良さがあって好きだと思った。双子って素敵だなあ。
    遠田潤子さんの「道具屋筋の旅立ち」は、いかにも昭和的な男と、女の話で最初は嫌だなあって読んでた。でも、八角魔盤空裏走(はっかくのまばん、くうりにはしる)という言葉を聞いてからの優美の自分自身と向き合っていく姿が清々しかった。最後の誠とのシーンがなんかいいなあって。
    窪美澄さんの「海鳴り遠くに」は、紡がれている物語の雰囲気がなんだか好きだなあ。最後ちゃんと結ばれてよかった。

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    2025年12月02日
  • ファーストラヴ

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    父親殺害事件の加害者として映っていた環菜が、「なぜその行動に至ったのか」を探っていく中で、生い立ちや家庭環境が徐々に明らかになっていく。その過程で事件の印象も環菜自身の印象も大きく変わっていき、真相が少しずつ整理されていくのがとても興味深かった。
    環菜の事件に向き合う由紀と迦葉の物語も切なく、二人の過去や心の傷が静かに浮かび上がる描写が良かった。全体として大げさなミステリーではなく、どこか現実にありそうな家庭や人物像が丁寧に描かれていて、リアルで読み応えのある作品だった。事件そのものはやるせないが、人物の心情描写が繊細で、引き込まれる一冊。

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    2025年11月30日
  • はじめての

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    小説とYOASOBIの曲、MVと…合わせて楽しむことでそれぞれの魅力が何倍にもなる、すごい組み合わせ。まさに「はじめての」読書体験だった

    アンドロイドと所有者の話を描いた島本理生の「私だけの所有者」、鏡写しのような同じ見た目だけど全く状況・中身が違う世界を描いた宮部みゆきの「色違いのトランプ」は、ちょっと切なく、悲しくもあり、愛もありと心動かされた。
    そこにYOASOBIの「ミスター」「セブンティーン」という楽曲があり、歌詞全体はもちろん、細部の言葉遣いやMVのアニメーションも原作をしっかり解像度高く表現していて、感動がそのまま音楽でも忠実にあって、何回も聴いてしまう。

    森絵都の過去3回同

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    2025年11月30日